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すきになった音楽

こんにちは、ukiです。

私が生きていく上で絶対に欠かせないもの、それは音楽です。
オタクや追っかけしてる間も音楽は常にそばいた。
いろんなバンドに興味を持つようになったのは、大人になってから転職のタイミングで突然人生がつまらなくなった時、妹がフェスに連れていってくれたのがきっかけです。が、ここでは最初に音楽を好きになったきっかけのバンドについて書こうかなと。

※今現在よく観に行くバンドのことはまた今度書きます。



▶ ELLEGARDEN

高校で軽音部に入部して間もない時期に、音楽室を改造して作った手作りライブハウスで行われる新歓ライブがあって、そのライブで一番かっこよかった先輩のバンドがコピーしていたのがエルレだった。
窓もカーテンも閉め切って熱気で蒸し暑い音楽室で、汗だくになりながら楽器ををかき鳴らす先輩たちがすごくかっこよくて、音楽のこと全然わからなかったけどこの景色に惚れた。音楽がどうこうとかよりも、その空間がすごく好きになった。

先輩たちは、エルレ、バンプ、銀杏boyz、ホルモン、ニルバーナ、ストレイテナー、東京事変、この辺のバンドをコピーしてた気がする。
新歓で仲良くなった先輩から借りた『RIOT ON THE GRILL』をiPotに入れて、当時の音漏れガンガンイヤホンを爆音にして通学中ずっと聞いていた。

RIOT ON THE GRILL / ELLEGARDEN

軽音部に入ったはいいものの、集まったメンバーは全員楽器初心者な上に好きなジャンルはバラバラで、なにをしたらいいんだ、と先輩に相談したときに、エルレはめちゃくちゃかっこいいのにコードは簡単な曲が多いよと教えてもらった。
いやいやこんなにかっこいいのに無理だろ弾けないだろ、と半信半疑でスコアを買いに行って譜面をみたら、意外にもコードがシンプルで、これならいけそうな感じする!とか思ってみんなで折半してスコア買って、コンビニでコピーしてさ。
スコアみてなんか簡単そう!と選ばれたのは「Missing」でした。

コードは単純でシンプルだから、リズムや演奏がボロボロでもなんとなく形にはなった。ただ譜面通りに『弾いてる』だけって感じだったけど。
はじめてバンドの形で自分たちで1曲演奏出来たときは嬉しかったなあ。

後にバンドは不仲で空中分解するんだけど、強制参加ライブの時にだけ集まってひたすらMissingだけを擦りに擦りまくった。最後まで持ち曲はこの1曲しかなかった。笑

エルレという存在を知った直後に活動休止になってしまったので、生で観たことはありませんでした、が、!
なんと!8月のZOZOマリンメッセのチケットが当選しました~~~!
8月までなにがなんでも生きる。


▶ GO!GO!7188

ゲオでロックバンドのCDを大量にレンタルしてiPotにぶち込んでたくさんのロックバンドを聞き始めたとき、7188の『蛇足歩行』に出会った。

蛇足歩行 / GO!GO!7188

とにかくかっこいい。身体に電流が走うような衝撃を感じた。
女性ボーカルでこんなにかっこいいバンドがいるんだって知った。

この当時おしゃれなバンドが流行っててさ(バンプとかチャットモンチーとか)もちろんその辺も好きだったけど、7188を聞いたとき、あ、わたしはこっちのジャンルの音楽が好きなんだってはっきり自覚した。

居てもたってもいられなくてスコア買って一人で練習してた。
バンドでコピーしたかったけどメンバーが乗り気になってくれず、でもどうしてもコピーしたかったから、仲良い他のバンドの友達に「遊びでいいから7188コピーしたい、一緒にスタジオ入ろう」とお誘いした結果、わたしがベースボーカルをすることに。
遊びとは言えボーカルを担当するの普通に緊張したしベースとリズムが違うとき引っ張られないようにするの大変だったけど、すっっごい楽しかった。
歌うの好きだなあって思った。w

はじめてコピーして合わせたのは「こいのうた」
ベースのイントロが大好きで、練習の間とか手が余るときは常に弾いてた。
もうベース何年も触ってないけど、ここだけは今だに弾ける自信ある。
「太陽」「ロック」「パンク」「C7」「神様のヒマ潰し」「文具」「近距離恋愛」ここら辺をコピーしてた。
最初は遊びでスタジオ入てるだけだったけどそれがすごい楽しくてさ、その結果メインのバンドメンバーとの不仲を深めていった。笑

