心臓の病気について【3分間チャレンジ⑩・⑪・⑫】

⑩～⑫まで簡単にダイジェスト！！

心筋梗塞についてのおはなしでした。

心筋梗塞は心臓自体を栄養している血管である冠状動脈が閉塞することで心臓の筋肉が死んでしまう病気です。現在では救急車による救急搬送が早くなり心筋梗塞の致死率はあがっていると言われています。

現在の主流の治療は心臓カテーテルで血管内治療が一番多く、次いで冠動脈バイパス術となります。

心臓弁膜症についてのお話でした。

心臓には4つの部屋がありその部屋を隔たてる壁には逆流防止弁がついています。心臓が収縮するたびに血液を次の部屋へ押し出すわけですが、この弁に不具合があると逆流してしまいます。逆流すると血液の流れに渋滞が起こります。例えば渋滞が肺に至れば肺水腫（肺うっ血）となり息が苦しいという心不全の症状が出てきます。心不全の治療は内服による治療です。心臓の機能低下に手術適応がある場合は手術も視野に入ります。

僧帽弁閉鎖不全症についてのお話しでした。

僧帽弁は左の心房と心室の間にある逆流防止弁です。「肺→左心房→左心室→大動脈→全身へ血液が流れる」順番です。この弁の閉鎖が不全になるので心室から心房へ血液の逆流が起きます。そうすると血液の渋滞が起きてきます。房室の前は肺なので肺の血流に渋滞が起こってきます。肺に渋滞が至ると肺の中に水か出てきて肺うっ血状態になり息切れなどが起きてきます。すなわち心不全症状となるわけです。

僧帽弁閉鎖不全症に伴う心不全症状に対しては内服治療となることが多いですが、重症度が進行すると手術適応になります。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
〒251-0052
神奈川県藤沢市藤沢110
TEL/FAX　0466-28-7326
クゴリハ鍼灸院
クゴリハリキューフィジオ
Mail：kugoreha@gmail.com
HP：https://www.kugo-reha.com/
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★