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人生で初めてヨーロッパに行ってきた

ごきげんよう、くじらです。

日本はすっかり梅雨ですね。時々の晴れも灼熱の太陽が肌を刺すように照らし、紫外線対策とこまめな水分補給を心がけて、この夏も乗り切っていきましょう。本日は私が初めてヨーロッパを訪れたお話。

夜便ってワクワクするよね。

6月23日の夜、私は羽田空港にいました。といいますのも、最近転職した会社の10周年記念パーティーにお呼ばれされることになり、ドイツへ向かうことになりました。私としては、入社したまだ2ヶ月も経過していない私を招待してくれる会社に感謝し、初めてのヨーロッパということもあり、少し緊張していました。

というのも、学生時代にヨーロッパへ旅行へ行った友人はスマホをスられたり、パスポートを紛失してしまった等の恐ろしい話を聞いていました。イズティお嬢様に負けないぐらいネイティブレベルの英語スキルがあるものの、ヨーロッパで果たして英語が通じるのか、その当たりが未知数でした。しかしながら、会社が旅費・滞在費を負担してくれるというこれまでにない美味しい条件に食いつかないわけがない。「まずは経験してみて判断しよう」それが私のモットーですので、今回ヨーロッパへと旅立ったわけであります。

今回の旅は、羽田空港からフィンランドはヘルシンキにありますヴァンター国際空港を経由して、ベルリン・ブランデンブルク空港へ向かうルートになります。総飛行時間は15時間と、人生初のロングフライト。

流石にこの老体が悲鳴を上げるかもしれないと思い、恐る恐るチェックインの際に「あのー、プレミアムエコノミーに空きはありますか・・・?」と尋ねると、「あります!通路側のお席ですがよろしいですか?」と。ホッと胸をなでおろしたのもつかの間、対応してくださった窓口の担当者が変わってしまい、「ご説明があったかもしれませんが、料金は7万4000円になります。」

7万4000円になります

すでに自宅から羽田空港までの道のりで疲れ切っていたこともあり、脳死でクレジットカードを預け、赴くままにプレミアムエコノミーを購入しました。

最近の長距離便はファースト/ビジネス・プレミアムエコノミー・エコノミーとクラスが3(4)分割されており、プレミアムエコノミーは名前の通り、エコノミークラスより「一段上」の待遇が用意されております。

目の前がファーストクラス

ファーストクラスをちらっと見ることはできますが、彼らは文字通り「席がベッド」になるので、寝たい時間になるとフルフラットのベッドになり、快適な飛行を楽しめます。羨ましいね。

今回搭乗したフィンエアーのエアバスA350のエコノミーとプレミアムエコノミーの違いは「充電できる」ことでした。プレミアムエコノミーには電源口が用意されており、電子機器の充電が可能でした。さらに、下記の画像のようなアメニティーを提供してくれました。marimekkoとフィンエアーのコラボポーチ。リサイクルした紙でできているのかと思いきや、意外とタフなやつで、最近流行りの紙風プラスチックなのかもしれない。中にはアイマスク、スリッパ、歯ブラシなど、快適な空の旅のお供セットが入っていました。その他にも、marimekkoフィンエアーコラボのネックピローや、ふかふかのおふとんなども用意されており、「プレミアムエコノミー」の「格の違い」を感じざるを得ませんでした。

極めつけは、このざきにはフットレストがあり、マッサージチェアーぐらい席を倒すことができたので、寝る分には快適でした。

フットレストあるのとないのでは寝る体勢が変わってきて、人によってはエコノミー症候群になります。

羽田からヘルシンキまでは北極を経由して航空します。といいますのも、現在の世界情勢を鑑み、ロシア上空を飛ぶことが困難なのか、迂回ルートになります。

引用元:https://www.flightradar24.com/blog/flying-over-the-north-pole-from-tokyo-to-helsinki/

北極を通過中、窓際の席の方が窓を開けていましたが、「白夜」でした。こんな経験もないので、せっかくの北極を拝んでやろうと思いましたが、低空飛行しているわけでもなく、雲の上なので太陽が出ているのはあたりまえ。眩しくて非常にいい経験ができました。

実績解除:北極通過 withふかふかのおふとんと共に

北極を通過すると、このような証明書をもらいました。「The Northern route Diploma」、Diplomaは高等教育における卒業証書を指す際に用いられる単語ですが、私は知らない間に北極を履修して、卒業していたようです。やったね。

機内食のビーフストロガノフは美味しかったです。写真はありません。ごめんね。食後にあらかじめiPadに保存しておいた「怪獣8号」を読み、到着時間を逆算し、現地の時間に合わせるために就寝。

起きるとすでに着陸10分前でした。熟睡はできませんでしたが、4時間睡眠を確保できてので良しとしましょう。普段と寝る環境が違うとやはり体に来ますね。睡眠オタクには辛いです。

フィンランドに到着!

