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パンデミック映画を見ました

こんな時に?
いや、こんな時だからこそ。

このnoteの目的がどこかへ行った記録(ぼやき)なのに、新型コロナのせいでもうどこへも行けない…。というわけでAmazonプライムとNetflixを駆使して家で映画を観る週末。一匹の可愛い猿から感染した致死性のウイルスと、それに立ち向かう人たちの物語「アウトブレイク」、人類がウイルスでほぼほぼ死んじゃう「復活の日」、新型コロナを予言していたと言われる「コンテイジョン」の三本です。ジャンケンポン。ウフフフフ…。

「アウトブレイク」

武器、兵器などの軍事力を使って物事を解決しようとしてくるあたり、アメリカらしさのある映画だなと思いました。出てくるウイルスは発展途上国の奥地みたいなところの猿が持っていて、空気感染もするし、感染するとまあ助からない…っていうんで事態は深刻なんですが、コメディ要素や夫婦の復縁なども絡めていて、あまり緊張せずに観れました。映画というコンテンツ上、仕方ないと思うんですが、医療ミスが多くてびっくりします。途中で行われるヘリチェイスはちょっと意味わからなすぎて面白かったです。

「復活の日」

アメリカの細菌兵器が持ち出され、事故によって世界中に拡散し、瞬く間に人類が滅亡していきます。唯一たまたま南極にいた人々が助かり、どうして行くかを描いた作品。先の読めない展開や、様々な人種のキャストを起用していて、各国のパニックの表現が凄まじい。40年前の作品のはずなのに古さをあまり感じず(バブリーな感じはする)、終盤までずっと緊張して観ていた気がします。

「コンテイジョン」

香港に出張中していた既婚女性が、帰りの飛行機を待ちつつ浮気相手に電話するところから始まります。咳をしながら。彼女の接触したものをカメラが追う映像は、感染拡大が分かりやすかったです。他にも同時多発的にロンドン、香港、日本でも感染によって倒れる人がいて、急速に世界中に広まっていきますが、物語は静かに淡々と進み、暴動ですら静かで狂気がありました。こわい。フリーのジャーナリストが正義感からブログで誤った情報を拡散させるのも現代的で怖いなと思いました。こちらの作品も終始緊張して目が離せませんでした。

いずれの作品も絶望はあるので、観ることをお勧めはできませんが、現状の新型コロナウイルスが身近に感じられない、危機感が全然ない、予防しようと思わない人であれば見てみると良いかもしれません。。

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