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SNSでおじさんを避けるのは無理だと思う

SNSという言葉を耳にするようになったのは、おそらく2004年位だったと思います。GREEがSNSを始め(GREEはSNSの会社だったんですよ)、mixiもスタートさせた頃。
アメリカではFacebookがありましたが、日本に入ってきたのは2007年だったと思います。そして、ほぼ同時期にTwitterが始まりました。

僕がTwitterとFacebookを始めたのが2008年だったと思います。僕の友人たちも、こぞって使い始めました。なので、ある時から「Facebookにおじさんが入ってきた」は、大間違い。若者が入ってきた、というのが順序としては正しいわけです。

さて、それはともかくとして、Twitterでこんな本の一節が流れてきました。

「流行が終わった合図」は、「おじさん」が参入したら

この本によると、Facebookはおじさんが参入してきたから、流行としては終わった、としていますが、それは先に書いたように「嘘」です。ネット内の流行には、IT系の仕事をしているおじさんのほうが敏感だからです。

なので、おじさんから逃げようとか、おじさんを避けようという発想が、もう古いんじゃないかと。

実際に、おじさんと交わる必要はありません。友達申請が来たって、知らんぷりといいと思うんです。そうではなく、こんな本に惑わされないことが大事だと思うのです。

この本の中には、タピオカも一例として書かれていました。

「大人がタピオカを飲み始めたら、急速にブームがしぼんだのを覚えている人もいるでしょう」

これも、ご存知の通り「間違い」ですよね。タピオカは、ブームを通り越して定着するのかと思われましたが、コロナ禍以降、一気にお店が減っていきました。僕が飲み歩く、浅草でも一気に減ったことが記されています。

繰り返しますが、SNSをはじめ、流行とおじさんを結びつけて避けようなどというのは、本質ではないと思いますし、そこをゴールにしても何も良くならない。考えるべきところは、他にある、というのが僕の結論です。


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