SHE AWARDS 2023 のはなし

2023年4月15日に開催されたSHE AWARDS 2023。
わたしはアーカイブを観ただけだけど、多くの方の心に触れたイベントとなったみたいで、当日から三日くらいはSNSにたくさんの言葉が溢れていた。
それを勝手に受け取って疲れて終わっていたんだけど、来年の自分がどんな気持ちでこのイベントを見てるんだろうなあと思うとなんだか気になって、やっぱりnoteに書いておこうと思う。

バービーさんって思ったよりゆるふわな方だった

お笑い芸人、としての姿しか存じ上げなかったので、初めてバービーさんのお笑い芸人じゃない姿(としていいのかわからないけど)を見て、意外な部分が多かった。
可愛らしくて、やっぱりお話するのも当然だけど相槌を打ったり、停滞しそうな空気のときにスッと言葉を入れて動かしたりするのは本当にプロだなあと感じた。
バービーさんのことが大好きだというファシリの方のおかげで、よりバービーさんのことを深く知れて、やっぱり「好き」の力ってすごいなあとも思った。

ご自身のことを「自己肯定感が高いと思っていたわけではなかった」、とお話されている中で、自己肯定感の高さってなんなんだろう、と考えてみたんだけど。
自分から出てきた感情に気がついて、その感情を受け入れて、さらに行動にまで落とし込める、それが意図的ではなく自然にできるってことが自己肯定感の高さと言えるのかもしれない。

その素直さは、「幼い頃から自分のことを自分で選択する機会が多かったことかも」、とすごくさらっとお話されていて、親になった自分にはかなり刺さる部分だった。
つい、自分の所有物や延長線上のものであるように(特に赤ちゃんのときは)思ってしまうけど、わたしとは全く別の人格を持つ1人の人間であって、いい意味で他人であることを忘れないようにしたい。

すごーい、で終わってしまう

そして改めて、SHE AWARDS 2023 でノミネート・受賞された皆様、本当におめでとうございます。(唐突)
受賞された方以外にも、たくさんのシーメイトさんが自分事として取り組もうと、ESを書いてnoteに公開したり、現地に参加して交流したり、そのあともSNSにまとめたり。
このイベントを自分事として受け取っていることが、その熱量が本当にすごいなあと感じていました。

ここまできて、いつも思う、自分て本当に他人に興味がないんだなあ、と。
幼稚園児の頃から、親に「〇〇ちゃんはもう〜できるらしいよ!」と言われても「そうなんだすごーい!」と返していたそうで、三つ子の魂百までってこういうこと?と言わざるを得ない。

どのプレゼンも素晴らしかったし、それを受け取って自分事として生活を変えようと行動している姿は、素直にすごいなあと思うんだけど。
正直、どれも自分には関係のないことで、ふーんで終わってしまったかなあ、というのが今回の感想。
とは言え、色んな背景のある方が行動を起こしていた結果つかみ取った、なりたかった自分という経験談は、とにかく行動あるのみ、という至極シンプルかつ究極の教えをくれたので実行するのみ。

ここからが本題

今回のアワードで、特に多く出てきた「パートナー」「家族」のワードに疲れたよ、って意見をたくさん見かけた。
女性のライフステージは本当に多様で、だからこそ色んな視点があって面白いなあと思ってみていたんだけど。
これって、登壇された方がお話されている変化がSHEで得たものからではなくて、パートナーや家族の言葉から起きた変化のように感じるような内容だったからじゃないかと思う。
SHEに入会したことで、手に入れた武器で新しい生活を切り開くことができたのは事実だと思うけど、起爆剤になったのはSHEではない方がほとんどだった気がしたのはわたしだけ…?

結婚して子どもがいるわたしには、確かに「パートナー」がいて「家族」が心の栄養やエネルギーの源になってくれているけれど。
夫は「結局いかに楽で稼げるものなのか?」の観点からしか対話ができないし、「早く(前職で)俺は仕事して欲しい」と言われたときにはなんの言葉も出てこなかった。今のわたしは、高い入学金と会費を払ってパソコンで遊んでいると思われているらしい。
子どもは可愛くて愛おしくてたまらないけれど、コーチングさえ集中して受けられないし、もくもく会に参加したくても簡単ではない。泣き続けてどうにもならない時もある、愛おしさだけで生活はできない。

当たり前だけど愚痴を言ってても誰も応援してくれないし、成功体験ができたときに「家族などいらない!」なんていう人いないと思う。
自分で生活を管理できて好きなだけ学習時間が取れて、自分の面倒しかみなくていいって包み隠さずいうととっても羨ましい、わたしにはもうその時間は来ない。
その時間があったのに無駄にしたのは自分だけど。口じゃなくて手を動かそうぜ。

やや過激派になってきた気がするけど、わたしの感覚はどちらかというと「確かに家族ってワード多すぎだなあ」です。ご安心ください。
ちなみに、不快になった方はnoteを今すぐ閉じてもう開かないでください。わたしとあなた、合わない人間なだけです。

もう一つ不思議だったのが、自分が登壇してプレゼンしたかった、という意見が散見されたこと。
あまり温度が高くない人間なので、全シーメイトに届けたい熱い想いって一体なんなんだろう、と不思議に思った。
その想いがあるからこそきっと心の奥からエネルギーが湧いてきて、行動に繋げられるのかな。好きのパワーしかり、わたしにもその熱さがどこかに隠れていると信じたい。

終わりに

去年は見向きもしなかった、今年はのんびりアーカイブを見て、来年はどんな自分になっていてどんな気持ちで見ているんだろう。
受け取った言葉たちを、次はどう行動にしていくのだろう。
どんな立場の人であれ、今の生活を変えようとしている、めちゃくちゃ地味な行動の積み重ねがきっと来年の新しい自分につながる。
それを信じて、来年のわたしを楽しみに、また一歩一歩進んでいくぞ〜

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