見出し画像

オンリーワンのタクシー会社を目指して。

この投稿をするのは、

・自分自身の決意を明確にするため

そして

・改めて字にするとワクワクするから

です。

私は、

「日本一稼げるタクシードライバーがいる会社」

「日本一楽しくタクシードライバーとして働ける会社」

この二点が両立するタクシー会社を目指しています。

平岸ハイヤー株式会社の経営理念は「地域にとってなくてはならない企業」になること。

方針は『圧倒的地域密着』です。

試行錯誤を繰り返しながら、
社員や仲間に助けてもらいながら、
理想の実現に向けて挑戦を続けています。

今回、noteを更新しようと思った時に、
驚愕の事実に気が付いてしまいました…

6回投稿したにも関わらず、タクシー会社でありながら、

まだタクシーというお仕事について書いていないことに気が付いてしまいました…

画像1

ということで、タクシー会社について
私の考えを少し書いてみようと思います。

皆さんにとってタクシー会社って
どんなイメージでしょうか?

おそらく人生の中で、多くの方があまり意識したことが無いのではないか?と思います。

そこで今回は、「タクシー会社とは?」について書きます。

少しでもタクシー会社に興味を持っていただけたら嬉しいです。

タクシーは「公共交通機関」です。
結構この定義、このひと言が
タクシー会社を表す全てです。

昔は、個別移動の色合いが濃いために
公共交通機関と見なされていなかった
タクシーも、

2006年に施行された「バリアフリー新法」により、明確に公共交通機関と位置付けられています。

タクシーが公共交通機関として位置づけられたのであれば、

「公共交通機関として何を提供するべきか?」

そんな議論が必要になってきます。

もちろんタクシー会社である以上、

「一人でも移動が必要なお客様がいる限り、
 安全で、快適な交通手段を安定的に提供する」

ということが公共交通機関としての最大のミッションです。

そこに民間企業である以上、

『何をプラスしていくか』
が重要であり、

民間企業が公共交通機関を担っている以上、

「公共のサービスとして、より生活を『便利』にしていくことがタクシー会社の役割である」

と考えています。

しかしながら、一方でタクシーの運賃は
国交省で定められており、

事業主である企業が勝手に設定する
ことはできないのです。

職業としても自動車が普及していない時代には
『特別なお仕事』であったタクシーも

誰もがマイカーを持てる時代になってからは
その色は薄れています。

ただ、『特別なお仕事』であることに変わりはありません。

むしろ役割としては『特別なお仕事』から
『重要なお仕事』になっているのに、
そう見られていない、と私は感じています。

画像2

なぜ『重要なお仕事』になったのか?

少しだけイメージしていただきたいのですが、

もし、今この瞬間からタクシーが世の中から消えたら、おそらく『まちの都市機能』はストップするのではないでしょうか?

都市部以外はもっと深刻な打撃を受けるはずです。

それほど重要なお仕事です。
でも、世間にはそうは見られない。

そうなってしまったのは、
タクシーの歴史が始まってから100年以上
営業スタイルを変えられなかった

タクシー業界全体の責任が大きいと
私は思っています。

法人の看板は違っても、
オリジナリティを出すことが難しいこの業界で

それでも「平岸ハイヤーに乗ろう」
「移動は平岸ハイヤーに任せよう」と
思ってもらうためには何が必要か?

それを考え、実行する時期にきているのでは
ないかと思っています。

今、タクシーは移動する時にだけ
思い出されるサービスです。

私は、そこを変えたい。
移動する時以外にも思い出してもらえる会社に。
移動する時以外でも役に立てる会社に。

行政サービスが対応できない問題を解決する
行政の民間企業パートナーとしては

タクシー会社の立ち位置が最適だと
思っています。

そのためには、ライフスタイルに関わる
サービスを開発することが一つの鍵だと思っています。

地域住民に、地域に必要とされるサービスを
タクシー会社がやっていく。

365日24時間地域を走り回り、
365日24時間電話がつながる
タクシー会社だからこそ、

ライフスタイルに
関わるサービスをするべきだと
考えています。

今、平岸ハイヤーは地域にとって必要な企業となるために

まずは、【娯楽】を提供することから始めています。

画像3

なぜ、【娯楽】から始めるのか?

どのまちにもその地域特有の課題があります。

その課題解決が何より住みたいまちにとって
重要ではありますが、いきなり課題解決を
事業を通して始めるのはハードルが高いと考えています。

課題は、見えているものいないもの、気づいているかいないか、また、その人にとって、あの人たちにとってなどの個別具体的なケースも多くかなり強い結びつき(信用)が必要になってきます。

それに対して【娯楽】は、ほとんどの人に当てはまります。

一時かもしれませんが、一つの事業で10人いたら10人を笑顔にすることは出来ると考えています。

信頼関係がない中で、10人の課題を一つの事業で解決するのは至難の業だと考えています。

そんな理由から、平岸ハイヤーはまず地域の人たちに楽しんでいただける【場所】を作ることをサービスとして始めることにしました。

以下のような生活する中で楽しい【場所】から。

平岸マルシェ
〜住宅街にちょっと特別な買い物を〜

BAR Apple Lodge
〜住宅街にひっそりと佇むBAR〜

DARUMA Hall
〜住宅街にライブや寄席、屋台村がやってくる〜

ダルマデリ
〜住宅街に身体に良い食べ物を〜

楽しい、嬉しい【場所】を地域に提供し、
地域や住民、また行政との関係性、信頼関係が深くなったら、【娯楽】の次は、【見守り】だと考えています。

【娯楽】の次に【見守り】が来る理由としては、

生活に密着したサービスこそが、タクシー会社に出来る最大の強みだと考えているからです。

先程書いた通りで、いきなり各家庭にピンポンを押して「平岸ハイヤーです!何か生活する上でお手伝いできることはないですか?」

と言っても、私なら「気持ち悪い」と思って

「何もないです」と答えます。

おそらく皆さんもそうでしょう。

ただ、マルシェやBAR、色々なサービスで私の顔、社員の顔がわかっている人なら、

「あ、平岸ハイヤーさん、この前のマルシェ行ったよ!」

なんて会話から始まることもできます。
そこからなら「こんなことで困ってる」「こんなことができないかしら?」

そんな展開も可能になると考えます。

【娯楽】から【見守り】まで。

画像4

地域を走り回っているタクシー会社にできることは無限にあると考えています。

最強の住宅街を目指し、新しいタクシー会社の可能性を追求していきます。

またの機会に、平岸ハイヤーで追求している
「タクシードライバーの新しい働き方」に
ついてお伝えしたいと思います。

結局、

『日本一稼げるタクシードライバーを
どう誕生させていくか?』

も書くことができなかったので、
それもいずれ。

こんな言葉があるか無いかは分からないですが、『企業内副業』。そんな働き方を考えています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?