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2022.11.29

珍しく6:30に目が覚め、再び眠れそうにもなかったので、バナナマンのラジオを聴く。日村に対する設楽さんの愛情は、声だけでも十分伝わる。

昨晩スープしか飲んでいないので、久しぶりに空腹で目が覚めた。湯を沸かし、オートミールとバナナを食べる。ついでにコーヒーも淹れる。

今日でzineを完成させたい。印刷するページの最終確認を終え、PDFにする。でも今日は風が強そうだ。印刷は明日にしようか。でも、ゴミ出しで外に出たら案外風が温かかった。これなら、印刷しに行ってもいいかもしれない。もう時間もなかったので、自転車に乗って急いでコンビニへと向かった。PDFの圧縮に莫大な時間がかかったせいで、写真は印刷できなかった。

家に帰り、『GREEN BOOK』の続きを観る。世間は白と黒、それだけで勝手に善し悪しを決める。でも、そのどちらにも属していない人もいる。スポットライトが当たらない、ただそこにいるだけの人もいるのだ。世界を二分化せずに事物そのものに目を向けること、世間の当たり前を自分の当たり前としないこと、人によって変えることなくその人に真っ直ぐに抱くやわらかいものこそが優しさということ。どんな立場の人にも、表には見えない部分があることを忘れてはならない。見えていないものを想像することも優しさの一つなのだと思った。

『SING 2』を観終わり、『チャーリとチョコレート工場』を観始めた。チョコレートが食べたくなって、お菓子を買いにcarnivalへ。ブラックフライデーが何なのかよくわかっていないが、そのおかげで少し安く買えた。ウォンカチョコにそっくりなミルクチョコレートを買った。外に出ると雨が強くなっていたので、さっさとスーパーへ寄って帰った。

明日は初めて会う人と喫茶店に行くはずだったが、やめた方がいいと直感でわかった。明日は水曜日、映画を観に行くことにしよう。

さあ本日も肉焼き師さんの出番です。carnivalにいる時から、もうラム肉のことしか考えられなかったようで、大きなクミンパウダーを笑顔でレジに運んでいた。抑えめの塩味が程よくラムの旨みを引き出し、そこに合わさるクミンによって味に深みが増す。結構なお手前でございました。

雨が止まないし、風がずっと強く吹いている。音を立てて吹いている。どうやら今晩はこのまま、止むことはないらしい。明日、朝から予定を入れていなくてよかった。

それにしても、毎年人肌恋しくなる季節に差し掛かると、一人でいる居心地の良さに気付いてしまうのは、なぜだろう。好きなものを食べて、好きな映画を観て、好きな音楽を聴いて、好きな場所に行けて、好きな人達に会えて、これらを全部叶えられるのは一人でいるときだけなのだ。誰かといる不自由の愛おしさよりも今は、一人でいる自由が恋しいのかもしれない。本当に勝手だ、よくできている。

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