Fall Guys フォールガイズ クリエイティブ 起動装置エリアの詳細・備忘録(仮)

フォールガイズのクリエイティブに最近実装された起動装置エリアというオブジェクトなのですが、とても設定項目が多く動作の把握が大変です。
軽く触ってみて、いくつかわかったことがあるので記載していこうと思います。
ただほんとに軽くなのでまだわからないことも多いです。
バージョンはSwitchの11.2.0になります。

■そもそもの挙動

主にボタンのようにバリアやコンベアなどに影響する信号を発することができます。
押すかわりにオブジェクトの侵入が条件に変わりますが、挙動としてはプレッシャープレート(長押しボタン)と同一になり、切り替えではなく常時オン(またはオフ)から条件を満たした時だけ反対になる、というものです。
また、長押しボタンとは違いボタンや他の起動装置エリアとの併用が可能です。長押しボタンとの併用はできません。

またポイントモード限定で、条件を満たした時プレイヤーにポイントを付与する設定もできます。

■起動装置オブジェクト

これは、装置を起動して信号もしくはポイントを発生させるフラグになる物体の選択です。
「物理演算オブジェクト」は、アプデで追加された、物理エンジン有効化をオンにしたオブジェクト群です。
「ドラッグ可能オブジェクト」は、実際のところプッシュ式の箱類のみが該当するようで、卵などのスポナーから運べるオブジェクトは該当しないようです。
また、「プレイヤー」を選択した場合のみ、「消滅」の項目が消えるようです。(後述)

■数

数字を設定する項目です。
これ単体では意味をなさず、下の比較演算子と併用することで効果を発揮します。

■比較演算子

上の数を使い、一致した時に信号を発する条件を詳しく設定することができます。
「1」「これ以上」の場合は、起動装置オブジェクトの数が1以上の場合に信号が発します。
「1」「以下に等しい」場合は、1以下(0であっても)信号が発します。
など、複雑ですがこれをしっかり設定しないとうまく作動しないため、初期状態から必ず調整しましょう。

あと比較的重要なことですが、スタート時にこの条件を満たしていても、初期状態ではフラグが立たないようになっているようです。
一度条件を満たすと以後は正常に動きます。

■オブジェクトがあるか確認

テキストから物凄くわかりにくいですが、これはその起動装置エリアを破壊するかの設定です。
オフにした場合、上の条件を満たすと起動装置エリアが消滅し復活しません。
継続的な装置を作りたい場合、必ずオンにしましょう。

追記:これによってエリアが消滅した場合、信号を発したまま消滅し以後もそのままになるようです。
なので、オフにした場合は一度きりのフラグ装置としての運用に使えそうです。

また、ポイントモードだと挙動が変わる場合があります。(後述)

■消滅

起動装置オブジェクトの項目を「プレイヤー」以外にすると出現する項目です。
この起動装置エリアに触れたオブジェクトをリスポーンまたは完全に破壊します。
特に必要なければなしにしておきましょう。

■ポイントのスコア付け(ポイントモード限定)

オンにすると、条件を満たしたエリアからポイントを獲得できるようになり、詳細な設定項目が出現します。

■獲得ポイント(ポイントモード限定)

一度に獲得できるポイントを変更することができます。
ポイントは増やすだけでなく減らすこともできます。

■スコアタイプ(ポイントモード限定)

ポイントを増やすフラグを比較演算子とは別に設定することができます。
「中にいる間」は、条件を満たしていれば継続的にポイントを供給しますが、初回ポイントにも一定の時間を要します。
重要なこととして、こちらを選択すると「オブジェクトがあるか確認」の項目の効果が変わり、文字通りそのオブジェクトが存在するかを確認するようになるようです。
オフにした場合、一度フラグが経つと延々とポイントが供給されるようです。
また、こちらに設定すると下のスコア頻度の項目が出現します。

「on enter」は、条件を満たした時だけ、即座にポイントが与えられます。中にいる間と違い、初回ポイントにも時間はかかりません。

■スコア頻度(ポイントモード限定)

上の中にいる間を設定した場合の、スコアを供給する間隔を調整できます。
経過時間は、エリアを出てもリセットされないようです。

■表示

単純にその起動装置エリアの外観を表示か透明にできます。

■最重要なこと

現在、バグなのか不明ですが卵やブロックなどのスポナーから運べるオブジェクトがエリアに触れた初回のみしか反応せず、それがリスポーンしない限り反応しなくなるという仕様があります。
なので、これらを用いた継続的に信号orポイントを発する回路は現在作れません。


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