そうこうしているうちに、ヘルシンキ・ヴァンター国際空港に到着しました。現地時刻は朝の4:40でしたが、すでにこんなに明るいことに困惑していました。

お、お外が明るい!

フィンランドはEU圏内になり、Border Control(出入国管理)がありました。一度EUに入ると、EU加盟国への渡航は国内旅行と同等になります。日本国パスポート保持者は、機械にパスポートを読み取らせて、顔認証を済ませてGO!入国管理局からの英語の質疑応答に戸惑うこともなく、快適に通過できました。

ヴァンター国際空港はとにかく広い!急いでベルリン行きの搭乗口へGO! :polarbear_hayasugi: 

日本の空港も見習ってほしいですね

私は滞在した国のスターバックスのマグカップを収集するのが好きでして・・・デヘヘ。「You Are Here Collection」からヘルシンキを購入しました。円安の影響もあり、とても高かったです。

値札が見えないのが逆に怖い
何回も使えるストロー付きのタンブラーは在宅勤務やドライブで重宝しています。ショッキングピンクのがものすごく可愛かったけど踏みとどまりました。
ギャゥが好きそうなギラギラのタンブラー(私もちょっと好き)

スターバックスは日本では販売していない大きなタンブラーや、環境に配慮したタンブラーなども販売しているので、ぜひ海外旅行の際には一つ自分のお土産として買うことをおすすめします。

日本で根強い人気を持つムーミンのお土産屋さんもありました。スナフキン推しのそこのオタクは現地でグッズを買うことを強くおすすめします。日本人の異様なスナフキン推しは、なんなんでしょうか。

多くのアジアからの社員はこのヴァンター国際空港で乗り換えでしたので、無事彼らと合流することができました。

ベルリンへGO!

ここまで活字が多かったので、小休憩。空の旅をお楽しみください。

ベルリンに到着!

飛行時間約2時間、ベルリン・ブランデンブルグ国際空港に到着しました。

Ausgang = 「出口」のよう。

EU圏内ですので、税関はありますが、ほぼ機能していません。出口までは非常にスムーズでした。

日本では見ないブランドだ・・・!ウルスとカイエンのハーフかな?カッコいい。

【悲報】スーツケースがぶっ壊れる

預け荷物を受け取りにベルトコンベアへ、すると、私のスーツケースに亀裂が。しかも、車輪部分もベッコリといかれてしまいました。XX年付き添った大切なスーツケースでしたが、価格と耐久年数を考えると今回の旅で十分な役目を果たしてくれたのかなと思います。思い出がいっぱい詰まったスーツケース。記念に置いときます。

他の社員さんと合流し、ボコボコのスーツケースを引きずって空港を出ました。

晴天、無限に広がる空

ブランデンブルグ国際空港はでかい!そして無限に広がる青い空。都会にはないこの開放感。ものすごく気持ちの良い旅でした。(片道)

本社の社員の方と合流し、個人でUberを手配して目的地まで行くことに。荷物の関係上、私は日本オフィスの先輩と二人で乗車しました。

リゾートへGO!

出国前に、最近ヨーロッパへ旅行した友人から助言をもらいました。「最初に都市部へ行くと、面白くないから、田舎に行ってから都市部へ行くほうがいいよ。そのほうが気持ちよく旅ができる。」

私はこの意味を完全に理解していませんでした。いやいや、別にここからベルリンの都市部へ移動してもいいんじゃないの?と。ですが、私は後に感じることになります。ヨーロッパの「大自然」というものを。

Uberに乗車して早速オートバーン!流石に爆速で走るBMWなどを観測することはできませんでした。車はどんどんと田舎へ向かっていきます。

どこかしら春の北海道みがある
一面小麦?畑

道中、お腹が空いたのでスーパーに寄りたいな〜と思っていたけれども、全く何も無い。民家ばっかり。それもヨーロッパ風の石畳の道路や魔女の宅急便のような世界が広がっていました。

リゾートに到着!

今回、弊社ではリゾート地を貸し切りにしました。あまりにも施設が大きすぎたので、iPhoneのカメラに収まりきりませんでした。

目の前が湖、反対側にはゴルフコース、屋内・屋外プールやサウナもあり、至れり尽くせりでした。

おわりに

これは、一週間の旅のまだ序章に過ぎません・・・これから一週間、文字通り「極楽」を味わうことになるのでした。

それでは、次のお話でお会いしましょう。

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