サブリミナル餃子
ぎょうざ食べたい。
実は、わたしの得意料理はぎょうざだ。自分で言うのも何だけど、私のつくるぎょうざはうまい。
まずはキャベツを大量に千切りにする。この根気がうまさを左右する気がする。なるべく細く、そして大量に。スライサーを使うのがいいと思う。千切りをさらにざくざくと切って2センチくらいの長さにしてボウルに入れる。
塩をかけてシナシナにするレシピもあるが、私はしない。そのまま使ったほうがジューシーになるし。
ひき肉をどかん!といれる。ひき肉にごま油と塩コショウとおろしショウガと醤油とオイスターソースをいれる。にんにくを入れないのがポイントである。調味料は目分量だ。量がばっちりきまるとうまくなる。当たり前か。ぎょうざに味をつける段階では味見ができないので難しいのだが、この調味料調整スキルが開花してからぎょうざが得意ですと言えるようになった。
あとはまぜる。粘りが出るまで。徹底的に混ぜる。そして休ませる。
皮で包む。わたしはつつむのも得意だ。なぜだか知らないが、得意なスキルがすべてぎょうざ作りに集結しているのだ。不思議。包んだあとの状態で5個ずつラップに包んで冷凍すると、食べたいときに便利だよ。
やくときはまずは油をしいてぎょうざを並べ底面がきつね色になるまで加熱する。そしたらぎょうざの高さの半分くらいまで水を入れていたフタをする。中火でずっと加熱して、水分がなくなったら出来上がり。
はー、食べたい。明日作ろうか。
ああ、お腹が空いた。スマホのデータフォルダを漁っていろんな写真を見ていただけなのに。
なんでぎょうざのこと考え始めちゃったんだろう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?