見出し画像

戸建・マンションを希望の価格で売りやすくする方法 1

 不動産売却時にかかる費用は別記事で確認しましたので、そのほかに売主ができる方法で、不動産を希望価格で売りやすくする方法を書いていきます。不動産を売却するタイミングといえば生活様式の変化からの住み替え、相続した不動産の現金化などが考えられますね。今回は主に2つの方法を見ていきます。

残置物の撤去

 不動産販売サイトなどを見ていると、以前生活していたままで家具や荷物などが残ったまま紹介写真に掲載されている物件があり、補足欄には『残置物は売主負担で処分いたします』などの文言が記載されています。こういった場合、中古物件を探しておられる方の立場で考えた時はいかがでしょうか?新生活をイメージしずらいのではないでしょうか。買主の立場で考えると、費用が掛かるので契約が決まってから、もしくは手付金が入ってから撤去したいと考えてしまうものです。

 現在はホームステージングを施した写真を掲載して新生活をイメージしやすくして、購入促進する手法スタンダードになっています。実際に家具を設置する場合もあれば、バーチャルステージングを事業としている会社に依頼すれば写真1枚約15,000円ほどで加工してもらえます。こうした手法と以前の生活感は全く別物なので注意が必要ですね。


ハウスクリーニング

 物件を探しておられる方はほとんど内覧をされてから買うかどうか決めると思います。実際に物件を見た時に室内の印象はとても大切です。雰囲気ですね。第一印象をよくするには室内をプロの業者さんにきれいにしてもらう方法が一番です。ハウスクリーニングをかけることで水回りに付着した長年の汚れが落ちてピカピカ光ります。床もワックスをかけることにより光を反射しやすくしてピカピカします。この光の反射が清潔感を印象図けてくれるのです。

また、ハウスクリーニングを依頼した副産物として不良個所を報告してもらえます。売買の売主は買主に対して『告知書』を提出するのが一般的です。売却した後の紛争を防止する観点からも、物件の不良個所の把握をして、買主にしっかりと告知しましょう。

 

 残置物撤去・ハウスクリーニングと、売却が決まる前から費用を出して売れなかったらどうするの?と心配される方もいらっしゃると思います。表題にもある通り戸建・マンションを希望の価格で売りやすくする方法ですので、『販売価格』が大切になってきます。販売価格さえ間違わなければ長期に売れ残ることは稀です。(商品価値が低すぎればほかの手立てを打ちますが)一つとして同じ価値はないといわれる不動産の適正価格を判断するには大変な苦労があります。値段を決める際は不動産業者に相談したり、一括査定サイトで査定を依頼したり、物件所在地周辺の実際に販売されている不動産価格を参考にしたりするのが良いかと思います。

次回は不動産を希望の価格で売りやすくする方法の続きを書きたいと思います。最後まで読んでいただいてありがとうございました。



よろしければサポートお願いいたします。より良い情報を提供できるように生かします。