東京五輪音頭2020をなかったことにしたい人たち。

まず、東京五輪の閉会式で盆踊りが採用されたのは驚きだった。

でもそれ以上に、東京五輪音頭2020が本番の東京五輪で完全に!なかったことにされたのはもっと驚いた。

あれだけお金と時間かけて普及して、盆踊ラーもそれに協力してきたにもかかわらず。

もともとは五輪の開会式か閉会式で東京五輪音頭2020を皆で踊ることを目標にしていたのだ。それは間違いない。で、それは高い高い目標であり、まぁでも難しいだろうな~と皆うっすら思っていた。思っていたからこそ皆で啓蒙し、普及させ、少しでも実現に近づけようと思っていたわけです。

閉会式に出場した「選ばれし」盆踊ラーたちは、東京五輪音頭2020なぞなかったかのように晴れやかに踊っていた(東京音頭とか、ふつーのセトリ)。

そしてその後のドヤァ!という感じの洪水のようなSNS投稿の数々。「情報解禁!」と。
(「情報解禁!」っていうSNS投稿って私本当に嫌いなんですよね。なぜだろ。)
厳しい情報統制があったのでずっと黙ってきましたが私、東京五輪閉会式に出場させていただきました!!ドヤァ と。

東京五輪音頭2020および草の根盆踊ラーを踏み台にし、さぞかし誇らしかったことでしょう。

私が「盆踊ラーとその周辺」からは距離をおこうと固く固く決心した瞬間であった。

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