おしゃくそお兄さん

理学療法養成校で習った義肢装具学がどうしてもわかりにくかったので自分なりにまとめること…

おしゃくそお兄さん

理学療法養成校で習った義肢装具学がどうしてもわかりにくかったので自分なりにまとめることにしました。

最近の記事

装具学まとめ⑤ 小児期の装具

今回取り上げる疾患と装具 発育性股関節脱臼(Developmental dysplasia of the hip) 発育性股関節脱臼の要因 DDHの適応装具 ペルテス病 (Legg-Calvé-Perthes disease) 治療法の原則 治療法の選択肢 トライラテラル型 タヒジャン型 改良型ポーゴスティック型 バチェラー型 トロント型 筋ジストロフィーの適応装具 脳性麻痺 脳性麻痺と装具 股関節外転装具 内反足矯正用装具 デニス・ブラウン

    • 装具学まとめ 体幹装具

      目的分類頸椎装具体幹装具側弯症用装具

      • 整形外科的装具(ごく一部)

        整形外科的装具の特徴 骨折や脱臼をした後に整復位で固定することが大きな目的 骨折後の外固定は上下2関節を固定するのが原則 ※骨折部位や日常生活動作に応じて1関節のみの固定とすることもある よく見る整形外科的装具免荷装具 ACL断裂用装具オスグッド用装具

        • 脊損の装具学まとめ(上肢無し)

          個人的に思う脳血管障害の装具の特徴脊髄損傷に対する装具と脳卒中に用いる装具にはそれぞれの特徴があると思います。 脳血管障害の方は痙性や下肢の協調性低下による歩行障害が考えられます。 なので、脳血管障害に対する装具は不随意運動を拘束することで歩行障害を軽減させることを目的にしている。と私は感じました。 もちろん、脳血管障害でも弛緩性麻痺となることもあるのでその限りではありませんが。 個人的に思う脊髄損傷の装具の特徴脊髄損傷に対する装具は損傷高位に応じた弛緩性麻痺に対応する

        装具学まとめ⑤ 小児期の装具

          装具学1

          学校で受けた装具学の授業がいまいち自分には分かりにくかったので、自分で調べてまとめてみました。 せっかく作ったので公開していこうと思います。 装具の定義四肢・体幹の機能障害の軽減を目的として体表に装着して,機能を補助する器具。(JIS:日本産業規格) 上肢若しくは下肢の全部若しくは一部又は体幹の機能に障害のある者に装着して、当該機 能を回復させ、若しくはその低下を抑制し、又は当該機能を補完するための器具器械をいう。(義肢装具士法) 装具は身体の一部を固定あるいは支持し

          自己紹介と無駄話

          私は今まで義肢装具を製作する仕事をしていました。 義肢装具士のように病院で出向いて採型をするのではなく、工場の中でプラスチックや金属を加工する製作技術者と呼ばれる仕事です。 でも、たまに実際のユーザーさんと関わる機会があるたびに、もっとユーザーさんに近い立場で仕事をしたいと思うようになりました。 なので(?)、現在は毎日患者さんと関わることのできる理学療法士になるために専門学校に通う学生になりました。 現在は絶賛学生生活中なのですが、楽しみにしていた義肢装具学の授業に非常

          自己紹介と無駄話