焼きマシュマロを焼こう

こんにちは。
世界食べ歩きの思い出シリーズ・番外編 焼きマシュマロであります。
キャンプおやつの定番・スモアにもなるアメリカ名物みたいなもので、子供にも大人気。

初めて焼きマシュマロらしき存在を知ったのは遥か昔、パソコンにようやくUIなるものが装備され、一般人にも扱えるようになった頃。
当時無料配布されていたおまけのゲームで、主人公?が暖炉で白い何かを焼いていたのでした。
当時はマシュマロを焼くという概念がなかったので、暖炉で焼く何か、としかわからなかったのですが、その後しばらくしてアメリカのボーイスカウト的なイベントで、マシュマロ他を焼く体験があり、焼きマシュマロの存在を認識したのでありました。

アメリカ流?焼きマシュマロの作り方ですが、とっても簡単でワイルドです。
1・木の枝の先にマシュマロを刺す。
2・焚き火の炎の中にマシュマロを突っ込む。
3・すぐにマシュマロを火から出し、火のついたマシュマロを振って消火する。
以上。先輩から聞いた話だ、間違いない。

…え?こんなのでいいのかって?
マシュマロの外側が完全に炭化して苦いですが、即食べれるので、これはこれであり。炭化した部分は剥がせないので(かなりめんどくさい)、即食べたい人、ちょっと苦くても気にしない人、ワイルドな方向け。
これはこれでちょっと面白いので、一度経験してみる価値はあり。多分。

だがしかし。ワイルドな焼きマシュマロをかじりながら思ったのです。
昔ゲームで見た、いい感じの焼き加減のマシュマロが食べたいな、と。

ここからはいい感じの焼き加減のマシュマロの作り方。
1・木の枝の先にマシュマロを刺す。ここまでは一緒。
2・焚き火の炎の上、10cmくらいのところでマシュマロを炙る。風が吹いたり、炎の形状が変わったら位置を修正。
3・ひたすら焼く。
4・きつね色の焼き目が付いたら、マシュマロを回転、他の面も同じように焼く。
5・大体の面に焼き目がつくorマシュマロの中が溶けてずり落ちてくる状態になったら完成。

アメリカンな焼きマシュマロと違い、ひたすら忍耐が問われます。
時間にしておそらく30分くらい。釣りに似てるかも。禅問答とかできそう。悟りは開けなかったけど。
忍耐と集中と遠赤外線の先に、外がかりかり、中がトロトロの焼きマシュマロがあるのであります。
ちなみに。近くに子供(人種問わず。高校生以下含む)がいると、ちょうど焼き上がったところを狙われます。
ベストな焼き加減のマシュマロって、凄くいい香りするもんね!

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