真っ向教育論(15)怒れるおっさんキャラ/演じる自分
上の子が、幼稚園から小学校低学年ぐらいまで
昔いたでしょ、町内でどこの家の子供にも平等に怒るおっさん(あるいはオバちゃん)
そういうキャラを演じている自分がいて、すっごくキツかった
そういうの向いてないから!
今思い返すと本当にキツくて、結果的に、PTAとか?そういう活動から少しずつフェードアウトしていった感ある
これ、【告白】(笑)
なんでそうなってしまったのかというと。。。
まず、なんとなく、そういう期待を感じたのね(笑)
期待されてる感あったから、それに応えなきゃなー、みたいな
ちなみに言い訳させてもらうと、そういう怒れるキャラではあったがよそんちの子に怒った記憶はないです
あ、小学校まではね。中学では少しだけあったような気がする
まったく怒ってはいないんだけど
・よそんちの子を(たぶん初対面から)呼び捨てにする
・よそんちの子を(たぶん初対面から)「おまえ」と呼ぶ
・よそんちの子を(たぶん初対面から)諫める(叱るんじゃなくって、●●やっちゃダメだぞー、とか、常にそういうトーン)
これらをふつーにやってたらいつの間に。。。という感じ
あと、自分、声はムダに大きかったりするので。。。
昔々、うちの子と、とある子とわいわいがやがやガチンコで遊んでたら、その後?だったかとある飲み会か何かで、その子の親御さんから
「これからもどんどん叱ってやってください」とか言われ
え? 叱ったことなんか一回もないけど。。。?
叱ってるように見えんのかな。。。と
頭なでるのが誤解招くのかな。。(とにかく頭をなでるのが僕のクセらしい)
とかすごーく心苦しかったりしたんだけど、
自粛するんじゃなくて(笑)そのキャラを崩さず意識的に数年間続けてみた、みたいな感じ
いちおうオトナなもんで、対外的に演じなければいけないことは多々あることは承知していて、単発であればぜんぜんOK
あとくされなければね。
でも長く演じるのは難しいのかもしれない。
仕事とかもそう
学生気分あるいはモラトリアム気分から抜けきらないうちは社会人を演じるしかない。演じるうちに(よくも悪くも)社会人(あるいは会社人)になっていく。
社会人を演じているうちは中心選手にはなれない。演じていること自体が苦しいし、そもそも中心選手にならないと稼げない。
なので、自分も少しずつ少しずつ演じるのをやめていって(長い長いモラトリアムからの脱却)
そのうちに(ほぼ)素の自分をステイクホルダに理解してもらえるようになって、ものすごく楽になったし(昔は、受け入れられると思っていなかったので)
手前味噌ではあるが、素の自分で仕事に対峙することで結果も出せるようになったのだと思う
であるからして、みなさまにもおすすめします、というわけにもいかず
素の自分を出した瞬間に職場に行かなくなっちゃうかもしれないしな😰
職場の自分は違う顔、をモットーに仕事している方もいるのでしょうし
たとえば営業マンであればスーパー営業マンを常に演じて結果を出している人もいます
天性のビジネスの素養がある方は演じる必要もなく、素でガンガンモノを売っていけるのでしょう
一概にこれがベストであるとはいえない
つまり。。。若気の至りで社会人を演じている状態からいつのまにか演じている意識がなくなっている、というアプローチと(サラリーマンの先輩がいうところの「オトナになれよ」の「オトナ」になるということ)
意図的に、マインドを仕事できるサラリーマン(あるいは管理職とか)にシフトチェンジしていくパターンと(演じていることには変わりはない)
あともうひとつは、プライベートとビジネスの境界線があいまいになってくるパターン(プライベートの「素」でビジネスに対峙するということ しかも無理することなく)
社会人として成長していくにはいろいろなアプローチがあるから自分がいちばんムリがないやり方を選択しなければいけない。ムリのあるやり方だと絶対に、働き盛りになってからキツくなるし、年齢が上がるとやり方を柔軟に変えていくことが難しくなっていくのです
おっと脱線してしまった。。。
その後は反省して(?)よそんちの子とはフランクに話さなくなった😥
呼び捨てにしたりおまえと呼んだり諫めたりすることはほとんどなくなり。。つまりよそんちの子とはちょっと距離をおくようにした。
なんていうんだろ。。。距離をおけばストレスはない。長男が小さい頃は自分ちの子もよそんちの子も「分け隔てなく」接しなければならない、というのを金科玉条にしていてそれが強すぎたのだと思う
冷静に考えたら、ムリしてまで分け隔てなく接する必要はなかったのでした。
そしてそれは素の自分ではなかった。
でもね、間違いないのは、僕は男の子の扱いは雑ですね😅
しょうがないさー😅
ふだん丁寧に扱われてる子が(都心は一人っ子が多いから)、雑に扱われると、最初違和感を感じるみたいなんだけど、ほぼ100%受け入れますね。
受け入れるというか、楽しんでくれる
信頼関係さえ醸成できればね。
結局自分の知ってる範囲では、僕を怖がってる子はひとりもいなかったけど
でも近所のヘンなおじさん😎と思われていたのはたぶん間違いないかな。。
ま、それはいっかなって。だってその認識は正しいからね😰
おしまい
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?