電気は届くよ、どこまでも。(episode00)


こんにちは。

今回からは超伝導について書いていきたいと思います。
超伝導について書く前に、まずは電気が伝わる現象について説明したいと思います。

電気が伝わる現象を説明する時、よく水に例えられます。
水の流れが電流、水の高さが電位(高い位置から低い位置へ流れる時のその高さ)、その高さの差が電圧です。そして電気の流れづらさが抵抗になります。

そしてこれらの値の関係を表すものが、みなさん大好きの「オームの法則」になるます。
(電圧)=(電流)×(抵抗)になります。
ちなみに単位は電圧が[V(ボルト)]、電流が[A(アンペア)]、抵抗が[Ω(Ω)]です。

この式が何を表しているかというと、「抵抗があれば電圧が生じる」というこいことです。
電位の差を電圧というわけですから、抵抗の端と端で電位が違うような状態が生じることになります。
つまり抵抗があれば電位がどんどん下がっていってしまう、ということです。
そして下がった分の電圧は何に変わるかというと熱です。
電球が光っているときに熱くなったり、充電器のアダプターが発熱したりというのは皆さんも体験したことがあると思います。

ここまでが電気が伝わるという現象の概要です。

ここまでの説明を基に次回からは超伝導という現象がどういったものか書いていきたいと思います。

今回も記事を読んでいただきましてありがとうございました。
ご質問、ご指摘等ありましたらコメントしていただけると幸いです。

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