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愛林館メールマガジン「タナダからの手紙」23年7月中旬号



1:7/22(土)に子ども向けの森と棚田の研修


久木野小で田植えをした棚田で、観察をしてみましょう。夏休みの自由研究を早めに片付けませんか?

7/22(土)午前9時~10時半
9時ちょっと前に、久木野小の校庭に集合して下さい。

田んぼの中にも入りたいので、長靴またはドロドロになっても良い靴をご用意下さい。お申し込みは愛林館または水俣市農林水産課(0966-61-1634)まで。

こちらは見学する棚田とは違う愛林館の香り米の棚田。
手前の方は雑草との競争に負けて生育が悪いです。。。

2:7/27(木)棚田の朝活(オンライン研修)

午前7時半からフェイスブックライブで行います。愛林館の棚田(香り米が育っています)から配信します。今度は外からやれる体制を整えました。

平日の朝、皆さん忙しい時間帯でしょうから、音だけでも聞いてみて下さい。フェイスブックの沢畑亨のアカウントで行います。

鹿と猪を防ぐ電気柵は、草が触ると漏電して効き目が弱くなります。
その下の草刈りはまあまあ大変です。

3:香り米を育てる応援をしてもらえませんか?

愛林館の棚田では、香り米が育っています。鹿対策で田植えの日に電気柵を張りました。草が伸びて電線に触ると漏電して効き目が弱くなります。なので、まめに草を刈る必要があります。

また、チェーン除草は行ったものの、田んぼの中にはヒエが結構育っています。これを抜く必要もあります。

この辺の作業を手伝ってはいただけませんか? 実働2時間以上やっていただければ、カレーをご馳走します。

昨年度ひどいヒエを片付けてくれたTさん。
私の発明した「ふゆじ1号」で、棚田に座って作業ができます。

4:棚田キャンパーも募集中

香り米の一角では、畑でキャンプをすることができます。こちらで準備するのは平らな地面とタープ1張り。半径170mの範囲には人家がありませんので、静かなキャンプを楽しめます。肉声であれば、どんな大声でも迷惑にはなりません。

ご希望の方は、愛林館までお知らせ下さい。電柵の外し方など、ちょっと難しい点がありますので。

昨年度最初に訪れた棚田キャンパーMさん。

5:香り米も販売中

そうやって現在育てている香り米ですが、昨年度収穫した香り米はまだあります。昨秋に収穫したお米もだいぶ古くなって、味が少し落ちてきたころですが、香り米「もち万石」を入れると、良い香りと粘り気が加わってすごくおいしいご飯が炊けます。100g(230円)で1kgのお米に混ぜるとちょうどいい量です。

6:今のところ大雨の被害はありません

7/4は県南豪雨から3周年でした。球磨川流域で甚大な被害が出て、隣の芦北町では広い範囲に浸水しました。今年の7/3には県内で雨が降り、益城町では川が氾濫している様子が全国ニュースになっていました。

愛林館や久木野は大丈夫か、というお声も何人かからいただきましたが、幸いにそれほどの降雨はありませんでした。益城町は地震の被害も大きかったところですが、愛林館から100km離れた場所です。熊本県は広いです。

大雨の被害が出ずに、梅雨が明けてほしいものです。

避難所を開設した日の久木野川。被害が出るような雨ではありませんでした。写真の上流が白く霞んで
いますが、川の水で空気が冷えて湯気になったものです。夏の雨上がりには時々見られます。

なお、このメールマガジンは環境省水俣芦北フィールドミュージアム事業の支援を受けております。

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