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山鳥毛バスツアー2022に参加して来ました

『「刀剣乱舞-ONLINE-」オフィシャルコラボツアー 刀剣男士「山鳥毛」とめぐる備前長船』初日参加のゆるゆるレポというか、自分用備忘録というかになります。

ツアーでの解説やコラボランチのネタバレもあるので、大丈夫な方のみお願い致します。

さて、瀬戸内市での国宝山鳥毛の展示も今年で3年目となりました。しかし私は今回のツアーが山鳥毛さんとの初対面です。
2020年は展示会期が就活真っ只中かつコロナ禍で断念、2021年はツアー取れなかったけど博物館行くぞ〜!と有休まで取ったのにも関わらず、緊急事態宣言で博物館が休館。
2020年の連隊戦で一目惚れし、一口佩刀のときに、学生で納税してないからなーーんも控除されないけど知らん!と3年オーナーのふるさと納税をしてから早2年半。私は山鳥毛さんに会うことができないままこの期間を終えてしまうのだろうか…、などと考えていたところ、今年も展示決定!ツアーも開催!やったーーーー!!!!

さすがに東京からだと前日入りしないで9:40に岡山はきついので、祝日に挟まれたツアー初日が取れて良かったです。職場で、「夏のお休みはずらして取ろうね!自分は8/12がお休みです」って上司に言われたのがコラボツアー申し込み日で、「ここ以外の日に馬車馬の如く働くので!!お土産もいっぱい買ってくるので!!」って駄々こねて有休ねじ込みました。
ワクチン検査パッケージなので、接種証明書持ったか10回くらい確認しました。確認しすぎて、確認したときに出してどこかに置いて来てないかとても不安でした。どうしようもない。

前置きが長くなりましたが、要するにめちゃくちゃ楽しみにしてました。
以下からちゃんとツアーのレポします。


1 集合

9:40に岡山駅集合。駅前じゃなくて操車場みたいなとこだからわかるかな…と不安だったわけですが……
「どう見てもあそこじゃん」

もう遠目から見てもめちゃくちゃ目立つ。青のバスに白の山鳥毛さん。ツアー会社の人も数人立ってて受付案内してくれるので、分かりやすかったです。
バスに乗り込むと、座席にヘッドレストカバー。出発後に紋入りウレタンマスクとラッピングバスのアクリルスタンドが配られます。

前日にまあこんなこと言ってたわけですが。ラッピングバスのアクスタはちゃんとラッピングバスのアクスタでした。想像の数倍大きかったですが。

こちら、ツアー終了後に百円玉と比較して撮った写真になります。
配布時は「でっかwww」「定規???」みたいなリアクションがバスの各地で発生してました。もう逆に定規としてグッズ化してほしいなこれ。
バスのアクスタという日本語が初めてで困惑しましたが、めちゃくちゃ良いですね。帰宅したら飾ります。ツアーのバス内でお話がありましたが、山鳥毛さんが綺麗に印刷されるよう、かなり気を使っていただいた結果このサイズになったとのこと。
余談ですが、ツアーの添乗員さんがガイド中、「国宝 山鳥毛」と「刀剣男士 山鳥毛さん」で呼び分けられてたのがとても素敵でした。


2 備前長船刀剣の里

早速メインに到着!

滞在時間は2時間で、11〜12時の間に山鳥毛さんが展示されている刀剣博物館に入場が可能です。
到着が10時40分(予定より10分遅れ)だったので、滞在は12時40分まで。博物館に入場できる11時まではグッズを購入して時間を潰しました。
ちなみに、グッズは物産館と研修館でそれぞれ別のものが売っていました。今後行く方はご注意を。

あと、山鳥毛さんのパネルは研修館の方にあります。美……。私が見たときは他の人が並んでなかったので、存分に堪能させていただきました。

博物館は2階建てで1階→2階が順路。山鳥毛さんは2階に展示されています。

小竜景光の写し(ニトロプラス所蔵)

1階では現代から始まり、展示を見ていくごとに過去に遡って行く形式。
ニトロプラス所蔵の刀剣も多く、ゲームやっているくらいでそこまで刀剣に詳しくなくても、聞いたことある!という名前が多く出てきます。刃文の種類とかも色々書いてあったので、刀剣のとこちゃんと勉強してたら、もっと楽しいんだろうな。

刀工についても解説してあるので、勉強になります。この展示の解説全部書いてある有料パンフとかあったら買いたいので欲しい。
現代〜過去に遡る展示を見て行くと、最後、展示室の中心に山鳥毛さんが待っています。

