浦和レッズの2023陣容編成(現時点) 所感

年末年始サボってて久々の投稿になりました。
今回は私の好きな浦和レッズの2023選手編成と考察を各ポジションに沿って、書こうと思います。

素人のいち浦和サポの勝手な見解と願望混じりなので、居酒屋談義だと思ってください(笑)
下記見出しに沿って書かせていただきます!


昨年の振り返り


<昨年を振り返って>
浦和フロントが掲げていた3か年計画は総合的に見ると失敗に終わったと思います。
レッズを応援するサポーターの一番の願いはJリーグ優勝であり、それを達成することができなかったのは紛れもない事実なので・・・。


<2022シーズン 最終順位表>

去年リーグ優勝を狙う上で、一番痛かったのはやはりスタートダッシュの失敗だと思います。
「スタートダッシュの失敗」の中にはいくつかの要因が入り混じっていると思います。

①開幕時のコロナチーム内感染者増による選手離脱
正直これが一番大きかったと思います。スーパーカップでは川崎フロンターレ相手に良い試合を展開、スーパーカップを制覇し、リーグに弾みと言うタイミングだっただけに非常に苦しかったなと・・・。
もちろんそういった状況は想定して陣容を組まないとということはあるものの、選手5名がコロナとなり、ユース所属選手を1名ベンチに入れて何とかベンチメンバーも揃えたという状況はさすがに無理があるよなと思いました。
複数人がコロナになっても対応できる陣容となると、それだけベンチにも入れない選手が増え、チームマネジメントの観点からも難しくなりますし、A契約枠も決まっている中なので中々現実的ではない部分だったと思います。
満足いく編成を組めず、序盤戦に立て続けに選手退場を出してしまう試合も多発したことも相まって(これは選手に責任あり)、思いっきり出遅れるシーズンとなりました。

また補強の目玉の1つであったモーベルグの合流もコロナの影響もあり、入国に時間が掛かり開幕時に合流できなかったのも影響はあったと思います・・・。

②FW補強の失敗
キャンプ開始時の純粋なCFはユンカーと高卒ルーキーの木原の2名のみというのは優勝を目指すにあたり、いささか無謀すぎたかなと思います。
FW補強に関しては、ゴイギンガー、ソティリウ、トニーアンデルソンの名前も報道されていたものの結局決まらず。ユンカー選手もキャンプへの合流が遅れ、コンディション万全でないこともあり、リカルド監督も0トップをせざるを得ない状況下だったのではないかなと思います。
ちなみにゴール期待値は優勝したマリノスに次ぐリーグ2位というデータも出ています。引き分けが非常に多く勝ち試合をモノにできず、勝ち点3が1になってしまったケースが非常に多かったと思います。0トップに関して否定するつもりは無いですが、前線に決定力のあるCFがいたら得点数はどれだけ伸びたかというのも気になります。

<2022シーズン ゴール期待値>


結局ラストピースというワードで逃げつつ、夏にリンセンを獲得できたものの初戦の親善試合で負傷してしまい、後半戦の巻き返しに向けても足を引っ張る暗いニュースとなりました。そもそもリンセン合流時に優勝の可能性は著しく低かったですが・・・

こうしたネガティブ要素を抱えながらも、3カ年計画の最終年ということ、スーパーカップでのハイパフォーマンスもあり、ファンサポーター及びメディアからも「今年の浦和は優勝候補筆頭」のような扱いを受けつつ、優勝しか許されないような過度なプレッシャーも監督・選手にのしかかり、開幕から勝てない試合が1試合・1試合と続くたびにどんどん重くなり、悪循環に陥ってしまったのではないかなとも思いました。
もちろん、優勝を目指したシーズンだったと思いますし、私も優勝を期待する1サポーターでしたので、シーズンスタート時の目標自体は間違っていなかったと思いますが、いかんせん序盤戦のトラブルや補強の失敗が尾を引きシーズンが進んでいってしまった感が強かったなと個人的に思いました。

