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フェイクミートの本当の価値は倫理とか宗教とかじゃないのかもしれない

フェイクミート(多くの場合大豆を使ったもの)を食べる、と聞くとどう言った理由を思い浮かべるでしょうか。

菜食主義者なのか?宗教上の理由で肉が食べられないのか?健康のためか?

そのどれも否定する気はありませんが、あまり「自分もそうしよう!」という気にならないです。

でも、この話を聞いた時に「もうちょっと大豆ミート」を取り入れるべきでは?と思いました。

それは畜産が環境破壊に繋がっているということです。
色々な因果関係があるのですが、私がピンときた話があります。

・もともと人間は穀物を食べていた。
・時代の流れとともに穀物でまかなっていたエネルギー(カロリー)を肉で摂るようになった。
・肉1kgを得るには11kgの穀物が必要である。

これ↑です。
詳細には食糧経済学のカロリー単価の上昇の説明です。

もしサッカーコート1面分の穀物で済んでいたカロリーを肉で摂取するようになるとサッカーコート11面分になります。

そして世界人口は増えています。

これがどういうことかお分かりいただけると思います。(畑が足りない→森林伐採→砂漠化→CO2上昇etc..)
え、怖。

といっても栄養学の観点から見た場合、タンパク質である肉の部分を炭水化物である穀物に変えるのはよろしくない。

それを解決するのがフェイクミートと。
大豆ミートならタンパク質を摂取できます。

なるほどこりゃあいい。

大豆ミート自体ももっと普及すれば製造単価は肉より安く提供されるという期待もあります。

11kgのトウモロコシを育て、それを輸送し、1kgの牛肉を育てる(言い方悪くてすみません)より1kgの大豆を育てる方が安く済みますもんね。

かなり未来が明るいフェイクミート市場。

なんか意識高いとか不味そうとか思わず一歩踏み出して行きたいです。

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