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角川武蔵野ミュージアム

2020年11月 埼玉県所沢市に誕生した「角川武蔵野ミュージアム」へ行ってきました。隈研吾氏設計の新しい建物ということくらいしか頭にない状態で行ったところ、図書館あり博物館あり美術館あり武蔵野歴史資料館ありと膨大な情報量が一つの塊となっているようでした。そして隈研吾氏設計ではなくてデザイン監修:隈研吾建築都市設計事務所でした。

東所沢駅から角川武蔵野ミュージアムへ

東所沢駅から徒歩で向かいます。

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モダンな外観!と思ったらこちらも2020年6月にリニューアルしていたようです。

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駅構内にはダイナミックなイラストが描かれています。

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東所沢公園。この奥に角川武蔵野ミュージアムがあるようです。

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途中にチームラボの作品がありました。

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このごろごろとした物体が夜に光っているそうです。

外観

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到着。
幾何学的な形…というか岩。
ぱっと見、窓ひとつ見当たりません。
本当に要塞として機能しそうです。

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外観撮ってたら背後に鳥居が。武蔵野坐 令和神社という神社のようです。鳥居が金網に囲まれていて、そこに蔦が絡めてあります。数年後にはボタニカルな鳥居になることでしょう。

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入場ゲートで、検温や接触確認アプリのインストールを促していました。

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入り口にあった、株式会社KADOKAWA取締役会長のプレート。アルファベット表記(ラテン語?)は意味がわからず。

2F エントランス

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エントランスが2階となっています。天井が高く広々としていました。チケット売り場と、カフェやショップがあります。

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入場してすぐに見る疫病退散アマビエ之図(会田誠 作)。

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その傍に奈良美智 作の「PEACEHEAD」。ひとつの顔の中にいくつも笑顔が含まれているらしい。後頭部にピースマークがあります。

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黄金のウルトラマンファミリー像。(ウルトラブッダ Ultrabuddha 米谷健+ジュリア2010年)

各階の展示を見るにはそれぞれチケットが必要で、時間も区切られており、受付のスタッフさんと相談して、4階・5階の本棚劇場を見て回れるスタンダードチケットと、その入場時間までの暇つぶしに1階のマンガ・ラノベ図書館のチケットを購入しました。

1F マンガ・ラノベ図書館

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館内撮影可能でした。ライトノベルは読んだことがなかったので、未知の世界にわくわくします。

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本棚にまだ空いているところがたくさんあったのでこれから充実していきそうです。話題になってて気になっていたけど読んでなかった漫画「ダンジョン飯」を読みました。

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再び会長による熱いメッセージ。ライトノベル宣言。
ロードス島戦記は小学生の時、毎年夏休みにやってるアニメとして少年アシベと共に覚えていました。最終回を見た覚えがないのですがアニメは完結しているのでしょうか。

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座るところもあるのでくつろいで読むことができます。

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幼児コーナーもありました。

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ゲームを通してプログラミングを学べるなど、最近のおもちゃテクノロジーが凄い。

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描いた絵がARで動いたりするようです。

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おじさんもやってみました。

4F 本棚劇場

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4階見取り図。本だけでなく、アートギャラリーや秘宝館、そして本棚劇場があり情報が大変混雑(いい意味)しています。

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角川の全ての本が蔵書されてるといいます。テーマ別に置かれていますが垣根が曖昧になっているので全く知らないジャンルの本との出会いも期待できそうです。

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装飾へのこだわりも強く感じ、視覚的にも楽しい空間になっています。

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急に現れるおじさんの映像。荒俣ワンダー秘宝館の入口です。
おじさんの正体は荒俣宏さん。日本の博物学者、図像学研究家、小説家、収集家、神秘学者、妖怪評論家、翻訳家、タレント、元玉川大学客員教授、武蔵野美術大学造形学部客員教授、サイバー大学客員教授、日本SF作家クラブ会員、世界妖怪協会会員(Wikipediaより)

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荒俣ワンダー秘宝館は、宇宙のどこにもない面白い場所です。

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いきものカメラというタブレット端末が置いてありました。動物のアイコンをタップするとその動物の見ている視界を映し出してくれます。AppStoreでアプリ検索してみましたが、無かったのでここでしか体験できないのかも?

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ビレバンのPOPみたいな、分かりやすい解説。

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ここからは冨田伊織さんの新世界透明標本の展示。

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透過と着色された海の生き物たち。

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1Fのショップでお求めいただけます。

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寄り道しつつ奥へ進んでいくと・・・
(左にアートギャラリーがありましたがそれはまた別途書きます

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本棚劇場へ辿り着きました。本に圧倒されます。

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天井にも不揃いな板が浮かび、不思議な空間となっています。

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2020年のNHK紅白歌合戦で、YOASOBIがこの場所で歌っていたので見たことある人も多いのではないかと思います。プロジェクションマッピングにより本棚も色々な表情を見せます。

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5Fへ続く階段にも本がたくさんあります。

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癖の強い本だらけでした。

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POPの字も癖が強いんじゃ。

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5Fから見た本棚劇場の風景です。

5F 武蔵野ギャラリー&武蔵野回廊

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5Fには武蔵野の文化、歴史を紹介する「武蔵野ギャラリー&武蔵野回廊」があります。

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武蔵野にはダイダラボッチという巨人がいるそうです。あの「もののけ姫」にも登場したアイツです。

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ARで武蔵野地形図にダイダラボッチを出現させるコーナー。

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秩父のあたりにダイダラボッチを出現させてしまいました。ご迷を惑おかけします。火山みたいなものに木を突っ込んでタバコをふかすような動作をしていました。読み込む場所によって色々なアクションがあるようです。

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この「武蔵野回廊」でも郷土資料や武蔵野関連作品を閲覧できるようになっていました。

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5Fには他にもコーヒースタンドとレストランのような施設がありました。

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外からは見えなかった、窓やテラスもありました。(出られません)
5Fはここまで。エレベーターで降ります。

3F EJアニメミュージアム

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チケットは持ってませんでしたが、3Fでも降りてみました。ガンダム展が開催中でした。

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午前中に来たのに、外に出るとすっかり日が傾いていました。
見どころ盛りだくさんで、丸一日居れる…いや、一週間は余裕で居れるのではというような情報量とエンタテインメントを感じました。建物を見て回るのに精一杯で、本はあまり読めずじまい。
今度行くときは読みたい本を探しに行こうと思います。

おまけ

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各コーナーに感想やメッセージなど書けるコーナーがありました。

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