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考える陸上 1年岩本

 今週の担当の1年の岩本です。書かなきゃ書かなきゃと思いつつも先延ばしにし続けて今頃の投稿になりました。その埋め合わせと向こう数か月は書かない分を特大号としてお送りしたいと思います。


考える陸上

 タイトルにある「考える陸上」というのは、高校時代の顧問の先生の言葉で、未だに私の陸上におけるテーマの一つです。ただ与えられたメニューを脳死でこなすのではなく、自分なりにかみ砕いてテーマをもって練習に臨むこと、足りない能力・伸ばしたい能力のために正しい努力をすること、陸上を通して人間として成長することなど様々なことが今の自分に役立っていて、将来の自分にも大いに役立つことだと思います。
 最近の私はこのテーマを意識しきれていない部分があるのかなという感じなので、今一度心に刻んでおかなければならないなと考える今日この頃です。

水泳してますね

上半期振り返り

  あまりに書くことがなさすぎるので23年度を振り返っておきます。
 4月心新たに熊本大学に入学しました。初めて部活に行ったときに賢亮さんに「太った?」と言われ、結構へこみました…。受験期走っていなかったのに急に走り出したので、シンスプリントを発症しました。(膝から下の怪我が多いのは今も課題です。)4月~7月ぐらいまで走るのは部活の時ぐらいで、圧倒的に練習量が足りていなかったです

 6月、高校の後輩が3000m障害でインターハイ出場を決めてめちゃくちゃテンションが上がりました。北海道インターハイまで見に行こうと意気込んでいたんですが、授業の関係で行けず配信で応援をしました。7月、夏インに応援として参加しました。先輩方や航平が試合に出る姿を見て少しだけモチベーションが上がりました。これぐらいの時期から自動車学校行き始めました。(車校を言い訳に部活を休んだことがあったようななかったような)

強く生きる

 8月、長距離合同合宿がありました。初めて行く九重の地に舞い上がったのは束の間、地獄が始まりました。あんなにも朝ベットから出たくないと思ったのは初めてでした。人間は疲れすぎるとめちゃくちゃハイテンションになる。他の大学さんの様子なども知れていい機会になりました。
 1日空き熊大合宿にも参加しました。練習不足が祟って腸脛靭帯を痛めてほとんど走ることができなかったですが、先輩方や短距離の皆さんと仲良くなることができて良かったです。

風を感じるガマさん
かわいい??

 9月は腸脛の痛みと付き合いながら少しずつ走りはじめました。秋インにも参加し3日間応援しました。10月、ようやくちゃんと練習を積めるようになってきて、佐賀ナイターと熊本長距離記録会の2試合に出場しました。どちらも高校時代に比べると1分以上遅い記録で、練習不足が露呈し大学でのデビュー戦は苦い記憶になりました。

下半期振り返り

 11月、みんなが島原駅伝に向けて盛り上がっている最中、私は幼稚園からの友人を亡くしました。中学の時は同じ陸上部に所属し、高校で進路が分かれてもよく集まって遊ぶ仲の親友でした。悲しいはずなのに涙も出ない自分が嫌で結構精神に来てました。何も考えなくていいようにロングジョグをしたり、意味もなく走りに行ったりすることも。メンブレしてるけど極力表には出さないようにしながら頑張ってました。こういう経験はあまりなかったのでかなりメンタル的にきつかったけどなんとか持ち直しました。あと足ひねりました。


 12月、部の最大の目標である島原駅伝に参加しました。1年の集大成となる大会で、先輩達の強い思いを感じ、全力でサポートせねばと感じたことを覚えています。しかし、あんなに速い先輩達が走っても6位の壁は高いということに驚きを隠せませんでした。もっと下からの突き上げが必要だと気づかされました。島原後には熊本長距離記録会で5000mに出場しました。足をひねった影響であまり練習が積めていなかったことが不安でしたが、高校の時ぐらいまで戻せたので良かったです。

