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建物記録(ぼやき)

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これまでに行った建物・お店のまとめです。
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#現代アート

九段ハウス(旧山口萬吉邸)

通常一般非公開の有形文化財「九段ハウス」で行われた展覧会「美しさ、あいまいさ、時と場合に依る」(2024.2.22-3.3)に行ってきました。以前2021年に開催された「水の波紋展」で石上純也の作品「木陰雲」を見に庭園に入ったことはあったのですが、建物に入ったのは初めてでした。

養老天命反転地

学生時代の友人になんかの会話の流れで「養老天命反転地がすごいよ!おすすめ」と言われ、何?スピリチュアルな感じ・・?と気になっていたのですが、ついに行くことができました。 結論としては岐阜県にあるドでかい公園で、誰もが聞いたことがありそうな「養老の滝」が実在しました。(私も含めみんなが聞いたことあるのは、きっと居酒屋チェーン店の「養老乃瀧」) 養老天命反転地は養老公園の一部で、有料となっています。(入場料:大人770円) 養老天命反転地とは?というわけで巨大なアート作品に翻

ポケモン散歩

本日2月27日はポケモンの日だそうです。1996年にポケットモンスター赤・緑が発売された日なのだそう。ちょうどその頃は小中学生で、ソフトが手に入らないくらい流行ってるってことは知っていたものの、なぜか欲しいとは思いませんでした。スーパーファミコンで遊んでいたか、プレイステーションを買ってもらったからかもしれません。しかし現在、2016年に配信されたポケモンGOは今でもやっているし、同僚に勧められたポケモンユナイトにもハマりました。ついに実装!みたいな当然のように出てくる新キャ

TERADA ART COMPLEX

今年の7月にSNSで見かけたインスタレーションを見に、倉庫をリノベーションしたというTERADA ART COMPLEXへ行ってきました。倉庫は2つあり、現在17のギャラリーとカフェが入居しているようです。 TERADA ART COMPLEX Ⅰ 窓の少ない重厚な外観。 ごついエレベーター。使用中ランプの点いている時はボタンを押してはいけないそうです。 ANOMALYお目当てだったのはANOMALYで開催中の玉山拓郎氏の個展「Anything will slip of

StandBy / The Mass

渋谷側から歩いた原宿キャットストリートの表参道とぶつかる手前にアートギャラリーが2つあります。どちらも運営はen one tokyo株式会社。 StandBy ひとつは、昨年10月にオープンした、屋根と囲いはあるけど窓や扉の無いインスタレーションスペース「StandBy」。コンクリート打ちっ放し。中にコーヒースタンドがあります。唯一あった情報源の公式インスタグラムには「Multi-function installation space」と書かれています。 ちょうど行った

アーティゾン美術館

今年リニューアルオープンしたアーティゾン美術館(旧ブリヂストン美術館)へ行ってきました。4〜6階が展示室となっていて、3つの展示を回遊できました。4階・5階には外の景色が展望できる休憩スペースもあり、居心地が良いです。 6階「石橋財団コレクション×鴻池朋子 鴻池朋子 ちゅうがえり」 5階「Cosmo Eggs | 宇宙の卵」 4階「Paul KLEE 印象派の女性画家たち」 石橋財団コレクション×鴻池朋子 鴻池朋子 ちゅうがえり 生き物や自然に焦点を当てながら、芸術として

森万里子「Central」展

谷中にあるSCAI THE BATHHOUSEで開催中の森万里子「Central」展へ行ってきました。谷根千エリアはあまり出歩いたことがなかったので、古民家を改装した店舗があったり、お寺や広大な谷中霊園があったりと、良い意味で都会っぽさが無くて新鮮でした。 以前行った瀬戸内芸術祭の豊島で「トムナフーリ」というインスタレーションを観て美術家・森万里子さんが印象に残っていて、今回の展示を知り、しかも銭湯を改装したギャラリーということでとても気になっていました。 千代田線根津駅

光の館(2018)

2018年1月、長野県十日町市にある、現代美術家ジェームズ・タレルの作品「光の館」に泊まりました。アート作品自体が宿泊可能となっているというのは珍しく、当時でも半年前でないと予約も取れない人気ぶりです。 ジェームズ・タレルとは外観雪深い長野の山奥に「光の館」はあります。 アメリカ人であるジェームズ・タレル氏がどうして日本家屋風の作品にしたのかというと、『越後妻有』の里山を舞台に20年続く「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」の総合ディレクターである北川フラム氏から、