111/自信が無いのは行動をしていないから
2023年8月8日(火)
がん告知から111日目
※1,849文字
『なんで血圧高いんだろ…』
『なんで微熱出たりするんだろ…』
『なんで食欲とか落ちるんだろ…』
って思った後に、
「がん」だったことを思い出すくらいに、
自分が「がん」ってことを忘れているんですが、
キューブラーロスの受容過程ってのがありますが、
受け入れて、
次の段階は「忘れる」ですね。
今日は過去にFacebookに投稿した記事を、
加筆してお届けします。
「自信」についてのお話です。
▼自信がない
『自信がない。』
よく聞く言葉です。
これに対して、
『自信は後からついてくる』
なんて言われた経験や、
耳にした事はあるのではないでしょうか？
確かに間違った返答ではありませんが、
自信のない方からすると的を得た答えでもありません。
「自信がない」
僕がこの言葉を言われた時に答えることは、
『それは目標が明確になっていないからではないですか？』
と答えると思います。
『ん？』
と感じる方もいるかもしれませんので、
例をあげて説明します。
あなたが車を運転をして遠出をするとします。
目的地を決め出発します。
少し進むと直進と曲がる道に分かれており、
あなたは直進しました。
少し進むと、
『さっきの道で曲がった方が良かったかな…』
と不安になります。
しかし、
更に進むと看板があり直進で正しかったということが分かります。
あなたは、
直進で間違っていなかったという自信がつきます。
そこから更に進むと、
また直進と曲がる道があります。
そこでも直進をします。
ところが、
しばらく走っても看板が出てきません。
あなたは、
焦りと不安で地図を何度も見返すかもしれません。
それでも『直進で正しいはずだ』と自分に言い聞かせて進むと、
直進で正しかったという看板があり、
先ほどよりも
大きな自信がついていることでしょう。
そのことを繰り返しながら、
目的地へ到着をします。
自信というのは、
【目的地＝目標】を明確に定めないと、
自信がつかない。
何となく、
『あの辺に行きたいな～。』
といって目的地は決めないですよね？
たいていは、
・何時に
・どこに
・誰と
・何をしに
・どのように
ということで目的地を決めるはずです。
目標もより詳細であればあるほど、
行動がしやすくなります。
【運転＝行動】
目標を明確に定め、
行動に移していなければ自信はつきません。
自信がないということは、
行動をしていないということです。
ここでの行動とは、
目的地までの運転を意味します。
車が動いていない状況では、
迷うことも進むこともありません。
だから自信がないのです。
そして、
行動することを怖がる人もいます。
あるいは、
「自分に都合の良い条件が揃ったら行動に移す！」
という人もいます。
しかし…
先ほどの例で考えると、
条件が揃って運転をするということは、
全ての信号が青で揃った時にスタートをするということです。(例として)
車に乗ったことのある方なら分かると思いますが、
そんな状況はあり得ません。
その状況を待っていたら、
進めないどころかスタートすら出来ません。
私たちは目的地が決まると、
信号があることを分かった上で、
目的地を目指します。
時には止まることも、
徐行することも、
迂回をすることもあります。
それでも、
目的地が明確であれば辿り着くのです。
目標が明確であれば達成できるのです。
ガソリンがなくなったらどうしよう、
道に迷ったらどうしよう、
車が故障したらどうしよう、、、。
ドライブへ行く時には、
そのようなことは考えません。
それは事前に、
・ガソリンを入れたり
・道を確認したり
・車のチェックをするからです。
人生でも同じです。
・目標を明確に定め、
・事前に準備をし、
・行動に移して自信が深まっていき、
・目標を達成する。
自信がないということは、
目標がなく行動に移していないだけの人の、
言い訳に過ぎないと思っています。
目標と行動は大事ですね。
後悔は行動したあとにすれば良いし、
行動したあとに改善(修正)すれば良い。
行動していない人(できない人)は、
目標(目的地)が無く、
行動できていない。
『自信がないんです〜』は、
目標設定・行動・経験(失敗)・改善(修正)をしていない人の、
言い訳だと思っているんですが、
それって言い過ぎですかね？
僕のメンタリングを受けているクライアントさんは、
いつもこんな感じで叱咤激励をしていますが、
もう少し優しくした方が良いかな…笑
2023/08/08
熊谷翼
よろしければサポートをお願いします！いただいたサポート代は全額書籍購入費に使わせていただきます。