ちゃんと話し合いをして、正式に解散して退部しよう、ってなったんだけど、卒業まで遠くない時期だったから顧問に「解散してもいいけど、卒業ライブに出演すれば退部しなくていい、誰と出てもいいから卒業ライブはでなさいよ」と言っていただいたので、卒業ライブはお遊び7188コピバンメンバーと一緒に出た。
ベースボーカルとしてちゃんと人前で歌ったのはこれが最初で最後。


▶ GOING STEADY

青春といえばゴイステなんよな~!
軽音部の合宿で行った長野の山小屋に行ってさ、夜になったらみんな自然と外の丘に集まってさ、寝転んで星を眺めながら誰かがいいタイミングで歌いだすのよ「銀河鉄道の夜」を。

さくらの唄 / GOING STEADY

隣のホテルには違う高校の運動部が合宿に来てて、なんの部活か知らないけどボールの音と声援みたいなのも聞こえてる中、うちらは寝っ転がりながらみんなで歌ってさ、これが青春ってやつか~~~!って思ってた。

一週目はみんなで大合唱なんだけど、二週目になると誰かがアコギとか持ってきてエモさ100倍増しになってさ。
終盤になると顧問が花火持ってきてくれてエモエモ大フィーバーでしたね。そんな高校生の夏。青春を辞書で引いたら出てくるような夏。

専門のときに付き合ってた彼とは、お互いゴイステが好きっていうので意気投合して付き合うことになったりして。
音楽きっかけで付き合うのとか、いいよね、青春って感じ。笑

ゴイステ派と銀杏派と分かれるよね。
銀杏も聞いてたけど、好きな楽曲はゴイステだからいまだにゴイステって言っちゃう。


▶ Hi-STANDARD

ハイスタは上記のバンドとはちょっと好きのテイストが違うかも。
ゲオにホルモンのCD借りに行ったときに「日本が誇るパンクロック!」的なPOPがついてるCDがあって、じゃあ借りてみるか、とレンタルしたのが「MAKING THE ROAD」だった。

MAKING THE ROAD / Hi-STANDARD

このアルバムはiPodに入れてからしばらく経ってから聞いた。
知らないバンドだったから聴くのを後回しにしていた。

いつから聞き始めたかは記憶にないけど、気づいたら聞くようになってた。
メロディが耳に残るからよく通学中に自転車でイヤホン爆音にして聞きながら歌ってた(イヤホン自転車はいけません)。
声がとにかく好きだったんだけど、当時は調べるということをしなかったので外国人のバンドだと思ってた。
思い返せばゲオにも「日本の」って書いてあったのに。
英語の歌は外国人だろ?って思ってた。ばかすぎる。笑

まわりに好きな人いなくて、勧めてもみんな聞いてくれなかった。
でもどうしても弾きたくてバンスコ買ってひたすら家で一人で弾いてた。
誰とも合わせることなくアンプにも繋がずひとりでベンベンしてた。

ハイスタが日本人だと知ったのはKen YokoyamaがMステに出演したときに「ハイスタのKen Yokoyamaが地上波のテレビに出る」と話題になったから。
めちゃくちゃ日本人でワロタ。

高校生の時に聞いてた音楽はもうこの頃はあまり聞いてなくて、ロックバンドのことはあまりわからない期なんだけど、Mステ出演時に妹がリビングのテレビで録画してて、あれ?妹バンドとか好きなんだ、と知った瞬間でした。(のちに妹とは大親友になります。)

時は経ち数年後、なんやかんやあって妹と仲良しになりフェスに連れて行ってもらうことになる。
それが2018年のROCK IN JAPAN。

あるステージの横を通ったときに「どこかで聞いたことある声する、この声知ってる!」と言うと妹が「ハイスタのボーカルの人のバンドだよ〜」と教えてくれた。
ハイスタの人今違うバンドやってるんだ、そしてわたしの好きなハイスタの人は難波さんという名前だったのか。と2018年に知る。それがNAMBA69だった。

そこからライブ・フェスにどどどハマりしていく人生になるので、対バンで見たり、目当てで見に行くことも増えて、ハイスタが好きっていうより難波さんが好きなんだなあと思った。

好きになったバンドの人達もみ~んなハイスタキッズだから難波さんや健さんと対バンだとこちらも勝手に嬉しくなったし、いつか生のハイスタを見るんだ!と心待ちにしていた。

2023年6月18日
初めてリアルでハイスタの音楽を聴いた。
いろんな思いの詰まった日だから、言葉を選んでしまうし中々最適な言葉は出てこないけど、これからも前を向いてみんなで生きていくんだ、生きて、またハイスタの音楽と遊ぶんだ、と心に誓った。
ハイスタの3人がかっこよすぎてたくさん泣いたけどたくさん笑顔にもなれた、これからの新生ハイスタも楽しみで仕方ない。

まずは新潟行ってなみ福ラーメンを食べに行きたい。


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