見出し画像

お金はキタナいものか?というはなし

うちの家内はお金(紙幣、硬貨)をものすごい汚いものと考えているようで、子供には、お金を触ったら手を洗いなさいと躾けていました。

自分はそういう感覚はないので、驚いた記憶があります。

いやだって、人間って「他人がべたべた触ったもの」なんていくらでも触ってるじゃないですか。通勤ラッシュでなんら疑問を持たずつり革つかまりますし(コロナ禍であっても)

鮨だって店主を崇め奉って食べるし…

「お金は汚いものである」の底流にあるのは、物理的にいろんな人がべたべたさわったから汚いというのもあるのだろうか。
いや、あるのだろう。


でも確かに、昭和の時代とか、ビジネスで一代でのし上がってくる人たちってかなり悪どい。。いやそれは失礼か。

でも間違いなくいえるのは、今の時代なら絶対にハラスメントになるようなことをして、従業員をこき使って、のし上がってきたのは間違いないんです。

それも、庶民からみれば「汚いことをして」というふうにみえていたのかもしれない。


オトナになってもずっと不思議なのは、庶民というのは一方でおカネはキタナいものだといい(建前)、一方では(他人がべたべた触った)お金大好きだし、欲しくてほしくてたまらない(本音)のですよね。

この建前と本音を使い分ける必要はまったくないと思うのです。時代的に。

特にこれからますますキャッシュレス時代に移行するので、物理的にキタナい(と思われていた)「お金」をさわる機会も減りますしね。

コロナ禍もそれを後押ししているようです。(不特定多数の手を渡ってきたモノに触ることによる感染可能性がゼロではないので)

ほとんどの成功者が最終的に述べている、お金は実は単なる交換の手段にすぎない、お金そのものに意味はない、というか意味を見いださないほうがよい、というのは

成功者が成功してから悟るのではなく我々庶民が(いわゆる金銭的な)成功をしなくともふつーに認識しておいて損はないと思います。

この記事が参加している募集

#お金について考える

37,721件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?