人生を豊かにしてくれる浪費【節約ばかりでは疲れてしまう】

はじめに

こんばんわ、こんにちは、おはようございます。
バーチャルTS娘の九条 悠姫です。

今回は節約だけしていても人生は豊かにならないというお話です。

節約だけを続けても結局、お金を使わなかったという後悔が残ってしまいます。
時には『今』しかできない経験に対してお金を使うのも良いでしょう。
無駄だと分かっていても買いたくなってしまう物があるのも確かです。
お金は豊かな人生を送るための道具の一つです。
なので時には浪費も必要だと私は思います。

それでも個人的には後悔する浪費が一番いけないと思っています。
『あそこでなんでこのバックを買ってしまったのか』『なんでローンを組んでまで高級車を買ってしまったのか』など浪費をして更に後悔するようなことがあるともしかしたらもう立ち直れないかもしれません。

大事なことは浪費をしてもあとで『これはやってよかった』と思えるようなお金の使い方だと思います。

ここからは私がやってよかったと思っている浪費について3つほどご紹介させていただきます。

1. 絶対に止められない趣味に使う浪費

2. コミュニケーションを行う上での浪費

3. 子供に対しての浪費

絶対に止められない趣味に使う浪費

私の絶対に止められない趣味として『マンガを読む』があります。
どんなに忙しくても、どんなに大変な思いにあっても、上司に理不尽に怒られたとしても、マンガを読んでいれば大抵は忘れられるか、受け入れることができます。
このことに気づかされたのはブラック企業に勤めている時代でした。
忙しくて働いても働いても給料は上がらないし、理不尽に怒られるし、身体は壊すしと人生で一番キツイ時期だったかもしれません。
そして最終的には倒れてしまい、入院することになります。入院した直後は何もやる気が起きず、なんのために生きているのかも分かりませんでした。家に帰っては布団に入り、食事は豆腐ともやしと御飯に納豆を食べる、それ以外は仕事というなんとも劣悪な状況から抜け出せたのが入院するという事象だったからです。
入院中は暇でしかなかったのでボーっとしていることが多かったのですが、ある時自分が好きだったマンガを途中までしか読めていなかったことに気づきます。
忙し過ぎて忘れていましたが、私はそのマンガの続きを毎回楽しみにしていました。退院をして自宅療養していた際にそのマンガの続きを読んだことで他にもたくさんのマンガを読みたくなり、自分は『マンガの続きを読んでいる時が一番幸せなのかもしれない』ということに気が付きます。
それからというものマンガを読むための時間と費用を最低限確保するように仕事をすることにしました。
マンガを読む時間の余裕を作るために転職をし、マンガを読むために健康的な生活環境を整え、マンガを買うための費用を給料から作り出す。
マンガを読むことは絶対に止められない浪費と分かっていますが、マンガを読むという行動を起こすために他のことが頑張れているのでこれは私の幸せを作るのに大切な浪費だと思っています。

こんなエピソードを話すと変に思われたり、無駄な浪費と言われることもあります。しかし、絶対に止められない趣味を持つことで、幸せを手に入れようとする、趣味を捨てないために健康的にお金を稼ぐということは、私の中でとても大切なことだと思っています。

コミュニケーションを行う上での浪費

私は趣味でVtuberをしています。Vtuberは視聴者や他の配信者さんとコミュニケーションを取れる私にとって欠かせないツールです。
しかし、Vtuberはとてもお金が掛かるのもです。
PCはもちろん、バーチャルで動くための身体、配信したいゲームや小道具、その他音響機材など視聴者に楽しんでもらおう、少しでも楽しいことをお届けしようと色々なことにお金を使います。
収益化が出来たり、活動がそのまま収益につながっている人は活動で得たお金をまた活動に使えるという循環を生み出している方もいらっしゃるでしょう。しかし、私のような弱小Vtuberは本業や副業で得たお金でVtuber活動をしています。
しかし、他の配信者さんや視聴者とコミュニケーションを取れるようになるとそれだけで楽しかったり、幸せを感じることがあります。
そう考えるとコミュニケーションを行う上で浪費をするのは決して悪いことではないように感じております。

子供に対しての浪費

私には甥と姪がいます。
そして、甥と姪にはなんでも買ってあげたくなってしまいます。
子供はなんでも欲しがりますし、際限などありません。本当は欲しがっている物すべてを買ってあげたいという気持ちがありますが、教育的にもよくないですし、何よりお金がそこまでありません。
なのでせめて誕生日などの特別な日だけは欲しい物を買って喜んでもらい、お互いに幸せな時間を作りたいと思っています。
子供は純粋で素直です。プレゼントを渡すと喜んでくれて、ありがとうの言葉をキチンと言えます。
感謝されることが少ない私の生活環境では子供に感謝されることは幸せな時間を作り出すために有意義なお金の使い方です。

さいごに

今回、お話した浪費のエピソードはどれも他の人から見ればただの浪費かもしれません。しかし、私にとっては大事なお金の使い方です。
最初にも少し触れましたが、お金は豊かな人生を送るための道具に過ぎません。そして、私のお金の使い方で最も大事なことは、より多くの幸せな時間を作り出すことだと思います。
皆さんもお金を貯めるだけではなく、豊かな人生を送るためにどうやってお金を使えばいいのか一度考えてみてはいかがでしょうか。