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観劇オタクにオススメの手帳

さーーーーー今年も手帳の季節がやってまいりましたーーー。

毎年8~10月頃は来年の手帳の新商品が出る季節なのです。手帳を買うなら9月から10月頃がオススメなのです。新しい役者さんやアイドルさんにはまったあなた、手帳始め時ですよ。まず、なぜアナログの手帳がオススメなのかからご説明させていただきますね。


なぜアナログ手帳がオススメなのか?

なぜ観劇オタクにはアナログ手帳がオススメなのでしょうか?

それは自分以外のスケジュールを把握する必要が有るからなんですね。

自分以外の誰か、自分の好きなタレントさん(以下推しとします)のスケジュールはもちろんのこと、その周りの人、他のタレントさん、事務所のイベント、上演スケジュール、休演日、最終的にはイベント会場の空き状況まで、推しの動きを予測しようとするとどんどんどんどん把握しなければいけない情報が増えていく。その時アナログ手帳が役に立つのです。

デジタルじゃいけないのか?

なぜデジタルではなくアナログなのでしょうか?デジタルだって複数の案件を把握出来るんじゃないか?

そうですね。デジタルにはデジタルの利点が有ります。例えばリマインド機能が有るとか、繰り返しのイベントの入力が楽だとか。

しかしデジタルのカレンダーにも欠点が有るんですよ。

それはあいまいな情報を保留にしておけないという事。

予定を入力するにはまず日付を確定する必要が有るのですよ。

何日の何時何分という風に決まらないとスケジューリング出来なくて、

この期間のうちのどこかみたいな事が苦手なのです。

もちろん出来ないことはないですが、アナログの手帳だとすごく楽なんです。月ページの余白に書いておくだけですからね。

アナログの得意なこと

他にアナログは確定ではないないイベントの予約をしておくことも出来ます。今までの経験からかんがみて、そろそろ何かありそうだなと思ったら

余白にイベント?とか書いておけば良いのです。

楽。めっちゃ楽。

違ったら違ったでいいんですよ。別に何にも困らないですから。ただ、その予測を参考に次の予測を立てれば良いだけ。それがアナログが得意でデジタルが苦手なことです。

この何気ない情報が有ることによって、予測を立てる練習が出来、どんどんスケジューリングが上手に正確になっていくのです。

この積み重ねが出来るという事もアナログの得意な事です。過去の情報を見たい時はペラペラとめくれば良いのでとても簡単です。

アナログ手帳は試行錯誤が簡単

あいまいな予測をメモしておける以外にもアナログ手帳は試行錯誤が簡単という利点が有ります。

推しが舞台のお仕事がメインだと、幕間の情報やメインのお仕事以外のスケジュールを把握するために他のタレントさんのスケジュールも把握しておきたくなってきます。

そういう時アナログはどんどん項目を増やしたり減らしたり出来ます。必要ならば書き、不要になったら書かない。それだけで良い。

デジタルだと項目を増やすためにはフォーマットを増やさなければいけないし、不要になってもその項目は残ってしまう。消そうとするとデータが消えてしまう。

やってみて不要だったら止めればよい。途中でフォーマットを変えても良い。そういう試行錯誤が手軽なのもアナログの良いところです。

推しが複数いても管理がしやすい

デジタルで、例えばgoogle カレンダーとかで管理しようとするとき、推しが複数いると、人数分だけカレンダーが必要になりますよね。2人ぐらいだったら色変えとかで何とかなるけれど、複数人になってくると苦しくなってくる。複数のカレンダーを行ったり来たりして結局把握出来ない、みたいなことになる。

アナログの手帳だったら何人でも行けます。3人ぐらいまでは余裕だし、10人ぐらいまでは工夫すればマンスリーで行けます。

複数人グループで全てのメンバーの予定を把握したいとかいう欲望も簡単に叶えられるわけです。

手帳の選び方

さて、じゃあアナログの手帳を買おうと思って行動してみると色々と迷うところが出てきます。実際に手帳を選ぶ手順をシミュレーションしながらあなたに合う手帳を探していきましょう。

どうやって買うか?

まず最初に迷うのはどこで買ったら良いのか?という事です。手帳は季節商品なので時期を逃すとそもそも見つけることが難しくなります。

いつ買うか?

まず時期ですが初心者が手帳を買うならオススメは9月の後半から10月の前半ぐらいです。大体その年の新商品が出そろいますので、豊富な種類から選ぶことが出来ます。

どこで買うか?

手帳が買える場所は大分すると2か所になります。

文房具売り場

書店

最近は書店で文房具売り場が併設されている店舗も多いですが、そういった店舗でもシーズンだけ手帳売り場が特設される場合も有ります。

文房具売り場は100円均一から専門店まで様々なお店に有りますね。求める価格に応じて選べば良いと思います。最初は100円均一のものも良いと思います。その際は自分用と推し用、必要な冊数を買っておくと良いと思います。手帳は季節商品なので時期を逃すと良いものから無くなってしまうので。

迷うぐらいだったら買う。失敗しても痛くない金額のものを買う。

これ手帳と仲良く付き合うためにとても大事な事です。

お店によって扱っているブランドが違う

手帳は種類がとっても多いので、チェーンによって扱っているブランドが違います。

専門店はそれぞれ独自のブランドを展開していたりしますし、メジャーなチェーンがみんな扱っているブランドでも、そのブランドのお店や通販限定のバージョンが有ったりします。まあそれは手帳オタクになったら極めれば良いことですけど、そういう情報に迷わされるのもオタクの楽しみだったりします。

自分にピッタリのものを見つけたかったら、ネットも含めて色々な店舗を覗いてみるのをオススメします。

高い手帳って何が違うの?

