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最後の幸せに寄り添えるのは管理栄養士なのか。

先日、NHKで放送された『逆転人生』でホスピスの管理栄養士の方が特集されていたのを見ました。

放送はもう見ることは出来ないですが、7分程度にまとめられた映像がYouTubeに上がっていましたので添付します。

嗜好、健康、お金や労力
この3つのバランスの難しさは管理栄養士を志す人なら誰でも痛感していることと思いますが、それをより考えさせられるお話でした。

どれをどのバランスで保つのか?
このホスピスでは嗜好に大きく配分を振っていました。

ならば通常の入院者は?未病の人は?健康な人は?
色んな境遇がありますが、極論ホスピスと違う点は無いのではないかと。配分をどうするかを変えるだけなんだろうなと。

現実、憂慮すべき点はたくさんありますが、この映像を見て、嗜好に寄り添った食事、すなわち「食べたいものを食べること」がどれだけその人にとって大きな力になるか、というのを再認識しました。

管理栄養士の仕事は、
限られたお金や労力の中で健康を保つこと
ではなく、
限られたお金や労力の中で健康を保つのは当たり前。その上でどれだけ嗜好に歩み寄れるか
なんだろうなと考えるこの頃です。

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