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愛林館メールマガジン「タナダからの手紙」23年9月下旬号


1:食べる田助手で新米はいかがですか?

周囲の棚田では稲刈りが始まりました。棚田を応援するために、新米を食べませんか? 1口5千円でヒノヒカリの玄米10kgまたは白米9kgをお送りします。送料はご負担下さい。

10kgのヒノヒカリを食べれば、棚田4.9m四方(23.8平方m)を応援したことになります。

送料はこちらで立て替えて、会費と一緒にお支払いいただくと少し割引になります。参加ご希望の方は、まずメールでお知らせ下さい。

一般的な乗用コンバインによる収穫です。

こちらは今では珍しくなった歩行型コンバイによる収穫です。狭い棚田ではまだまだ現役の機械です。

2:棚田キャンパー募集


愛林館の棚田で育っている香り米「もち万石」を猪や鹿から守る手伝いをしてもらえませんか? 

10/17頃に稲を刈る予定ですが、それまで日々実って頭を垂れていく稲穂を猪から守らねばなりません。電柵を張り巡らし、その下の草をまめに刈って(除草剤をしゃーっとまけば楽なんですが、環境負荷を考えて草刈りをしています)いても何回か猪に入られました。それで、入って来たらしいところに網を張って現在は何とか防いでいます。

棚田の一角に人間がいれば、猪や鹿に対してはかなりの圧力になります。昨年も猪には入られましたが、大暴れしなかったのは棚田キャンパーのおかげでした。

今回のキャンプ地は、棚田の一角の乾いた畑です。平らな地面、タープ(イベント出店の時に使います)、机、椅子、まき、焼酎は提供します。その他の必要なものや食料はご用意下さい。トイレは鍬を貸しますので、穴を掘って用を足して下さい。

野生動物は人間を襲いません。わなに脚が引っかかって気が立っている猪に近づけば、牙で怪我をすることになりますが、それ以外の猪も鹿も人間は怖くて近くには来ません。蛇は棚田の石垣に住んでいますが、長靴で歩けば問題ありません。蛇の方から人間を襲うこともありません。

なお、ご希望の場合は沢畑が焼酎のお相手をするという特典もあります。

現在、9/29金、10/6金、7土は先約があります。ご希望の方は御連絡下さい。

昨年の棚田キャンプの様子です(安田晶子さん撮影)


3:9/30(土)午前8時から「棚田の朝活」

愛林館の棚田では、香り米の穂がだいぶ大きくなってきました。のげのある古い品種に特徴的な穂を見てみましょう。

日時:9/30(土)午前8時より
沢畑亨のフェイスブックアカウントで行います。
どうぞご覧下さい。聞いていただくだけでも充分です。

のげの少ない穂を選んで種にするので、だいぶ減ってはきましたが、まだこのようにのげのある穂もあります

4:10/6(金)・10/15(日)森と棚田の研修

愛林館の香り米や寒川の棚田を見に行きます。寒川ではもう稲刈りも終わり、石垣が見やすくなっています。愛林館の棚田は、まだ実った穂が見られます。

市役所または愛林館にお申し込み下さい。歩きやすい服装と靴でおいで下さい。長靴もあればお持ち下さい。どちらも午前9時愛林館集合です。

10/6(金)午後2時開始
10/15(日)午前9時開始

水俣市役所農林水産課:0966-61-1634
愛林館 0966-69-0485

5:大豆が育っています

7/29に種をまいた大豆耕作団の大豆は、花が終わって小さな枝豆になっています。まだサヤの中は太っていないので、枝豆としては食べられませんが。。。

2回目の土寄せをしたかったのですが、花が咲き始めて、その後は雨が降って土が湿っていたりして、なかなか土寄せができません。でも、成育は順調です。

猪が毎日のように周囲を掘っていますが、電気柵が機能して中は荒らされていません。

今後も台風のないことを祈ります。

枝豆にはちょっと早いです

なお、このメールマガジンは環境省水俣芦北フィールドミュージアム事業の支援を受けております。


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