LOFTとか東急ハンズに行くと、3000円ぐらいの商品が有ってびっくりされるかもしれません。100円均一の手帳と何が違うのでしょうか?

一番の違いは使われている紙の質です。

高級紙とか手帳専用紙とか呼ばれる、硬くて、薄くて、丈夫な紙を使っているのです。手帳マニアは裏移り(紙の裏側にインクが滲むこと)も嫌います。

他にはページの開き方だったり、カバーの使いやすさだったり、独自の設計だったり、様々なこだわりが有って、高くても売れるにはそれなりの理由が有ります。

でも値段じゃないです。

大事なのはあなたに必要な機能がそろっているかどうかです。

値段じゃないです。

逆に言うと手帳マニアからすると必要な機能がそろっていれば3000円は高くないんですよね。1年間使いますから。元は取れる訳です。だから売れる訳です。

マンスリーかウィークリーかデイリーか

手帳は一覧で見られる期間で大分すると月ごと週ごと日ごとに分けられます。一年分が一覧になっている豪快なものとかも有りますがとりあえず分かりやすくするために例外はいったん忘れましょう。

マンスリー

一か月が見開きになっているタイプ。ウィークリーとかデイリーにもマンスリーがついている事が多いですが、パッケージにマンスリーと書いてあったら月間なんだなと考えてください。

ウィークリー

一週間が見開きになっているタイプ。ホリゾンタルと呼ばれる横書きタイプとバーチカルという縦書きタイプが有ります。マンスリーでは足りないちょっと忙しい、一日のスケジュールを時間で管理したい人にオススメ。

デイリー

一日一ページのタイプ。日記のように、記録を付けたい人にオススメ。たくさん書けますがちょっと重いので、マニア向けですね。メモ魔の人、推しとの思い出を記録したい方にオススメ。


推しとあなたの行動パターン別オススメブランド

さて、長くなってしまいましたがいよいよあなたにオススメの一冊を紹介させていただきます。

MIDORI ダブルスケジュール 予定

https://www.midori-store.net/SHOP/22122006.html

推しが1人の方にオススメ。

表裏2つのマンスリースケジューラーです。表マンスリーは自分の予定、観劇日を記入し、裏マンスリーは推しのスケジュールをメモします。

値段もお手頃で凄く人気の手帳なので、これがいいという方は見つけたら即購入することをオススメします。

同じシリーズで予定とお金を管理できるものも有ります。チケット代の入出金が多かったりする人にはこちらもオススメ。

https://www.midori-store.net/SHOP/22130006.html


MIDORI  ダブルマンスリー 進行

https://www.midori-store.net/SHOP/22127006.html

毎月公演が有る。さらには複数行きたい公演が重なる劇場に住んでいるような方や、推しが複数または観劇と同時並行でラジオやTVのお仕事が有ったりする人にオススメ。

マンスリーで自分の観劇予定を管理し、ガントチャートで公演スケジュールや推しのスケジュールを管理するのがオススメの使い方。

ガントチャートとは横に一覧になったスケジューラーです。公演スケジュールなどの期間の有る予定管理がしやすいです。

またサイズがA5という一般的なコピー用紙(A4)の半分のサイズなので

公演チラシを挟んでおけるという長所が有ります。これ結構重要ですよね。パソコンでプリントアウトしたものも挟んでおけるし、ほんと便利なので一度A5を使ってみてください。

こちらもオススメ


インプレス出版部 ファミリーダイアリー

推しが複数居て、一日のお仕事が一件づつぐらいで各自がそんなに忙しくない、みたいな方にオススメ。

マンスリーページと見開き2pのホリゾンタルマンスリーの組み合わせで、ホリゾンタルマンスリーが3分割されているのが特徴。

ママが子供の予定を把握するために設計された手帳ですが、観劇オタクにも激しくオススメ出来る本当に良く考えられてデザインされた手帳です。

番外編 バレットジャーナル

どれもみんな帯に短したすきに長しなんだよな…と思ったり、今使っている手帳に不満が有るあなたはいっそのこと自分で作ってみてはいかがですか?

バレットジャーナルは既存の手帳を使わないで自分で作っちゃおうというものです。平たく言うと。

8月中はノートに色々書いて試してみて、9月の本番に手帳を買うというのも良いですよね。バレットジャーナルの良いところは、自分が何をしたいのか分からなくてもとりあえず手を動かすことによって、色々と試行錯誤ができること。

まだ、はまったばかりで、何をしたらいいのか、何を買ったらいいのか、全然予想がつかないという人は、お手頃のマンスリーとノートでバレットジャーナルを始めるのも結構本気でオススメです。

バレットジャーナルは日付を自分で書き込むのですが、間違えてしまうと全てが狂ってしまうので、最初のうちは特に既製品のカレンダーのシールを使った方が良いと思います。


以上、こんな感じで観劇オタクアイドルオタクを20年やってきた手帳マニアの私がオススメする手帳のご紹介でした。参考にしていただければ幸いです。

バレットジャーナル用にこちらの記事もどうぞ!













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