リカルド監督自身も結果が出ない中、秋口勝てない時期に戦術がブレてしまったこともあり、一部選手との確執も取り上げられ、フロントからも「これ以上任せても伸びしろが見込めない」そう判断され、契約解除という結果になったのかなと思いました。
個人的にはあと1年リカルド監督に猶予を与え、3年目を任せてみても良いのではという意見でしたけどね・・・。

もちろんポジティブな要素もあり、ACL決勝進出はノックアウトステージのスタジアムが埼スタで集中開催というラッキー要素もありつつも、結果を出すことができたと思います。
ACL決勝という舞台はそう簡単に辿り着けるものでもないと思いますし、今シーズンのACL参加のチケットを手に入れる可能性もあるだけに、2022シーズンにおける非常に大きな功績だと思います。

今シーズンのシステム


ポーランドリーグを追っていたわけでもないですし、スコルジャサッカーを見たわけでも詳しいわけでもないですが、フォーメーションは4-2-3-1を採用される監督さんみたいですね。


<2021-22シーズン 最終節 スタメン>


配置としてのフォーメーションはリカルド監督の時と変わらなそうかなと思いますが、新体制発表の際にスコルジャ監督が発言の通り、ハイプレスサッカーを展開されるそうなので、今いる選手の適性を見ながら選手選定されていくのだろうなと思います。
そういった意味で、CFにもチェイシングや守備を求められる為、ユンカー選手が名古屋グランパスに片道切符感が大きいコメントを残してレンタル移籍しましたが、スコルジャサッカーに合わないと判断されたのかなと思います。
浦議チャンネルの動画も視聴したりしておりますが、トップ下には得点力を求められるそうで、江坂選手はハマりそうかなと思いながらも、江坂選手の蔚山移籍はクラブ側の意向というより本人の意思が強い移籍だったのかなと・・・。

4-2-3-1を採用するとして、これから各ポジション編成とそれに現陣容についての感想を書いていきます。

先に4-2-3-1に当てはめたフォーメーションを貼らせていただきます!
このフォーメーションに沿って書かせていただきます。


<2023フォーメーション予想>


GK編


GKはJリーグでも1・2を争う陣容だと思います。
大分トリニータより吉田舜選手(26)を獲得し、西川周作選手(36)、鈴木彩艶選手(20)、牲川歩見選手(28)と4人体制で挑む今シーズンとなります。
西川選手と鈴木彩艶選手のどちらが正GKになるかという所に注目が集まるかと思いますが、個人的には鈴木彩艶選手は夏に欧州への移籍が既定路線でそれを見越した4人編成なのかなと思っております。もちろんJクラブへの期限付き移籍も可能性としてあると思いますが、やはり彩艶選手にとって今一番大切なのは出場機会を得ることだと思いますし、西川選手が昨年同様のパフォーマンスを継続できるのであれば、おそらく西川選手がそのまま正GKの位置に付くのではと思います。スケールが大きく、ユース出身であることから浦和のゴールマウスを守る彩艶選手を見たい気持ちが強いですけどね。。。
ということで、ハイレベルな4人をGKに揃えたのではと思っております。

