灯りをつけてやさしさを照らす
先日、note仲間のレシーブ緒方さんの相談室にお邪魔したものです。
画面の前には、大型の動物がいてびっくりしたと思いますが、緒方さんは驚かずに紳士に対応して下さいました。(たぶんこんな面持ちで画面を眺めていました。画像は秋田のくまくま園のくまさんです)
事の発端は、上の記事を読んで楽しそうだから応募してみました。私の始まりはいつも「楽しそうだから」です。
あとは、「ZOOMを介して理学療法士の方が相談に乗る」というアクションがどのような出来事を起こすのか、自分自身でも何かに生かせないかといった「学びたい!何だっていいものは盗みたい!」という気持ちがあったのも事実です。
緒方さんを知りたい方は上の記事を読んで頂けると良いかと思います。遠慮せずに支援もしてもらってもかまわないんですからね!(ツンデレ風)
簡単にですがご紹介しますと、緒方さんは訪問看護ステーションの経営をされながら、家庭では三姉妹の子育てをしているパパさんです。(趣味は津軽三味線、フェアレディZ、日曜大工、映画と書かれていました。多趣味ですね。)
私達にはある共通点があります。
私は作業療法士です。緒方さんは理学療法士です。大きなくくりでは「リハビリテーション」という枠の中の職業です。
さらには両者とも訪問看護ステーションを経営しています。(もちろん緒方さんの方が経歴は長いですし、私より立場は上の方です)
だから、もちろん相談には乗って頂いたんですが、それよりも「実際どうしてるんですか~?」というスタンスで私が根ほり葉ほり聞いてしまったような気がします。趣旨とずれていたら今更ながらすみませんでした。
1.まずはお礼を伝えたい
30分はあっという間でした。ありがとうございました。(それどころか時間が延長しました。)
緒方さんは大変穏やかな方であり、終始やわらかい笑顔で話をして下さいました。普段のお仕事でも、きっと利用者さんにこの笑顔をふるまっているのだなぁと想像しながら聞いておりました。これには高齢者の方も安心して日々緒方さんに身を委ねていることと思います。
この目の前の青年の爽やかさを盗んで、私が物にできなかった「レシーブくまさん」を復活させようと目論んでいたのですが、到底太刀打ちできない領域であると本物を目の前にして実感致しました。
この絵は個人的に気にいってたんですけど、まだまだ修行が必要ですね。
近い属性だから、私はわかることもあります。
会社を経営して、臨床もやって、学会発表もして、県士会活動もして、災害支援をして、ラジオ(スタエフ)もやって、子育てもして、夫の役割もあるという・・この役割の多さですよ。
これらを回すのはすんごく大変だし忙しい。本当に。自分へのストイックさがないとたぶんできません。
でもその大変さを微塵も出しません。いつまでも爽やかです。
緒方さんは話を聞いて下さる中で、私のある迷いに対して「それは(くまさんが)やさしいからですよ」とおっしゃって下さいました。
私は普段は、人がせっかく褒めて下さったものを受け取らない、どちらかというと可愛げがないタイプのくまなんですが、この時はなんだか素直に受け取ることができました。
いつも「やさしい」人でありたいと思っています。
やさしいは「優しい」とも書けるし「易しい」とも書きます。どちらの意味合いでもそのようになりたいのです。
緒方さんはそんな私の願望を知ってか知らずか、やさしく灯りを灯してくれました。私の心はちょっとしたことでですぐ曇り模様になりますし、下手したら大雨が降ってきます。そんなすぐ暗くなってしまうような災害級の心に、やさしいオレンジ色の街灯を、少しずつ少しずつ私の手の届かない部分まで、ほんのり灯してくれたような感覚でした。まぶしすぎないやわらかい光たちです。
うちに秘めたる自身の熱を、相手にちょうど良い温度で渡すのは、なかなか難しいことだと思います。見習いたいなと思いました。
2.私が相談した内容
たくさんありました。欲張りですね・・。訪看ステーションや介護事業分野の話。
療法士とnoteの関係性、noteの記事の内容やみなさまとの向き合い方等。
きっとどんなジャンルでも聞いて下さるのだと思います。
もしご相談したい事があって迷っている方がいましたら、安心して応募してみると良いと思われます。おすすめします。
3.番外編
・「おだんごさん」のお名前が会話の中で出ました。おだんごさんは私より先に相談室へ飛び込んだ第1号のnoterさんです。私はおだんごさんのようなケアマネージャーさんや緒方さんのような理学療法士さんが近くにいらしたら、連携が取りやすく、とてもありがたいんだろうなぁという話を勝手にしていました。おだんごさんくしゃみしていなかったかな・・そのくしゃみは風邪ではなく私のせいです。安心して下さい。
・私の中で、おだんごさんからは緒方さんとは違う熱を頂いていると思っています。それはイメージカラーの橙色のぽかぽかとした太陽の熱です。胸の奥からじんわりと暖かくなるような、日向の草むらで寝転んだ時の気持ちのよい熱です。ついでだから個人的に思っていることを書いてみました。
・やっぱりというかなんというか、ゲームネタ・マサルネタで少し盛り上がりました。そのまま30分は余裕でトークできそうであったのですが、本来の趣旨と離れそうだったので、我慢しました。
・「ZOOMで相談に乗る」というスタイルは、この感染症が流行している時代において良いのではないかと思います。私の事業所は「暮らしの保健室」をすすめていきたいと思っているのですが、密にならずに健康相談をさせて頂くにはどうしたらいいかなぁと悩んでいたので、一つの考えとして今回アイディアをもらいました。もちろん、通信環境など乗り越えるべき壁はたくさんありますが、発想はたくさん浮かんだ方がいいと思っています。ありがとうございました。