早く寝なさい
今年は本当に適当に生きる。来るもの拒まず去るもの追わず。もうある意味どうでもいい。全てがどうでも良くなる日が年に数回あるところ今年はそれが元日に来た。スタートが悪い。
年明けの瞬間は誰と連絡を取るわけでもなく前日の21時くらいに中途半端に寝てしまったせいですぐに寝れるわけでもなくテレビを見るわけでもなくただひたすら暇だった。なんだか世界に取り残されてしまったような感覚だった。喉から下にジェンガ2本分くらいの大きさの真っ黒い直方体が引っかかっているような感覚に襲われて一瞬自分の名前が思い出せなくなった。
初詣に行って宮司の手書きおみくじという珍しいおみくじをひいた。他の人は「いいことがあります」「神様にお祈りができるあなたは幸せ者です」とポジティブなことが書かれているのに自分だけ「心をいためすぎてはいませんか」と書かれていた。喉奥の真っ黒いジェンガが増えた気がした。
身内以外に会う人もおらず元日からゲームをしたがつまらなすぎて全てがどうでもいいモードになってしまった。ゲームなんかするんじゃなかった。
深夜は考え事をすべきじゃない。早く寝なさい。
万が一お金を捨てようという発想に至った場合のみ僕に引き受けさせてください。リターンはありません。