DF編


<右サイドバック>
一番手薄であり、一番補強が難しいポジションがここだと思ってます。
1stチョイスは文句なく酒井宏樹選手(32)だと思います。ただ、やはりプレースタイル的にと言うべきか年齢もベテランの域に達していることも影響してか、年間通してフル稼働を計算するのには少し厳しくなっていると思います。(マルセイユから移籍してきて今オフまでずっと、満足いくオフを過ごせていなかったことも影響しているかもしれませんが・・・)
控えとして馬渡和彰選手(31)も今オフに退団を匂わせるSNSでの投稿もありましたが、沖縄キャンプに参加している所を見ると、今年は残留決定と言えるのではないかなと思います。トランスファーマーケット上でも契約満了日が2024/1/31となっておりました。
馬渡選手も昨年序盤に好パフォーマンスを見せるも、徐々にコンディションや怪我の問題なのか宮本優太選手(23)との控えのポジション争いに負けたのか、出場機会を減らしていきました。酒井選手も馬渡選手も昨季フル稼働していなかったことからも、もう1名陣容に加えたい所かなと思います。その意味では武者修行的な意味合いで、ベルギー2部のKMSKデインズにレンタル移籍した宮本選手の穴は小さくないかなと思います。
補強に関して宮本選手のレンタル移籍がパフォーマンス次第だと思いつつも、買取前提なのかによって変わるかなと思います。もし買取前提なのであれば夏にバックアッパーの獲得はフロントとしても視野に入れていると思います。
ここまであまり右サイドバック獲得の動きやニュースを聞かない理由として個人的に2点あると思ってます。
1点目は5月に開催されるACL優勝するか否かによって編成プランが変わることです。ACL優勝すると、2023シーズンのACLプレーオフ出場権を得ることができます。そうなれば試合数も増えますし、ただでさえ在籍している2選手のコンディションに懸念があるポジションだけにターンオーバーも必要となってくるので、層を厚くする為に補強に動くのではないかと思います。そのため、夏場まで様子を見つつ、緊急時には昨年リカルド監督が試した関根貴大選手(27)を右サイドバックに起用するという采配も出てくるのではと思います。もしくは守備に定評のある柴戸海選手(27)の緊急コンバートもあるのではと思います。
2点目は単純に補強が難しい点です。というのも酒井選手が万全であればこのポジションを酒井選手が他の日本人選手に譲ることが無いように思えるからです。
ポジション争いを促すためには代表クラスの選手の獲得が必須であり、パッと思い浮かぶ中でも川崎フロンターレの山根選手しか思いつきません。
さすがに山根選手の獲得は無いだろうし、大金を掛けて獲得するポジションでも無いと思います。そうするとバックアッパー前提の補強となり、キャンプが始まっているこのタイミングで選手が浦和に移籍しようと考えるかと言うと中々難しいのではないかと思います。
以上、2点を踏まえて右サイドバックの補強に動くとしたらACL決勝の結果次第で、層を厚くするのであれば、他クラブで実力はありつつも、様々な要因でややポジション争いに劣勢な選手やJ2、J3で序盤戦に活躍した選手をステップアップとして獲得という流れになるかなと思います。もしくは宮本選手がレンタルバックで戻ってくるかですね・・・。


<CB>
ここはホイブロテン選手(27)の獲得も1/17に決定し、陣容は厚くなったと思
います。



基本的にショルツ選手(30)とホイブロテン選手の並びで、バックアッパーに犬飼智也選手(29)と知念哲也選手(25)が控える陣容になると思います。
新加入となるホイブロテン選手はビルドアップ能力に長けており、身長は184cmながら空中戦も非常に強い選手ということで、ショルツ選手とのコンビが非常にワクワクしますね。


岩波拓也選手(28)はカタール移籍が濃厚となり、キャンプにも参加していないことからスコルジャ監督の構想の中に含まれていないことは明らかですし、基本的に4枚で回していくのだと思います。
個人的にはCBは4枚+1枚(若手選手)の5枚が理想だと考えており、若手枠は藤原優大選手(20)や工藤孝太選手(19)がレンタル移籍でそれぞれ町田ゼルビアと藤枝MYFCへと修行へと行き、若手枠はいないものの、大きな心配のないポジションだと思います。
もちろん犬飼選手が大怪我から復帰したばかりのシーズンということもあり、犬飼選手のコンディション面であったり、新たな長期離脱者が出ることも可能性としてはありですが、この陣容と面子を見ると、現状補強に動くのはあまり無いのではないかなと思っております。そもそも長期離脱者が発生すること前提で編成を組むクラブは無いでしょうしね(笑)
1つ懸念があるとしたら、外国籍選手2名ですね。ホイブロテン選手は初めての海外移籍ということもあり、コンディションが整わなかったり、Jリーグにフィットしなかった場合ですが、それは結果論になるので・・・。
もう1つは以前少し噂が出た程度(コペンハーゲンだったかな?)ですが、ショルツ選手が海外クラブから狙われる点です。正直これだけのパフォーマンスをしていながら、今まで他クラブからオファー0というのは考えられないので、水面下で獲得に動いているクラブはあるんだろうなと思います。本格的に獲得の動きが見られるとするならば、ヨーロッパのシーズンが終了する夏の移籍市場だと思います。ショルツ選手が仮に移籍となると一気に状況は変わってしまいますが、現時点でCBは問題の無いポジションだと思います。


