政治を変える・選挙・戸別訪問

通常の選挙運動の常識?

個別訪問


●国政または地方自治体(都道府県、市区町村)の議員または首長選挙に関する常識を検証します。

個別訪問

選挙で一番大事なのが、世界中の選挙でほぼ例外なく行われていて、一番の主力手段である個別訪問です。


ご注意頂きたいのは、「通常の選挙運動の常識?」で意味する「選挙」は、

特に断り書きがない限り、公職選挙法の選挙期間(告示から投票日まで)ではなく、


前の選挙の投票日翌日から、次の選挙の告示日前日まで(公職選挙法で言う、政治活動)を意味します。

それだけ、日本の「公職選挙法」は世界でも特殊な法律なのですが、今回はそれには触れません。

この「通常の選挙運動の常識?」はどのようにやれば効率的に票を稼ぎ、

その結果としての当選を勝ち取るかの「実務」について述べています。

#個別訪問

選挙で一番大事なのが、世界中の選挙で一番の主力手段である個別訪問です。

これは、日本でも同じですが、

国政で野党の政党やその所属国会議員、地方議員まで含めてこれが「おろそか」です。


逆に、これを一番マメにやっているのが公明党関係者です。

公明党がなぜそれができるか、それをするかと言うと、

「個別訪問」をマメにする事に、政治以外にも実利的意味があるからです。

その実利とはガッカイさんと呼ばれる宗教活動で、信者を増やし、

宗教団体の影響力と収入を増やす事に直結するからです。

この一貫したやり方によって、公明党ができた当初は地方議員を53議席獲得しました。

その手足を使って参議院選挙で3議席獲得したのが始まりです。

公明党は確かな票読みをしながら、地方議員を確実に増やし、それに応じて

国会議員を着実に増やしてきました。

そして、今はその公明党の集票力が連立を組む自民党議員の当選にほぼ不可欠のものになっています。


この詳しい説明は稿を変えて書きたいと思います。

さて、本論の選挙の王道「個別訪問」に戻ります。

アメリカの選挙ことわざに「正しそうに見える知らないやつより、知っている悪い奴」と言うのがあります。

意味は、「素晴らしい理想を語る新人や見知らぬ候補者よりは、悪い事もしているようで気に入らないけど、投票は知っている奴にしよう」と言うような意味です

あの民主主義の代表の一つである、政治に理想を追求し実現してきたアメリカでもそうなのです。

日本は更に輪をかけて「知っている悪い奴」に投票する事になります。

そうなると、「正しい事を言う新人」が当選する機会は、何かの事件とか幸運がない限り無理!

と言う事になります。


それを理解せずに、「正しい事を言う自分」を知らせる暇もなく、投票日を迎える

つまり、告示日直前の立候補表明などの

選挙戦術を取る多くの野党候補者又は新人候補者は、

与党または現職に、告示日時点で、

大きく水をあけられたまま、投票日を迎える事になるのです。

「正しい事を言いたい候補予定者・新人」は傾向として頭がいいです。

その頭の良さが、「正しい事さえ言えば」、「解る人は解ってくれる」と考えがちで、

あなたがその「正しい事を言っている事」、更には「選挙に出ている事」を

「選挙民が知る前に投票日を迎える」事になるのです。

負けると解ってもしなければならない選挙は確かにあるでしょう。

しかし、いつまでも負けていては、理想は実現できません。

当選するためには、少なくとも、当選圏内にいる候補や現職と同じ以上に

あなたを知っている有権者が必要です。

そのためには、個別に有権者を訪ねて、一人ひとりに自分の顔と名前、政策や理想を語り、

少なくとも、「それなら応援しよう」と言ってくれる人が

定数と投票率から計算して供託金没収ラインを上回る確信を得てから立候補すれば

無駄な選挙費用や労力をかける事はありません。

その費用や労力を次の選挙に向けて有効に使うべきです。

個別訪問をして理解が得られれば、あなたに共感して

手伝いを申し出る人や知り合いを紹介してくれる人も出てきます。

あなたの今の仕事や生活様式にもよりますが、

毎日、個別訪問する人数を決めて、確実に知り合いを増やしてください。

https://kokumin.jp/?&pgjun2=10&juninow=13

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