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空衣
2017年7月9日 08:18
あっちは素晴らしいのよ。こちらもいい所でね。こんなのはどうだい。 僕はにょきりとついて行った。首を伸ばして、舌をちゅるちゅるさせながら。 一、ニ、三…。 ぎゅっとか、ぶちっとか、窒息すれすれの音がした。律儀にいいとこ取りをした頃、僕は動けなくなっていた。長い体が絡まって、幼稚園生の下手くそなリボン結び状態でさ。 全部丸呑みにしたからだ。大事なものだけ取り込めばよかった
2017年4月19日 21:49
私は虚数ですから、現実で生きる貴方の役には立ちません。逃避したくなったときだけ振り向かれる夢みたいな存在だという自覚はあるのです。数えることも触れることもできません。しかしそれは無限の包容力を有限の貴方に誇っています。虚しくも、誇り高く。 #詩小説