監督車にはスーツで乗りましょう

 年末ぐらいから右の前腿に力が入らなかったり、足首に痛みがあったりして、走りのバランスが崩れました。ちゃんと走ろうとするけどなんか動きがガクガクする感じで、結構悩まされました。そんな中で地元の駅伝に参加し、自分の下り適正のなさを思い知らされたりもしました。また熊本城マラソンに向けて25キロ走をやってみて、この感覚ならマラソン余裕かなとかこの頃はバカなことを考えてました。
 2月に入るとマラソン前のピーキングという体で、練習をサボり始めました。(本当は寒くて外に出たくないだけ)その結果、熊本城マラソンは、グロス3時間24分04秒(ネット2時間22分11秒)という散々な結果に終わりました。25キロぐらいから足がピキって、30キロぐらいには足が止まりました。気力でもっていこうとしても足の筋肉という筋肉が攣って何度も止まりながらゴールしました。ほんとに苦しい42.195kmでした。

恥ずかしかったけど、力になりました

 その1週間後には、地元の玉名いだてんマラソンのサブ4.5ペースメーカーとして再びフルマラソンを走りました。間1週でマラソンを走るのは正気の沙汰ではないです。ほぼ毎週マラソンに行っている高校の先輩である某ミ○カ先輩を本気で尊敬しました。

直近の振り返り

3/1 6.4kmジョグ 地元の友達と
3/2 10kmジョグ 武夫原
3/3 4.5kmジョグ 妥協
3/4 13.6kmジョグ 立田山
【3/5~3/7 宮崎合宿】
5日 10kmジョグ 一時間前に食べたチキン南蛮との戦いに敗北
6日 朝 6.5kmジョグ クロカンコースで迷子
  午前 12.4kmジョグ クロカン3kmコースを4周
  午後 7.4kmジョグ+補強
7日 朝 3kmジョグ 妥協
  午前 7.2kmジョグ+マイル(60秒)

 3月の目標が毎日ランと月間300kmなので今のところいい感じで来れています。宮崎合宿では、マラソン2本の疲労を考慮してすべてジョグを行いました。最終日には実業団の選手などもいて、とても刺激になる合宿でした。マラソン後すぐにポイントを始められる皆を見ると羨ましく思いますが、自分の体と相談しながら継続して練習できるように取り組んでいきたいと思います。

鬼の洗濯板
溢れ出るエモさ

練習について

 今回1年間を振り返ってみて今の自分に足りないものについて改めて考えてみると、それは継続的に練習を続けられる強い体だと考えます。かみ砕いて考えてみると「ある程度のスピードに長時間耐えられる筋肉・関節」「ふくらはぎなどの小さい筋肉主体の走りからの脱却」「上半身との連動」が必要であることに気付きました。これらを手に入れるためにすべきことは、今まで以上の距離踏み、上半身・ハム・臀部の筋力強化、ドリルを用いて良いフォームの常態化、今まで以上のケアなどあげればキリがないが、やるべきことは多くあります。
 意識することがあることでただのジョグが、有酸素系能力の維持だけでなくフォーム矯正にまで変わります。1回1回のジョグに目的をもって、惰性でジョグをすることがないようにしたいと思います。高校時代は、(自称)進学校ということで陸上に注げる時間が限られた環境でした。高校と違い大学は時間の使い方は余裕ができ、自分でできることが増えてきます。その中で
陸上に掛けるウェイトを少しでも上げることが、今の自分に必要なことだと思っています。

最後に

 ここまでつらつらと意味の分からない文章にお付き合いいただきありがとうございます。こんな私でも4月から先輩として後輩に背中を見せる立場になります。その時に、反面教師にされないように良い(?)先輩として、1年生と接することができるように頑張っていきたいです。

<追伸>
前期試験を合格された皆さん合格おめでとうございます!
 
熊本大学陸上部は、選手・マネージャーどちらも引くほど募集しているので、各種SNSに連絡したり、練習に顔を出したりしてみてください!!

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