名蔵大橋　夕焼けに染まる空(石垣島)

マジックアワーという言葉をご存じだろうか。

夕日が沈んでから、完全に夜になるまでの時間。太陽が水平線の下から空を照らす現象。空が一番綺麗に輝くと言われている時間帯のこと。

名蔵大橋からの眺めは格別だ。遮るもののない海に太陽が沈み、刻一刻と空の色が移り変わってゆくのを、それこそ空の端から端まで眺めることができる。橋を挟んだ海の反対側は『名蔵アンパル』というラムサール条約の登録湿地にもなっており、マングローブ植物を見ることも可能だ。

季節によっても色の移り変わりは様々で、より鮮やかな色の変化を楽しみたいのならやはり夏が一番であるが、ピンクや紫といった淡い色彩を好む方は春先・秋口が良いだろう。

この場所ではサンセットカヌーも盛況である。(ちなみにkukaluでは催行しておりません、あしからず。)カヌーに乗って波に揺られながら沈む夕日を眺め、様々に変化する空の色にただただ魅入る。そんな贅沢な時間を過ごせるのもこの石垣島ならでは。

夕日を見に行くなら、太陽が沈んでから30分間はその場を動かない方がいい。その時にしか見られない色に空が染まるのを見逃すことになる。

(最初の写真から約10分後の写真。まだまだ色は変わってゆく。)

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