見出し画像

メディアがニュースで騒ぐ時

7月9日の東京の感染者は200人を超え、国内は300人を超えたそうだ。
感染は再び爆発し始めていそうだ。

しかし厚労省発表の0時現在の重傷者はじわり増えてきているが現在38人、入院者数1920人。最大値はGW頃の328人、12080人。医療は今の所まだ余裕がある状態だ。

政府の前回の国民への対応は医療崩壊の危機だったからであって、国民の生活や命を心配しての事ではないだろうから、次も医療崩壊の危機になるまで政府は何もしないだう。

その状況で政府と仲良しのメディアが大騒ぎするのには理由があるだろう。

あるニュースを小さくしたい時に、政府とメディアが別のニュースで騒ぐのを忘れてはいけないよ。

河合夫妻議員や太田主計局長のニュースが目立たなくなっている事や、小池都知事がテレビでコロナの話をする様子、また、大雨と土砂災害のニュースで自衛隊がテレビによく映る事。
政府にとっては好都合な事だ。

重要なニュースばかりをメディアはいつも報じる訳じゃない。
都合の悪いニュースは報じない代わりに目を引くニュースだ。
京アニの事件もやまゆり事件もオウムの死刑も、衝撃的な事件はどれも当事者にとってあまりに重要で、かつ世論操作に利用されてきているのも事実だろう。

コロナに感染してしまったり、浸水や土砂災害に巻き込まれたりしてしまった人達は、他の事どころじゃなくなってしまうのは当然だろう。
問題はそうじゃない人の関心が変わる事。

コロナの問題は重要だ。
大雨や土砂災害の事ももちろん重要だ。
コロナに感染してしまったり、大雨で被災してしまった人達は手厚く保護されてほしい。そういう人達を病院や救助活動で助けてくれる人達も応援され守られて欲しい。

でも、そういったニュースが利用される事が多い事。
その事は忘れてはいけないね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?