お笑いに参加している

去年の4月からバイトをしながらたまにお笑いライブに出るという生活をしている。今はただただ将来のことを考えずやりたいことをやってみている。高校卒業して大学受験して大して勉強もしないまま大学4年間を過ごした。20歳、大学2年の頃からもう何となくとりあえず就職はせずにお笑いをやろうと決めていた。理由はただただやってみたかったから。正直自分は身の程をわきまえて生きようと余計なほどまで思う性格だから中学高校の頃から漠然とお笑い芸人をやってみたいという気持ちはあったものの今世は諦めていた。生まれ変わったらやろうくらいの気持ちで自分は普通の会社に入って普通の家庭を築き普通の人生を送るものだと思っていた。しかし大学にぼーっと通っているうち位に普通の会社に入って普通の家庭を築くということがなかなかに難しく、むしろ自分のやりたいことのハードルが下がった気がして気の向くままに就職をせずに進んでしまった。どう考えても学生時代前に出るようなタイプじゃなかったためお笑いやろうとしてることが人に知られるのが嫌で今までずっと人に言わずに過ごしている。まあ知られてもいいかなって人何人かには言ってるけど。そもそもそんな気概のなさでお笑いをやろうとしていること自体間違っている。今思えば自分が何をやってるかなんて誰も興味を持たないんだから隠してることすら恥ずかしいかもしれない。ただ大学4年までやってたバイト先でも就職の時期が近づくと就職活動をしているふりをして進路をずっと誤魔化していたし今のバイト先でも面接時からテレビの作家になりたいという中途半端な嘘をつきながら働いている。なんならお笑いをやっていることを両親を除く家族にすらずっと言えていなかった。去年一年間通った学校の卒業公演がいとこの結婚式の日程と被ってしまって式を早退せざるを得なくなり、致し方なくその早退の理由を明かさないといけなくなったから親戚一同に明かした。もしその被りがなかったらずっとこの先も明かすことはなかったかもしれない。明かさずずっと就活をサボってフリーターになっちゃった子がいると腫物のように扱われることになっていたかもしれない。まあ今後も花開くことがなければそれ以上に大きな腫物として扱われることになってしまうんだけど。まあ未だに二人いるうちの兄の一人には明かせていない。こういうの家族に明かすのが一番緊張する。今までの人生で吐きそうなくらい緊張したのはこの場面だけかもしれない。まあそんなこんなでお笑いに少しだけ参加している。まだお笑いで1円ももらったことはないので芸人をやっているとはとても言えない。ただこの1年間ひっそりとやってきたけどそれもどうやら一筋縄にはいかないようでだんだんと集客ノルマのあるライブに参加したりすることが増えていくため誰にも明かさずに活動するというのが難しくなってきている。この商売はやはり客商売でお客を呼べない人間に人権はない。人権がどうとかいうのは今のご時世あまり良くないので今の発言は撤回するがとにかく肩身が狭い、し、とにかく客を呼べないと参加すらさせてもらえないらしい。なのでもし万が一このnoteを見た人で興味ある人は一報ください。興味なくても一報ください。把握されてることを把握したいので。偶然でも何でもこのnoteにたどり着いた人には僕はとても心を開いているので是非ともお願いします。

万が一お金を捨てようという発想に至った場合のみ僕に引き受けさせてください。リターンはありません。