なんとこの展示では、山鳥毛さんを90秒間独り占めできます。
す、すごくない????国宝だよ?????普通の展示だと人の合間を縫って覗いて、写真撮っても他の人が写り込んでないか気にして…って感じだと思うんですが、独り占めです。職員の方がストップウォッチで時間を測っています。アイドルの握手会かな?
ただ、めちゃくちゃ並ぶし待ちます。バスツアーの人数が40人なので、各自が90秒間見てたらそれだけで1時間だし、そこに個人参加の人もいるので…。なので今後ツアーに参加する人は11時になったらすぐに博物館入ることをおすすめします。

私は案の定、1時間ほど待って山鳥毛さんに会えました。待ち時間は長いですが、待機列横に他の展示がありますし、待機列から引きで山鳥毛さん見れたり、無料配布のパンフ読んだりできるので、個人的にはそれほど気にならなかったです。

刃文めちゃくちゃ綺麗……。個人的にいつもはスッって一本真っ直ぐ通った刃文が綺麗だなって感じるんですが、山鳥毛さんの刃文は推しの贔屓目差し引いてもはちゃめちゃに綺麗でした。燃えているような刃文に魅せられて、パシャパシャと写真を撮って、あらゆる角度からガン見します。あっという間の90秒です。

ちなみに、ガラスケースへの映り込みが気になるなら、服とかマスクとか黒にしとくといいよ〜とツアーのしおりに書いてありました。私は服は黒にしたんですが、不織布マスクが白だったので、上からツアーグッズのウレタンマスクを重ねました。このためにできるだけ黒に近い色にしてくださったそうです。ありがたい。
添乗員さんが「鑑賞時のために、黒っぽくなるよう頑張ったけど、ツアー中着けてる人見かけなかったですね…」ってバスで言ってたんですが、外で重ね付けは流石に暑くて……。デザインが良いので、涼しかったら博物館以外でも着けて歩きたかったです。

山鳥毛さんとの対面が終わって、自由時間残り15分。おいしいと聞いていた物産館のパフェ(850円)を購入して、お伴機能で記念撮影。

いちじくとマスカットとブルーベリーに、塩アイスとその他諸々。フルーツもアイスも美味しかったです。
ちなみに、これアイスがあるので冷凍ケースに入っていました。フルーツがカチカチに凍ってます。それもまたアイスっぽくて美味しいんです。ただ、購入段階で私は残り自由時間が残り10分のタイムアタック。そして、スプーンが長めのプラスチックで最初全然食べられない。
食べ終わったとき、集合時間まで残り2分でした。こんなアホなことするのは私だけだと思いますが、気をつけてください。


3 靭負神社

長船の里〜靭負神社は歩いて5分かからないくらい。とても近いです。
長船の刀鍛冶が信仰する神社。こじんまりしているので、ツアーで40人が入ると境内はいっぱいです。ここで拝殿に上がらせていただいて、神職の方のお話を聞きます。
大和大掾祐定と備前焼で作られた山鳥毛の写しが置いてありました。

備前焼の山鳥毛は4本作って上手く行ったのが2本だそう。刃文の再現がすごかったです。神職の方曰く、焼き物で脆いため他の刀剣を扱うときよりも、これを扱うときが一番緊張するそう。

神社内ではお守りや御朱印も授与していただけます。刀剣御守は紺と白がありました。どちらも素敵なデザインだったので、とても迷ったのですが、山鳥毛さんに合わせて白を購入。降りかかる厄を切ってくれるそうです。
バスに戻り、昼食へ向かいます。


4 ホテルリマーニ

お昼ごはん!予定より20分ほど時間が押して、14時くらいに到着しました。ホテルがすごくオシャレ。

綺麗な海を見ながら、ツアー限定のコラボランチをいただきます。

サラダはチーズの塩気と野菜が合ってておいしかったです。語彙力が無いので食レポが壊滅的に下手。小学生の作文みたいになってしまう。

パンは自家製。刻んだオリーブが練り込まれていて、バター代わりにオリーブオイルを付けて食べます。ランチは上の写真のとデザートで全部なので、最初は少ないかな〜と思ったんですが、このパンが見た目より食べごたえあります。中はふわふわなんですが、外側がずっしりしていて、個人的にはこのパンで割とお腹いっぱいになりました。オリーブの香りが良くて、味も美味しかったです。

