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自分をプロレスラーに例えると誰なのかを夫に聞いてみた話

なんだかおかしな事になっている。

この世の中には、自分が想像もつかない事が突然起こるものである。

しかし、私はこのような状況を楽しみたい。
私は今日、夫にこのような質問をした。

私はマサ斎藤と真鍋さんとどっち寄りの人間であるか。

夫は顔がハテナになっていた。

うちの夫は「妻は何を言い出したのだろう」

という顔をしていた。

まず真鍋さんについて調べてみた。(左の方)

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真鍋 由(まなべ ゆう )は、テレビ朝日報道局社会部記者、元アナウンサー。
『ワールドプロレスリング』での仕事では、最初のインタビューで、激高する大仁田にいきなり蹴りを入れられたり平手で打たれるなどの洗礼を受けた。以後も真鍋は度々理不尽な扱いに翻弄されながらも、それにもめげず事ある毎に大仁田に食らいつき、直接新日本プロレスとは関係ない大仁田厚主催興行にまで姿を現した。
1999年、長州力のインディーズ団体批判に呼応する形で 、大仁田厚が新日本プロレスに参戦を果たした。その大仁田を、当時「ワールドプロレスリング」でジュニアヘビー級の試合などサブの実況担当だった真鍋が約1年余にわたり追い続けた一連の動きが、「大仁田劇場」と称され注目を集め、真鍋は大仁田劇場でプロレスファンの印象に残るストーリーの中心となっていた。次第に二人の絡みは「大仁田劇場」の名で専門誌に欠かさず細かい顛末が載るほどの人気を博すようになり、当の『ワールドプロレスリング』でも名物的な扱いを受けるようになった。(Wikipediaより)

続いてマサ斎藤。

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マサ斎藤(マサさいとう、本名:斎藤 昌典 )は、レスリング選手、プロレスラー。東京都中野区出身。
日本プロレスや東京プロレスを経て、フリーランサーとなって新日本プロレスを主戦場に活躍。アメリカにおいても、NWA、AWA、WWFなど各団体で実績を残している。第一線を退いてからは新日本プロレスのブッカーおよびコメンテーターとして活動した。信条は「Go for broke」(当たって砕けろ)。(Wikipediaより)

夫は私が聞いてもいないのに、マサ斉藤と真鍋さんについて熱く語り始めた。
私は「何も見ないでよくこれだけの情報を熱くしゃべることができるなぁ」と感心しており、全く彼の話に集中していなかった。

彼の話の熱は、昨日、作業療法士の県士会のオンライン研修会で語っていた熱よりはるかに温度の高いものであった。

ひとしきり話が終わると、彼は自分の好きなものの話ができて気を良くしたのか、今度はYouTubeのくりいむしちゅ〜有田さんのプロレス解説動画を見出した。

あれ、と思いながら私は再度聞いた。

結局私は、マサ斎藤と真鍋さんのどっち寄りなの?

夫は「どっちかと言われるとどっちでもない」

「どちらかというとレスリング・ベアだ」

と言った。

レスリング・ベア?

闘熊(とうゆう)
アメリカのプロレスでは、レスリング・ベアと呼ばれる特別に調教された熊とプロレスラーが戦う試合が行われていた。熊との対戦経験のある元NWA世界ジュニアヘビー級王者のダニー・ホッジによると「とても人間のかなう相手じゃないということはやってみてよくわかった」とのことである。また、極真空手のウィリー・ウィリアムスも熊と戦ったという話があり「熊殺し」とニックネームがついた。1990年代に日本のプロレス団体がレスリング・ベアを輸入して興行に出そうとしたが、動物愛護団体からの抗議により断念した。(Wikipediaより)

なるほど。

って

いや、そのままやないかい!


じゃあ、私がプロレス界で誰寄りなのか考えておいて下さい

私は夫に課題を出した。

夫は「自分の妻をプロレスラーに例えるなんて今まで考えたこともなかった」と言った。

そりゃ、そうだろう。普通に生活していて誰が「自分の妻をプロレスラーに例える」なんてことをするんだろう。そんな人はほとんどいない。


最後に夫から聞いたマサ斎藤さんのいい話を。

マサ斎藤さんは晩年はパーキンソン病を患っていらっしゃり、リハビリテーションも受けていました。
その際に私と同じ職業の作業療法士さんが、彼の大切なものを引き出したいがために自分とプロレスをするように申し込んだそうです。

いくら体が弱ってきていると言えども、素人がプロに挑むなんてかなりの度胸がないとできないですよね。

マサ斎藤さんは、パーキンソン病の影響により力も衰えていて、スピード感あふれる動きを見せることは普段の運動療法ではなかなか難しかったそうですが、その挑戦を受けた時にはとてもよい動きを見せてくれたという話でした。

私もその作業療法士さんのように、時には体をはって、相手の方に全力で向き合うことを、細々と頑張らなくてはいけないなと思ったお話でした。


あれ、結局何のお話でしたっけ?これ。

新・寝た子を起こし太郎さん。

※よくわからない人はよくわからなくても大丈夫です。なんだかすみません。



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