<左サイドバック>
このポジションも現状問題ないポジションだと思います。1stチョイスは大畑歩夢選手(21)で、バックアッパーに荻原拓也選手(23)と明本孝浩選手(25)が控えており、量も質も高水準じゃないかと思います。
このポジションに関して、バックアッパーとして記載はしたものの、対戦相手に応じて、荻原選手がスタメンでの出場も全然あると思いますし、個人的にはトッテナム時代のベイルみたいに、左サイドバックからどんどんポジションを前に上げていき、左サイドハーフとしての出場も見てみたいと思います。明本選手は器用貧乏になりがちな部分は懸念としてあるものの、どのポジションの一定のレベルでこなせることもあり、ベンチには入れておきたいですし、監督からしてもありがたい選手だと思います。
懸念としては大畑選手が、夏にも欧州移籍がありそうだなという所はありますが・・・。
仮に大畑選手が移籍となった場合はもちろん補強に動くとは思いますが、現時点でポジション争いも非常に楽しみで年齢的にもどの選手も伸びしろが見込める好ポジションだと思います。

<DF総括>
DFラインの各ポジション見ていきましたが、
大畑―ホイブロテンーショルツー酒井
この並びはJリーグ屈指の陣容ですね!昨シーズンも失点数は比較的少ない浦和レッズですが、更に強固な守備を築くことも可能だと思います。
DF陣は右サイドバックは質というより量という面で不安が残るポジションではあるもののDFラインは非常に高レベルな陣容を揃えられたと思います。


MF編

<ボランチ>
ボランチは伊藤敦樹選手(24)、岩尾憲選手(34)、柴戸海選手(27)、平野祐一選手(27)、安居海渡選手(23)+ルーキーの堀内陽太選手(18)と現在の浦和レッズの中でもポジション争いが一番激しいポジションだと思います。
もちろんキャンプでのアピール次第だとは思いますが、シーズン開幕戦で考えると初戦は伊藤選手と岩尾選手のスタメンになるのではないかと思ってます。
伊藤選手が主軸になりつつ、岩尾選手はサッカーIQも高く、監督の求めるプレーの飲み込みも早いんじゃないかなという所でスタメンの座を得るのではないかなと。

伊藤選手はACL優勝(願望)を置き土産に夏にもヨーロッパ移籍をしてしまうのではないかなと思いますし、個人的に今シーズン注目したいのは安居選手です。昨シーズンはあまり出場機会は得られなかったものの、ボール奪取能力も高く、ボール捌きもシンプルながらもチームを回していく力、ミドルシュートも◎とブレイクしてもおかしくない実力を持っていると思います。
平野選手も消極的なパス回しではなく、縦に縦にというパス意識を持っており、スコルジャサッカーに順応できる力を持っていると思いますし、柴戸選手は豊富な運動量と守備能力を持っておりますので、スコルジャサッカーでのボランチの役割にハマる可能性も秘めていると思いますが、軽率なプレーが散見される部分もあるため、そこが多少の懸念材料かなと思います。
仮に伊藤選手が夏に移籍したとしても、ボランチは補強せずとも今シーズン回していく質は現時点でもあると思いますし、補強するとしたらスコルジャ監督から見て各選手が物足りないと思われた際かなと・・・。
伊藤選手が移籍となったとしても、最近見られる買取付きオプション付きのレンタル移籍で「良いプレーを見せられたら安く買い取ったろ」というスタンスの流出は避けてほしいなと思います。