そして、コラボメニューのメインです。

太刀魚とジャンボマッシュルームが利用されています。太刀魚でその名の通り「太刀」を、ジャンボマッシュルームで山鳥毛の「羽」をイメージしたそう。
語彙力が無くて申し訳ないんですが、これめちゃくちゃおいしかったです……。太刀魚は身がふわふわで、ジャンボマッシュルームも私が知ってるマッシュルームの数倍のサイズで、味がすごいしっかりしていました。そして、ソースがすごくおいしかったです。おいしいけど、食べると無くなっちゃう…みたいな気持ちで食べてました。食べごたえのあるオリーブのパンは、食べても食べても無くならなかったのに…。

食事が終わった人から、デザートが運ばれてきます。食後のドリンクはコーヒーと紅茶から選べました。

山鳥毛さんの眼をイメージした赤のソースと、キャラクターをイメージした白(チーズ)と灰色(黒ゴマ)のムース。チョコで翼と眼の横の模様が描かれています。メインの太刀魚もそうだったんですが、コラボメニューの気合の入れ方がすごい。概念食べられるのオタクが好きなやつ。
ムースがふわっふわで、甘すぎず、でもコーヒーや紅茶と合う感じで美味しかったです。
ちなみに、ケーキ用に小さいフォークとナイフが付いていたんですが、最後までナイフをどこで使うのかが分かりませんでした。オシャレなランチを普段しないもので……。

ランチを食べ終わった人から、再集合時間までホテルを散策できます。

ホテルは青と白で統一されていて綺麗でした。お土産物屋さんもあって、食品や雑貨が並んでいました。こんな高級感のあるホテルに入ることはなかなかないので、椅子に座ってぼーっと海を眺めているだけでも個人的には楽しかったです。


5 オリーブ園

滞在時間は短めで20分?くらいだった気がします。短かったイメージが強くて具体的な時間は忘れてしまいました。
私はオリーブ園の散策というよりは、展望台からの景色を見て、お土産物屋さんを覗いて、という感じで過ごしました。

展望台は階段でかなり上まで行くのできつかったですが、風景めちゃくちゃ綺麗!!天気が良すぎるので、空の青と海の青が映えます。晴れの国岡山の面目躍如。展望台から、多分さっきのホテルも見えるはずなんですが、なんかその手前でバスの窓から見かけて「うわ謎にめちゃくちゃおしゃれ」って思った中学校しか見つかりませんでした。
展望台とmtのコラボもしていました。私は展望台の一番上で景色満喫しすぎて、時間なくなって写真撮れなかったですが…。

「世界で二番目においしい」と書いてあるオリーブソフトも売っていました。一番は??ランチ後で満腹でなければ食べたかったです。
行程的に難しいのは承知の上で、もう少し滞在時間長いと嬉しかったな〜と思います。

次の備前福岡に綺麗なトイレが無いので、ここでお手洗い済ませておくように念押しされます。個室数多いので全然並ばないので、急がなくていいのがありがたかったです。


6 備前福岡

オリーブ園から30分ほどで備前福岡に到着しました。
福岡一文字派ゆかりの地を、2グループに分かれて、ガイドさんに案内してもらいながら散策します。地元の中学生もお手伝いに来てくれていました。

造剣之地碑と妙興寺さんを訪問。
刀剣の話だけでなく、街のつくりやお寺の門の屋根にある飾り、仁王像、パワースポットの銀杏のことなど、色々な角度から備前福岡に関するお話をしていただきました。

お寺には、黒田官兵衛の父や岡山城の城主の父のお墓(うろ覚え)があります。ここで日光一文字や大典太光世に絡めた話も聞けました。
興味深いお話が多かったのですが、ガイドさんのマイク?スピーカー?の音量が小さめで、離れていると聞き取りづらかったのが少し残念。


7 解散

備前福岡を出発した後は、一度トイレ休憩を挟んで、1時間ほどで岡山駅に戻ってきます。
途中20分押しのところがあったので、解散18時半くらいになるかな〜と思っていたのですが、ほぼ予定通り18時に岡山駅へ到着しました。

バスを降りてから最後の撮影会です。バスの出発時は手を振ってお見送り。8時間以上あったとは思えないほど、あっという間のツアーでした。

ツアー戦利品

今回の旅行にお金かけてるからグッズは控えめに…と思っていたはずなんです。というか、控えめにしたんです。でも、どのグッズもとても魅力的でつい。

個人で山鳥毛さんに会いに行っていたら、足を運べなかったであろう場所も訪問できる、とても楽しいツアーでした。

個人用備忘録みたいなものなので、他の人の参考になるかは分かりませんが、ここまで読んでいただきありがとうございます。
このツアーに関わってくださった全ての方に感謝を込めて。

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