お前ってパーカー好きだよね

やはり日記は書いておいた方がいい、無理やり書く癖をつけた方がいい。日常を覚え書きするだけでも人に話せる話の数は変わってくる、寝る前に無理やり日記を書く時間はやはり自分には必要だと感じる。無理やりでも書くべき。

「お前ってパーカー好きだよね」
この言葉を何人かに言われたことがあって今までそのまま受け取っていたけど今改めて考えるとこれってきっと皮肉だよなと思う。要はださい、服に興味なくてつまんないって意味だと今ようやく理解する。いい加減23歳にもなったんで身なりにも少しはお金をかけないといけない。きっと前にも同じようなことを決意してるけど今回はまた少し変えようという意識が強い。

しかしおしゃれがわからない。おしゃれになりたい。なぜ自分がおしゃれじゃないのか、これをこの間改めて考えたところ原因が少しわかった気がする。今まで彼女がいなかったからだ。世の一般的な男子ないし女子は最低限高校大学と恋人を作りデートをする。デートをする際好きな人におしゃれと思ってもらいたいという欲が生まれる。その結果おしゃれを研究し少しずつおしゃれになっていく。人から見られる自分を磨いていく。その人間の最重要の事項を自分は疎かにしてきたのだ。モテる人間はそこを学生時代に磨いていくがモテない人間は成長しない。モテる人とモテない人の差は広がるばかりでモテない人はずっとモテない。モテない人は早い段階でそこに気づき無理くりにでも磨いていかない限り恋愛面でいい思いをすることは来ない。時間が経てば経つほど来ない。抗うチャンスを逃すと一生来ない。後になって気づく恋人の重要さはかなり痛い。おしゃれを一から教えてくれる彼女ができたらいいのに。ある意味中学高校は制服があることから一旦おしゃれという項目を度外視した上で恋愛できるチャンスでボーナスタイムなのかもしれない。学生時代を終えた今、異性からの評価ポイントは顔、性格、面白さ、愛嬌などに加えておしゃれが加わってしまった。おしゃれを磨かずマイナス点のままだと総合点は学生時代に比べて下がってしまうと考えるとやはり意識して鍛えていかないといけないポイントだと感じる。服を買おう。楽さだけでパーカーを買うのをもうやめよう。ファッション雑誌でも見よう。おしゃれな人を研究しよう。とりあえず服にお金をかけるという文化を身につけよう。

いやここまで考えないとわからないことか?

万が一お金を捨てようという発想に至った場合のみ僕に引き受けさせてください。リターンはありません。