<右サイドハーフ>
ここからは攻撃の主軸となっていくポジションになります。右サイドハーフはモーベルグ選手(28)、関根貴大選手(27)、松崎快選手(25)+小泉佳穂選手(26)の起用もあるかなと思ってます。
スコルジャサッカーはサイドを突破してクロスを上げてCFがフィニッシュという形も多いという記事を読みましたので、左サイドハーフの選手とのバランスにはなると思いますが、両足共に高精度のキックを持つ小泉選手が右サイドで起用されてもおかしくないかなと。個人的に今シーズンのマンチェスターユナイテッドでもブルーノフェルナンデスが右ウイングで起用されているように小泉選手の右サイドハーフと言う形も見てみたいなと・・・。
とはいえ、現陣容でトップクラスの突破力を誇るモーベルグ選手が1stチョイスになると思います。モーベルグ選手はカットインも縦への突破もできますし、昨シーズンも見せたように酒井選手とのコンビネーションも抜群なので、今シーズンの得点パターンの生命線の1つとして期待したいなと思います。
関根選手は縦への突破からのクロスに期待したいですし、左サイドの選手の動きを見ながらのバランス感覚は現在の右サイドの選手の中でも優れていると思います。昨シーズン右サイドバック起用もありましたが、プレースタイル的に右サイドバックも経験値を積んでいけば合っていると思いますので、右サイドバックが手薄になった際には右サイドバック起用しつつも視野に入れたプレーを見てみたいと思います。
松崎選手は昨シーズン不完全燃焼に終わり、今オフは移籍の噂も囁かれたように今シーズン結果を出せなければ恐らく移籍となるのではと思います。個で打開する力はある選手だと思いますし、途中交代で右サイドを変えるとなった時の選択肢として一番得点に結びつけられるのは関根選手でも小泉選手でもなく、松崎選手だと思いますので、後半右サイドを切り裂いていくシーンを今シーズン期待したいなと思います。右サイドハーフに関しても現時点での補強は不要かなと思っております。

<左サイドハーフ>
このポジションは松尾祐介選手(25)がベルギー1部のウェステルローへ期限付き移籍前提で20日からキャンプ離脱をクラブが公式に発表したことにより、事情が変わったポジションになります。
松尾選手の移籍により、1stチョイスは大久保智明選手(24)が優勢になるポジションではないかと思います。
大久保選手は個での打開力に長けており、サイドを突破して中へボールを供給という部分の役割を任せられる選手達です。サイドを深い部分まで抉ることができる選手は希少ですし、アピール次第では不動の地位を築くことも可能だと思います。。
もし左サイドハーフにクロスを求めるのであれば、荻原選手の起用も充分考えらえれると思います。荻原選手も縦への突破力があり、アルビレックス新潟や京都サンガへのレンタル移籍を経て、大きく成長した選手だと思いますし、サイドハーフの起用も個人的に見てみたいなと思ってます。
また明本選手も対人に強く、左SBもこなせるように守備においても計算できますので、右サイドハーフの選手起用のバランスを見て、左サイドハーフでの起用もあり得ると思います。
後ほど記載するCF次第な部分はありますが、シャルク選手(30)も左サイドハーフの起用が考えられる選手だと思います。シャルク選手の起用ポジションについては左サイドハーフ又はセカンドトップ的な立ち位置での起用が多くなるのではないかと思いますが、キック制度も高く、スピードもありますので、左サイドハーフでの起用が一番シャルク選手の長所を活かせるのではないかなと・・・。
仮にCFに噂に上がっているギアクマキス選手(28)が加入となれば、外国籍選手が6名となるので、一番割りを喰うのはシャルク選手だと思います。一部報道では母国オランダの古巣NACブレダがオファーという報道も出ておりますが、昨年所属していた浦和の外国籍選手が5人同時にピッチにいた試合は記憶にないので、シャルク選手には是非残留してほしいなと思います。
松尾選手が移籍したことにより、不安が残るポジションとなってしまった感がありますが、慌ててシーズン前に補強に動くのではなく、夏に補強に動く可能性が高いと思います。ただここは外国籍選手というより、日本人選手の獲得じゃないかなと・・・。
恐らく「アタッカー」「日本人選手」というワードで浦和サポーターの方々が連想している選手は高確率で同じではないでしょうか?
原口元気選手(31)の復帰ですよね(笑)
最近は左サイドハーフでの起用は多くないと思いますが、複数ポジションでの起用もでき、ベテランの域に達していて、フロントの言葉を借りるならば「浦和レッズを背負う責任」という部分含め、これ以上ない補強になると思います!
最近はブンデスリーガでも上位に位置付けるウニオンベルリンで出場機会を減らしつつありるものの、冬に動くことは無いかなと・・・。
トランスファーマーケットに契約満了日の記載が無いので、残りの契約年数は不明ですが、一部報道では夏に契約満了になるという報道もあるだけに、これ以上ないタイミングでの復帰になると勝手に期待してます!(笑) 
もちろん本人が戻ってきたいと思うタイミングがベストなので、原口選手がヨーロッパでチャレンジを続けたいという意向があるのであればそれはヨーロッパでのチャレンジを応援し続けたいですけどね・・・。

