お財布におけるゆとりの大切さを痛感した【オタクの家計簿】

突然ですが皆さんお財布にいくら入っていますか？

私は今2万２千円です。

多いですか？少ないですか？

私からするとちょっと少ないです。今日はそんな話です。

私の尊敬する斎藤一人さんは「お財布に１０万円入れておきな。それを使わずにいられるのがその人のお金を受け取れる器になるんだよ」と言っていました。（少し昔の話なので、そのうちまた別のアイディアが出されるかもしれません）

そこで私はさっそくそれっぽいことをやろうと思ったのですが、いきなり１０万円は用意出来ないし失くしたら怖いのでクラフト紙で偽１０万円を作って一番上だけ本当の１万円を見せ金として入れておきました。

しばらくは１万円を使いたい誘惑に駆られていたのですが、何しろその１万円を取り出してしまうとその後ろがクラフト紙なのがばれてしまうので恥ずかしさからそこには触らずにいました。

しばらくその状態が続いたのですが、バビロンの大富豪の教えに出会って収入の１０分の１を貯金するようになってから経済的にゆとりが出来て両サイド一番前と一番後ろを一万円に出来るようになりました。

そこからは割と早く３万円になりました。一人さんは加速の法則と呼んでいますが、貯金って型が出来ると本当にそこから割とするするっと貯まっていくものなのですね。

そうして一年ぐらいでしょうか。常に使わない３万円が入っている生活を続けることが出来ました。

そうするととても心にゆとりが出来るとともに、お財布にお金が有るとなんとなく使いたくなってしまうという衝動から解放されることが出来ました。

ますますお金は貯まり心にもどんどんゆとりが出来てますます賢くお金が使えるようになる。良い循環になりました。

そして今年お財布を変えました。さすがにくたびれて来て気になっていたところに７００円のお手頃なものを見つけたので、これ幸いと新しいものに乗り換えました。安さと見た目の可愛さに惑わされて、あまり吟味せずに買いました。

言い訳になってしまいますがそれも原因だったかもしれません。

新しいお財布は札専用の仕切りが無くてカード入れと共用のスペースで見せ金が見せ金だとバレてしまうのです。私はもう見せ金は良いかなと思ってクラフト紙を抜いて３万円をそのまま入れておくようになりました。

そして５月のことです。私は新しいジャンル（趣味）にハマりました。

私は「新しい推しが出来て嬉しい！今がお金の使いどころだ！」と思いました。なぜだか。まあ言い訳です。

そして使わないはずの３万円に手を付けました。使いました。全部。

楽しかった。それ自体は後悔していません。いままで小さな貯金を積み上げて来て良かったと思いました。

さてそこからです。

私は使ってしまった３万円をまた貯めようと思って節約を始めました。

しかしなぜだか貯まらない。

今まで入ってきていたお金が入ってこなくなってしまったのです。

仕方がないから削ってはいけないところまで削ったり、貯金に手を付けたりしてしのぎました。

８月に入って「ごめんなさい。心を入れ替えます。お財布の３万円は使いません」と反省したらまたお金が入ってくるようになりました。

そうすると、不思議と入ってくるより多く貯められるのですね。１０月ぐらいまではかかるだろうと思っていたバッファー３万円の回復は来月くらいには出来そうです。

お財布のゆとりはその人のお金を受け取れる器の大きさなんだという事を身をもって知りました。

そしてまず３万円を守る生活をして、そのうち１０万円を目指そうと思いました。お金を受け取る器を大きくしたい。真摯にそう思いました。

一人さんの話は本当にいつも身につまされるなと思ったエピソードでした。

読んでくださってありがとうございます。