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薬膳師が見た霊現象。。。

こんにちは。
薬膳師のクコの花です。

ステイホームですっかり心霊ユーチューブを観ながらスクワットをするのが日課になってしまったクコの花。

数々の動画を拝見していてふと気になった事があるので書いてみようかと思います。これはあくまでも私の妄想であり、科学的根拠はないことをご了承ください。


気とは何なのか?

薬膳を考えるときに切っても切り離せないものに「気」というものがあります。最近ではTVCMなどで気血の巡りが。。。等というフレーズを良く耳にするので、薬膳を知らない方でも耳にしたことがある方は多いかもしれません。

「気」については、いまだに実態が科学的に解明がされていません。
ですから、東洋医学や薬膳を学ぶ際には簡単にまとめると「エネルギーのようなもの」と言う風によく説明がされます。

帯津良一医師は「人間をまるごと捉えようとしたとき、生命場が必要になる。生命に直結するエネルギーのようなものが、電磁場や重力場と同様に生命場を形成していて、体内の臓器や様々な部分が生命としての秩序を保てるのはこの生命場のおかげであるのではないか」「気という概念でこの生命場を説明しようとする東洋医学は西洋医学が体だけを対象にしているのに対し、生命そのものに迫ろうとしている」と語っていらっしゃいます。

気はエネルギーのようなものと言われていますが、気持ちの「気」とも関係が深いと言われています。気が体の中を上手く巡らなくなるとイライラしますし、気が足りなくなると落ち込みやすくなったりします。

私は世の中の霊と言われているものはこの「気」と関係があるのではないかと思っています。体を失い、何らかの障害で気だけが現世に残ったもの。行き場のなくなった気というエネルギーのような、はたまたその人の記憶というか情報(=気持ちとか念)のような?そんなものではないのか。。。

現在、東西医学の融合の必要性が叫ばるようになり、「気」についても科学的に解明しようという試みがなされています。気の正体が解明されたとき、数々の霊現象についても解明されるかもしれません。

霊現象は湿邪が好き?

心霊動画を観ているとほとんどが湿度の高そうなジメジメした場所や、雨の日に起きています。気というのは本来、血や水と常に一緒に身体の中を巡っています。体を失った気は体の中にいた時の記憶で水を求めて水場に集まるのかもしれません。

もしそうであるならば、ジメジメとした環境は、生きた人間にとっては湿邪と呼ばれる身体に不調を起こすものが存在しているので、湿邪による不調が起きやすくなります。それは身体が何かに抑えられているように重だるくなったり、頭が痛くなったり、耳鳴りがしたり、吐き気がしたり。。。

どうでしょう?

心霊現象と言われるものと重なって感じられませんか?


もし心霊現象と呼ばれるものの正体が湿の性格の邪であるならば、霊感体質と言われている人は水毒タイプか気虚タイプの人が多いのではないでしょうか?

気虚や水毒の人は体に湿邪を取り込みやすいのです。

気虚の人と言うのはざっくり言うと、疲れている人、身体の弱い人。
そして水毒タイプの人は腎が弱い人に多いのです。腎が発達していない子供や衰えてしまった老人に見える人が多いというのもこう考えるとしっくりときます。

また腎は恐怖の体験をしすぎると弱っていきます。腎が弱ると白髪が増えたり、足腰が疲れやすかったり、冷えたりします。

なんだか心霊現象ととっても重なって面白いと思いませんか?私は最近動画を観ながらこんな妄想が広がって、気の正体について解明したくてワクワクしてしまうのです。

人には見えないものは実際に存在する

皆さんは犬や猫が何もない方向に向かって吠えていたり、じっと見つめていたり、怒ったりしているという姿を目にしたことはありませんか?

犬や猫は人間が見ることができない紫外線を見ることができるということが2014年にロンドンの生物学者によって発表されています。人間の目では水晶体で紫外線を吸収してしまうためその光は網膜まで届きません。しかし、犬や猫の目のレンズは紫外線を透過するため見えるといいます。

これと同様に人には見えない「気」が犬や猫に見えているという可能性は無いとは言えないのではないでしょうか?

霊現象はわからないから面白い

心霊動画や画像はそのほとんどが科学で解明できると言われています。動物の声だったり、遠くで起きた事象の影響だったり、カメラの性能の問題だったり。。。ですが、どうしても解明できないものが存在するのも事実です。

作り物だとか、そんな馬鹿げたことなんて、と、はなっから否定せず、私たち人間にはまだ解明できないものもこの世には多く存在するのだと素直に見た方が、そこには恐怖と同時に新しい気付きや、面白さがあるのではないでしょうか?

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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