<MF総括>
こうして見ていくと松尾選手の移籍により、左サイドハーフは開幕に向け不安が残るポジションとなってしまいましたが、各ポジション選手の量はそこそこ揃っていると思います。質の部分ではシーズン開幕してみて、スコルジャサッカーへの適応度を見つつ、夏の移籍マーケットで左サイドハーフの補強やスコルジャが求めている不足部分の補強に動くことは充分考えられますが、シーズンを迎えるにあたり、急いで補強をする必要性は個人的には無いかなと思います。

FW編

<セカンドトップ>
4-2-3-1の3の中央部分はMFの括りにしようか悩みましたが、スコルジャサッカーのトップ下は得点力が求められるみたいですので、今回はセカンドトップという扱いでFW枠として分類させていただきました。
このポジションの1stチョイスはリンセン選手(32)になるのではないかと思います。昨年夏にラストピースとして迎えられましたが、デビュー戦のしかも親善試合で負傷というリンセン選手にとって非常に苦しいシーズンとなってしまいました。エールディビジで安定して二桁得点という結果を残してきたリンセン選手の本領発揮を今シーズン見たいなと思います。
スコルジャサッカーのCFにも適応できると思いつつも、長身FWを起用するみたいですので、リンセン選手は170cmと大柄とは言えない中、1つ下のセカンドトップとしてカウントしました。興梠慎三選手(36)も1つ下のセカンドトップでの起用になるのではないかと個人的に思っております。
興梠選手はクロスに対するポジショニングであったり、ボールを収める能力の高さは周知の事実であり、CFでの起用も可能だと思いますが、ミシャサッカーの1トップとスコルジャサッカーの1トップに求められる役割は違ってくるでしょうし、CFのポストプレーからの飛び出しであったりセカンドトップで輝けると思います。沖縄キャンプのレポートを見る限りですと、今までの興梠選手はキャンプスタート当初はお腹が出ている状態でキャンプインすることも多かった中、かなり身体がキレているという情報もあり、開幕に向けて仕上げてきている印象も伺えるだけに期待したいです。
森脇選手のYouTubeチャンネルでの発言から恐らく今シーズンがラストになるのかな・・・と思っており、ここまで浦和レッズに貢献してくれたレジェンドのラストダンスとしてACL優勝及びJリーグ優勝という結果で締めくくって欲しいと思います。
もちろん理想としてはまた二桁得点を記録して、もう少し続けます!となってくれるのが理想ですけどね(笑)
リンセン選手や興梠選手と違ったタイプとして小泉選手のセカンドトップ起用も充分あるのではないかと思います。得点力を求められるという部分から少し外れてしまいますが、CFをうまく使うという部分では2021シーズンのユンカー選手とのコンビネーションも良かったですし、CFの得点能力を引き出すという面や小泉選手の得点能力が今年開花するという可能性もあると思います。
 
 
 
