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【古事記project】古事記の神さま1️⃣〜天之御中主神💫アメノミナカヌシ〜

天之御中主神あめのみなかぬしはどんな神様?

古事記では最初に登場する神様です。『古事記』の冒頭、混沌としていた空間で初めに天と地が分かれた時(天地開闢てんちかいびゃく)に天上(高天原)に最初に現れ、すぐに身を隠され、生成思想の神格化した存在と表現されています。続いて現れる高御産巣日神たかみむすひ神産巣日神かむむすひとともに「造化三神」と言われています。「独神ひとりがみ」と呼ばれ、パートナーも性別もないとされています。
その後登場する2柱を合わせた5柱の神は、人間の前に姿を表すことのない特別な神として「別天つ神とこあまつかみ」と呼ばれます。
天之御中主神あめのみなかぬしは「天の中心の主」という意味。
古事記では登場する具体的な神話が存在しないため、人々の信仰の対象にはならず、古くは神社に祀られることがなかったそうです。
のちに道教や仏教の「北極星信仰」と習合、その守護神「妙見菩薩みょうけんぼさつ」と結びついたり、「水天宮」に祀られ、のちに安産の神様としても信仰を集めています。

古事記project(こじぷろ)ボイスドラマ

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天之御中主神あめのみなかぬしの登場するボイスドラマは「愛哀物語」⏬⏬⏬

こじぷろキャラクター〜ミナカヌシ〜

天之御中主神あめのみなかぬしが祀られている神社

秩父神社 

主祭神💫
八意思兼命(やごころおもいかねのみこと)
知知夫彦命(ちちぶひこのみこと)
天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)
秩父宮雍仁親王(ちちぶのみややすひとしんのう)
不思議な伝説に語られた「つなぎの龍」
本殿北側の中央に彫刻された「北辰のふくろう
「子宝・子育ての虎」
名工 左甚五郎が家康公の威厳とご祭神を守護する『神使』として彫ったもの
御朱印✨

天之御中主神あめのみなかぬしが祀られている主な神社

千葉神社(千葉県千葉市)、東京大神宮(東京都千代田区)、水天宮(東京都中央区)、相馬中村神社(福島県相馬市)、四柱神社(長野県松本市)


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