双子の「青い猿」と弥勒からのメッセージ
マヤ神話『ポポル・ヴフ』は双子の英雄が主人公の物語だが、幼少期をメキシコシティで過ごしたホゼ・アグエイアス(KIN11)もまた双子であった。彼らの母エセル(KIN241)は自らの30歳の誕生日に双子を産んだので、3人とも誕生日は1月24日である。
ホゼの双子の弟アイヴァン(KIN11)が他界したのを知ったのは5月1日のことだったが、後日公表された情報によると、実際に旅立ったのは4月28日(KIN190)だった模様。KIN190(8・犬)と言えば、「13の月の暦」のツォルキンで調べたの時のパカル王の誕生キン。
今年の5月6日まで、ほぼ1年近く東京、九州、大阪と巡回していた「古代メキシコ展」で展示されたいた石の碑文にも記されていた通り、マヤ暦のツォルキン(260日暦)では、パカル王の誕生の日付は8アハウ(KIN60相当)となる。同じツォルキンなのに違う誕生日になるというのは、どういうことなのだろうか?
ここは、初心者や偽マヤ暦を学んだ人が混乱するポイントなので、新刊『自分で感じ、自分で決める13の月の暦』では大谷選手の例や「うるう日」のところで、具体例を示しながらその理由を明確に示している。
さて、アイヴァンが旅立った直後の5月上旬に、古代メキシコ展の目玉であった「赤の女王(パカル王妃)」はメキシコに帰国し、「赤の女王」石棺開封30周年当日に当たっていた6月1日(*)に、アイヴァンの新刊『Talking to Valum Votan』が発売された。
期せずしてアイヴァン最後の本となった本書のタイトルには、Valum Votan という言葉が含まれているが、これはホゼ・アグエイアスの多次元ネームみたいなものである。私が日本語版の制作世話人を引き受けた銀河ツール「時間の法則の20の銘板」発表時には、既に自らをそう名乗っていたことが、日本語版のテキストにも示されている。
1997年初めころ、次元間統合体のような存在となったのを実感したホゼは、「ホゼ・アグエイアスは死んだ」と宣言して、自らヴァルム・ヴォタンと名乗るようになったのである。この辺りの経緯は【「赤の女王」は双子の詩人と共に故郷に帰る】にもう少し詳しく書いてあるので、関心のある方は参照して頂ければと思う。
そして、驚きは予想しないタイミングでやって来た。発売日当日の6月1日(KIN224)にアマゾンで注文したアイヴァンの本が届いたのは、何と、ホゼの息子ジョッシュ(KIN211=3・猿)の生誕55周年当日に当たっていた昨日7月13日(KIN6)のことであった!
【アポロ11号でChatGPTを初体験】にも記した通り、ジョッシュことジョシュア・マイトレーヤ(弥勒)・アグエイアスは、アポロ11号の打ち上げ直前の1969年7月13日(KIN211)に誕生した。ハーモニック・コンバージェンス直後の1987年10月29日(KIN129)に交通事故で早逝したものの、彼は見えざる次元からのコンタクトを通じてホゼに洞察を与え続けた。
昨日、新たに気づいたのは、フラーの誕生日の翌日がジョッシュの誕生日だったということ。そして、25年前の1999年7月12日(KIN240)がフラーの生誕104周年(カレンダーラウンド2巡目)で、その翌日(KIN241)がジョッシュの生誕30周年で、私と道筋でシンクロしていたということだった。
アイヴァンの新刊を注文したのは、タイミングとタイトルに刺激を受けてのことだったが、もう一つの理由は、カバーがエジプトのヒエログリフである理由を知りたかったからだった。しかし、パラパラと捲った限りではその理由は分からなかった。確かなのは、エジプトをモチーフにした新年度の「13の月の暦タイムスコア」と完璧にシンクロしているということである(トップ画像参照)。
そして、別な切り口からあと2つほど気づきがあったので、それをメモしておきたいと思う。一つはカバーのヒエログリフの中で2回(右と左中央に)登場して目立つのが、フクロウを表す文字で、アルファベットに置き換えると13番目の「M」に対応するということ。「13の月の暦」の13番目の月にこの本が届いたことも含め、注目したいポイントである。
もう一つは、裏表紙にある複数の推薦文の中に、Miriam Tarcov という名を見つけたことである。ホゼの自伝などを通じてこの名前に馴染みがあった私は、『マンダラ』という邦訳共著をホゼ(ホセ)と出したこともある元妻のミリアムだと認識できた。以下は、その推薦文からの抜粋だが、そこにも書かれている通り、彼女はジョッシュの母でもあるのだ。
これは、本書を購入しなければ知り得なかった思いがけない発見であった。ジョッシュの誕生日に届いた彼の叔父の本に、彼の母が推薦文を書いているのだ。これがジョッシュ(を含むアグエイアスファミリー)からのメッセージでなくして、何であろうか? そもそも私は、ジョッシュに捧げられた本『時空のサーファー』を通じてこの暦に導かれたのだ。
そしてマイトレーヤは、お釈迦さまの入滅後56億7千万年後の未来にこの世界に現われ、人々を救済するとされる「弥勒菩薩」のことだが、ここに「369」とか「567」という数が見出せるのも、なかなか興味深いポイントと言えよう。
最後にもう一つ。KIN211(ジョッシュ)から30キンでKIN241(双子の母エセル&私)、そこから更に30キンでKIN11(ホゼ&アイヴァン)という関係になっていることに、この記事を書いている最中に気づいた。そして、ジョッシュから双子までは60キンで、パカル王は8アハウ(KIN60相当)であることをメモしておこう。
これらの関係性にどういう意味を見出すかは、ドリームスペル(13の月の暦)的に言えば「あなた次第」である。(D)
(*)「ドリームスペル」制作世話人代表ででパン・ジャパン・ライブラリー管理人でもある蘭禅は、28年前の1996年6月1日(KIN144)満月にパレンケを訪れている。「赤の女王」石棺開封2周年当日であったことが後に判明した。
宇宙の月18日 7・手(KIN7) 54歳と12ヶ月のプチ誕生日に
🌟7/18〜21 シャンバラ書道会/第7回発表会 at 世田谷美術館ギャラリー
🌟7/20〜28(日)13の月の暦タイムスコア展
🌟7/27(金)13MoonCalendar NEW YEAR EVENT コラボトーク/神戸
🌟7/28(日)大阪チャクラ「13の月の暦&レインボー・i」ワーク
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