<CF>
このポジションが今年の浦和レッズの出来を左右すると言っても過言ではないポジションだと思います。陣容の画像でこの部分だけ今いる選手に失礼だと承知の上で「補強FW」と記載させていただきました。
現陣容ですと、高橋利樹選手(24)と興梠選手(36)になるかなと思います。
高橋選手はJ2、J3で結果を残してステップアップしてきており、ポストプレーも得意で前線からのチェイシングも持ち味であるなど、スコルジャサッカーにマッチする選手だと思いますが、J1での舞台は初めてということもあり、過度な期待を求めるのは酷だと思います。
ここまでの報道を見る限り、フロントがシーズン開幕までに補強に動いているポジションであることは間違いないと思いますし、最重要補強ポイントだと思います。
獲得が決まっていない選手が加入する前提なのは良くないよな・・・と思いつつも、報道を見る限りですと、セルティックのギアクマキス選手の獲得に動いていることは間違いないと思います。チアゴサンタナ選手とのW獲りという報道も出ておりましたが、チアゴサンタナ選手はギアクマキス選手の獲得に失敗した際の二番手という立ち位置じゃないかなと思います。さすがにW獲りはチームがうまく機能イメージが持てませんし、デメリットの方が多い感じがします。
ギアクマキス選手はエールディビジのVVV時代にエールディビジの得点王、昨シーズンもセルティックでスコティッシュプレミアリーグでも得点王に輝く等得点能力は申し分ない選手だと思います。またセルティックではポステコグルー監督の下でプレーしているだけあり、前線からのチェイシングも期待できるなど、今の浦和にベストな人選じゃないかなと思います。もちろんJリーグでのプレー経験が無い事や、気候の問題で結果を残せない可能性もありますが、能力的にはJリーグの生態系を破壊する可能性も秘めている選手だと思います。過去の在籍で言うと、ワシントン選手のような感じですかね・・・。移籍金ももちろん高額になりますし、5億説や10億を超えるという報道もあるので、移籍マーケットならではの連日の報道が過熱気味です。ヨーロッパの移籍マーケットにおけるある程度信用度が高いロマーノ記者のTwitterでも投稿があったようにチーム間合意はしているようです。

ただギアクマキス選手の獲得にあたり、本人がヨーロッパでのプレーを希望しているという報道もあるように獲得ハードルが一番高いのは本人と合意できるかだと思います。ここは吉報を待ちたいなと思います!
 
<FW総括)
FWと言うか、CFの補強がどうなるかによって先ほども記載した通り、今シーズンを左右していくと思います。狙い通りにCF補強がうまくいけば、昨シーズン悩まされた得点数も解消されていくと思いますし、昨シーズン多かった引き分けの数を1つでも多く勝ちに繋げられると思います。浦和レッズが上位に返り咲くためには得点数の解消が必要不可欠ですし、DFラインの陣容は計算できるだけに、選手間の連携含め期待したいなと思います。
※昨年のFW不足と言う二の舞は避けてほしいですね・・・


さいごに


ここまでザーッと書いていきました。サポーターが求めているのはもちろんJリーグ優勝だと思います。そのためにスコルジャサッカーの浸透度であったり、もちろん補強(CF)の有無が大きく関わってきます。
ただ昨シーズンより選手のプレッシャーは軽減されているのではないかと思います。
昨シーズンは3カ年計画最終年で優勝をある意味義務付けられているかのような雰囲気がありましたので・・・。
3カ年計画の終了や新監督の就任と今年は選手にとっても心機一転となるシーズンであり、
ポジション争い含め、新鮮なシーズンになると思います。
その中でリカルド監督の積み上げた2年間の財産をうまく活用しつつ、スコルジャ色を付けて優勝争いに関わる浦和レッズであってほしいなと思います。
開幕が待ち遠しいですね(笑) 1年後に優勝チームが浦和レッズであることを願って今シーズンも応援していきたいなと思います。



 
最後に蛇足になりますが、個人的に続けている浦和レッズ貯金は今年も継続したいと思います。
 
現地観戦での勝利:500円
勝利:300円
引き分け:200円
負け:100円
タイトル獲得:1,000円
 
上記ルールです!
こちらの結果もシーズン終了後、報告したいなと思います(笑)
 
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。


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