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最後の週末だから。

この週末はやけに混んだ。
土日が混雑するのはいつものことだから慣れっこ…と思ったら、単純にいつもより客足が多い。そしていつもより品数も多い。月末だからだろうか。

夏休みというのもあって親子連れが多い…のは毎年恒例だけど、いつもより幾分多く感じる。
そして、文具の類がよく出る。
折り紙、クレヨン、鉛筆、のり、ハサミ、セロハンテープ…。

あぁ、夏休み最後の週末なのか。
最後にお買い物しようじゃないか、という向きで来られてるからこんなに混んでいるのだ。

この仕事をしていると、春夏秋冬は把握できるが、細かい時季を把握しづらい。
流石に年末年始は嫌というほど体感するが、お盆休みやお彼岸、長期連休などはまるで抜け落ちてしまいがちだ。
いくら世間がお休みでも、我々は出勤日ならば関係なく仕事だ。言うなれば「世間がお休みの時に働いている」ってやつにそっくり当てはまる。

子どもたちは長いお休みが終わって、そろそろ学校が始まる。
始まる前に、学校で必要なものを買いに来る。
細かい時季については、意外とお客様が持ってきた商品で感じることが多い。

8月ももうすぐ終わる。
9月最初の週末こそ、「実はあれが足りなかった!」という物を買いに来るお客様で混み合うのだろうけど、そろそろレジパートにとって平和な日々が戻って来ると思う。
お客様が多いとそれだけ仕事があるのでありがたい限りだが、お客様が少ないと、それはそれでホッとする。
繁忙期最後の週末を終えて、「今年も乗り切れた」とひと安心したところである。

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