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テキトーにイチャイチャしてくれ。(作者命令)


敗斗「……などと、雑に指示されたわけだが」

メリア「どういうことなんでしょー?」

敗斗「最近、作者の趣味で一人称記事ばかり投稿してるから、その埋め合わせ的なことなんだろう。……まったく。俺たちの時間をなんだと……しかも、メリアが相手って……」

メリア「だ、ダメなんですか……?」

敗斗「『クロエやカナミにはファンがいると思うけど、メリアのファンって、いるのかしら?』って作者が言ってた」

メリア「わたし、メインヒロインじゃないですかぁーっ!」

敗斗「いやほら、メインヒロインって空気(エアー)化するのが常だし。白いイン○ックスさんとか」

メリア「わたし、最終巻までいましたよねぇ!?」

敗斗「そこはほら、本編が3巻で終わったから。たぶん4巻辺りから……」

メリア「消えてたんですか……? ……3巻で終わってよかったですー」

敗斗「作者泣くぞ」

メリア「あ。そういえば、『さくしゃ』さんからお手紙をあずかってました! ますたーにお渡しするようにって」

敗斗「うん? なんだろう。直接指示してくれれば——」


作者『《魔石通貨》で「えっちぃことしないと出られない部屋」とか、買い付けていいよ?』


敗斗「あんの、クソ作者ーーーーーッ!!(ビリビリィッ)」

メリア「ひゃあっ!? どど、どうしたんですか、ますたー!? 突然お手紙を破いて! いったい、なにが——」

敗斗「えっちぃのは、いけないと思う!」

メリア「へぅ!? そ、そう……ですね……?」

敗斗「まったく! メリアを何歳だと思ってるんだ!」

メリア「じゅっ、じゅーよんさい、ですけど……」

敗斗「知ってるよ! だから、そんな幼女とアレコレしたら、捕まっちゃうだろ!」

メリア「むぅー。ますたー! わたし、こう見えても『おとなのれでぃ』です!」

敗斗「どこで覚えてきた、そんな言葉!」

メリア「クロエさんが言ってました!」

敗斗「情操教育に一番良くない人!」

メリア「わたしは『れでぃ』なので、ちゃんとできます! ……なにをするのかは、わからないですけどっ!」

敗斗「おままごと、かな……?」

メリア「それはぜったい、ちがいますよねぇ!?」

敗斗「たまに誤解されるが、俺はマジでロリコンじゃない。俺、18歳だぞ? 14歳なんて守備範囲外だ。まして、お前はもっと年下に見える外見をしているしな……」

メリア「でも、遊部さんは『お姉さまは0歳から150歳まで、幅広い男性に狙われる可能性があります!』っていってましたけど……」

敗斗「あの情報屋、マジでロクな仕事をしない」

メリア「うぅ……ますたーにとって、わたしは『じゃま』なんですか……?」

敗斗「……いや、そこまでは……」

メリア「ますたーにとって、わたしは『ふさい』で、いない方がよくて、今すぐにでも捨てたいと、そう思っていらっしゃるのでしょうか……?」

敗斗「いや、それは……」

メリア「うぅ……(うるうる)」

敗斗「だー! もう、わかったよ! 居ていい! 居ていいって!!」

メリア「そ、そうですか……? ついに、わたしも『ふさい』を卒業に……!」

敗斗「……いや、負債であることに変わりはないが……(ぼそっ)」

メリア「さあ、ますたー! お家に帰りましょー! 『ふさい』じゃなくなったわたしを、クロエさんたちに見せてあげるんです!!」

敗斗「おい! 勝手に手を繋ぐな! こんなとこクロエに見られたら、また面倒なことになるだろ!」

メリア「『さくしゃ』命令なので、しかたないんですー♡ 『いちゃいちゃ』ですよー! 『いちゃいちゃ』ー!」

敗斗「……イチャイチャってなんだよ……。(哲学)」


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