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⑥ 2013年(初ワンマンライブ)

2013年1月26日 SNS開始
 2012年のクリスマスに大阪のライブハウスでギター弾き語りをした様子を数人のファンがSNSに書き込んだが、彼がひとりで音楽活動を始めたことはまだ広く知られていなかった。
 しかし、彼自身によるSNS発信は日本国内だけではなく海外のファンにも届くことになった。
 SNSを始めた次の日、彼はたった一晩で沢山のファンからフォローされたことに驚き、応援のメッセージを読んで喜んでいた。早速、彼は御礼の言葉をSNSに書き込み、2月のライブ告知をした。

2013年2月 対バンライブでのMC
 「12月にも、こうしてライブをしました。僕の中で前に進みたいけどぶつかってて、迷ってたんですよ。」
 少し黙って次の言葉を考える。
「変わっちゃったのかな?って皆さん思ったかもしれません。でも僕自身、変わったつもりはなくて、ただまっすぐに生きたいように生きようとしています。これから沢山いい曲を作りたいし、伝えたいこともいっぱいあるし、見せたい景色もあるし、ここが(ステージのフロアを指差す)階段の一段目を上がりだしたところだから。」
 拍手する観客に笑顔をみせる。
「みんなと、こうしてライブ出来てよかったです。ありがとうございます。最後に、新曲を聴いてください『NEVER』」

ライブハウス 堀江橋 アンコールスター ブログ


2013年4月 自主制作CD「This is me」発売
   1.NEVER
   2.19Y0024
   3.Treasure
   4.心中叫
   5.Something brilliant now~弾き語り~

2013年3月のライブMC
 「アルバムのタイトルが『This is me』というんですが、人って何かに熱くなって楽しんでる時が一番その人らしいと思うんですよ。僕はこうして歌ってライブしてる時が一番楽しくて、この、一体感、とか。それが一番自分らしいと思ってて、そんな意味を込めてつけました。」

2013年4月 ワンマンライブについてのMC
 「僕はこの道を選んでからずっと1人でライブができるようにと思ってて、だからこのワンマンは通過点だと思ってます。今回来れない方も今度はもっと大きいところでやりたいと思ってますので、また会いに来て下さい!」

2013年5月の対バンライブ
 「時を駆けて」で、初めてピアノ弾き語りを披露した。まだピアノの練習を始めたばかりだと言ったが、弾き語り演奏が出来るほどすでに上達していた。

2013年6月 20歳の誕生日に公式Webサイトを開設

2013年6月15日 人生初のワンマンライブ「THIS IS ME」開催
 胸に大きな赤い薔薇がデザインされた白シャツを着た彼がステージに立ち、50人程のライブハウスを約150人の超満員にした。
 その日、アンコールの声がいつの間にかバースデーソングに変わった。
「ハッピーバースデー♪ ディア しょうーごー♪」
名前を呼ばれ、彼はまたステージに登場した。


2013年9月 ワンマンライブ「THIS IS ME ~vol.2~」開催

2013年9月 自主制作CD「大事なこと」発売
   1.You Can Shine
   2.足跡
   3.Silence~Interlude~
   4.時を駆けて
   5.Messenger
   6.大事なこと
   7.Dear

2013年11月 韓国にてファンイベント開催
2013年12月 1周年記念クリスマスファンミーティング開催

【2013年12月27日 ブログより】
こんばんは!
今日、クリスマスイベントが無事終了しました!
来て頂いた方々、本当にありがとうございました!
今回のイベントでは、僕が普段なかなか話さない事など、皆さんと沢山お話ができて嬉しかったです。
自分で、一からイベントの構成を考えたので、皆さんに楽しんでもらえるのか不安がありましたが、皆さんが最後に「楽しかったです!」と言って下さって、ほんとに安心しました!
ありがとうございます☆
そして、ちょうど僕が今の音楽活動を始めて1年になるので、皆さんにまず「ありがとう」という気持ちを伝えたかったのですが、伝わったかな?
伝わってるといいな。
イベントでも言いましたが、来年は今年以上に気を引き締めて、音楽活動に取り組みたいと思ってます!
もっといい音楽を届けたいと思ってます♬
来年、新しい事に挑戦するので楽しみにしててね☆
なので来年も何卒よろしくお願いします♬
そして、今年は本当にありがとうございました!!


 彼が音楽活動を始めてからの一年間、月に1~2回対バンライブに出演して人脈を広げていった。出会ったミュージシャン達や熱心なファンの応援に支えられながら、大きな目標に向かって努力して、ついにワンマンライブを成功させた。
 「大事なこと」はライブハウスの時間が止まったかのように皆が静かに聴き入り、彼の熱い想いに胸を打たれていた。
 子役から経験を積んできた俳優の道を自ら絶ち、彼は音楽だけで自分の道を切り開いた。
 11月に韓国で開催されたイベントの質問コーナーで、彼は音楽活動に専念すると話していた。
「今はもう、俳優をやるつもりはありません。」

※阪本奨悟さんのSNSやファンの記録を元に書いています。不都合や間違いがあれば削除・訂正しますので、ご連絡ください。