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210/腹水と肝臓と切り札と。

2023年11月15日(水)
がん告知から210日目
※1,712文字


こんばんは。


ここまで打って寝落ちした19:15。

続きを書き始めた翌朝5:07。
(おはようございます)


早速本題にいきます。

今日のテーマは「切り札」です。


▼腹水&肝臓CT検査結果


“腹水”の検査のために、
CT検査を行いました。
(肝臓の状態や転移の可能性も含め)

まず…
転移はありませんでした!


“腹水”は、
安全に針で水を抜くほどではないため、
引き続き利尿剤の使用。

※腹水の原因が、肝臓の“がん”?体内バランス?かは分からないが、肝臓の可能性あり。

“肝臓”は前回のCTと比べて、
“がん”は広がってはいませんでした。(現状維持)

ただ…“肝臓”が縮小している。とのこと。


「肝臓縮小」→「肝硬変」の症状なので、
“がん”は広がってはいないが、
“がん”により“肝硬変”の症状が出始めたのかもしれない状況。

「かも」ってのは、
治療を進めないとなんとも言えないんですね。

まぁなんとなく、
肝臓疼いてるもんなぁ最近(笑)


▼腫瘍マーカー


皆様が気になる「腫瘍マーカー」ですが…

「肝臓の数値」は微増
「腫瘍マーカー数値」は横ばい。

ということで、
「断定」はできないけど、

前回まで使った「新しい抗がん剤」は、
適合している可能性がある。(いぇい)
※ただし今回からは別の治療

“肝臓”の数値が上がっていることと、
先ほど書いた、“肝臓の縮小”から「肝硬変疑い」となったわけです。


腹水なければ3ヶ月は気付かなかったかも。
※ある意味ラッキー!?


▼てなわけで「切り札」投入


前回の投稿でも書きましてが、
今回は「抗がん剤」ではなく「阻害薬」です。

細胞に対して「癌が増えない」ように、
「がんを増やす」指令を止めるのが【阻害薬】

僕の場合…
「がんを増やす」指令が、パワハラ鬼軍曹で…


「飯食わなくて良いから無制限に増やせ!」と、
鬼軍曹のもとエネルギーを使わずに、

“がん細胞”が働いて“新しいがん”を増やしている状態。
※これがBRAF遺伝子変異→通称:鬼軍曹
#テストに出ます

4月24日と5月15日の数値をみれば明らかで。
※腫瘍マーカー

4月24日「62,658」
5月15日「147,882」

※最大正常値の3996.8倍

1ヶ月経たずに倍に増えている原因は、
BRAF遺伝子変異だったということ。

現在は、20,000台を行ったり来たり。
※27を超えると異常数値です。 


ということで、
今回からの治療は、

「原発巣(げんぱつそう)」の
「鬼軍曹」を直接狙い撃つ!

という方法になります。


『肝臓じゃないんだぁ〜』って思いましたが、
結局は、原発巣から肝臓へ転移したので、

◆がんの最初の場所であり指令を出している、
原発巣の指令を止める(阻害)治療。

※今までは増えていた“がん”への治療。
これからは増やす指令を出していた細胞への治療。

この治療が「切り札」で、
大腸がん患者の5%しかならない「BRAF遺伝子変異」に、
なったからこそ出来る治療法。


薬のことは、
明日調子が良ければ書きますが、
「飲み薬」と「点滴薬」の併用になります。

抗がん剤→阻害薬(分子標的薬)になるので、
副作用も同じようなものもあれば、
別に発現するのもあり、

そのことはまた後で書きますね。

皆様への宿題は、
【分子標的薬】という言葉です。

調べておいてください!
#テストに出ます


それでは!


2023/11/15
熊谷翼


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