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子どもが生まれてから変化した価値観

【親になったらやりたいことはできないの?】というモヤモヤについて、ゲストと語り合う対談動画です。

第1回は、『コーチング』をやりたいことに据え、子育てとの両立に葛藤しつつも、やりたいことを仕事にされている、元看護師の川添 朋恵(かわぞえ ともえ)さんと語り合いました。

今回はその中編です。主に、「子どもが生まれてから変化した価値観」について、ざっくばらんに語っていただきました。

動画はこちら↓

前回はこちら↓

〜目次〜
1.前編(前回)
 ①育児の大変さ「変数多すぎ」問題
 ②仕事と育児を両立しようとするのは無理?
 ③思い描いた理想の人生
2.中編(本編)
 ①子どもが生まれて人生の戦い方が変わった
 ②コーチングを仕事にしたいと思ったきっかけ
 ③捉え方を変えて自分を穏やかにしてあげる
3.後編(次回)
 ①”育児×やりたいこと“との向き合い方
 ②子どもがいる中でもやりたいことをやるには?
 ③親になったらやりたいことってできないの?と感じている方へ
 ④コーチングサービスについて 

①子どもが生まれて人生の戦い方が変わった

釘丸 涼(以下、くぎまる):僕は、独身の頃と結婚してからとで、人生の戦い方がガラッとゲームチェンジしたと感じているんです。

僕の場合、独身の頃や子どもがいなかった頃って、『資本主義の階段を、いかに早く高く上り詰めるか』とか、『お金稼いで出世する』『24時間働けますか』みたいな、いわゆる『ビジネスマッチョ』な考え方で生きてきたんだけど、子供が生まれてからは、それができなくなったなと。

そのあたりは、女性目線ではどうですか?子供が生まれてからゲームチェンジした感はあります?

川添 朋恵(以下、たても):私もあります。私の場合は、「”鈍感”と”敏感”の出し入れ」ができるようにならないといけなくなったな、と思っています。

仕事は、「いかにいろんなことに気付けるか」ってところで、頭をフル回転させるじゃないですか。だけど育児は、ある程度『見守る』ってことが求められる。そこの切り替えが私には難しかったですね。

たても:ちなみにくぎさんは、どうやって子ども見てます?

くぎまる:意識してるのは、『自分でやらせる』ってことですね。

たても:やっぱり、さっきの『見守る』とかですよね。

くぎまる:そうですね。一見すると高邁な思想に思えるけど、自分でやってくれないと家庭がまわらないので…。「1日でも1秒でも早く自分でできるようになってくれ…!!」と。

「自主自律」っていうとカッコよく聞こえるけど、そうじゃない。「とにかく自分でやってくれ…!!」と笑

たても:溢れまくってますね笑

くぎまる:そのあたりはたてもさんはどうやってるんですか?

たても:私の場合は、『自由』にしてもらってますね。『やりたいことを、どうぞやりたい時間だけやっていいよ』って感じです。

子どもがなにかに集中してる時って、色々言っても伝わらないし、そこに対する労力もしんどいし、お互い嫌になっちゃう。

だから、好きなだけやらせた方が、後々うまくいくって、今は思っています。子どもを支配下に置かない、コントロールしないっていうのかな。

くぎまる:コーチング的にも、子どもを支配下に置かないって良いんですか?

たても:もちろんです。子どもが大人になるまでの思考って、築き上げられていくものなので、そこを何かで制限しちゃうと、「こんな子になってほしいな」みたいな私の気持ちが、閉ざされてしまうということに気づいたので。

くぎまる:制限しない方が、自分も気が楽になりますもんね。

②コーチングを仕事にしたいと思ったきっかけ

くぎまる:おそらく、『子どもを支配下に置かない』といった価値観は、たてもさんがコーチングに出会ったからこそ出てくる言葉なのかなって思ったのですが、

そもそも、コーチングを仕事にしたいって思ったきっかけって、何だったんですか?

たても:育児ですごく疲れていた、仕事で崩れてしまった時、気持ちが元気じゃないと何しても楽しくなかったんですよ。心の状態によって今ある出来事ってすごく変わるなと思っていて。

かといって、コントロールできないじゃないですか。育児だったり、仕事だったり、他者だったりってのは。

だから、『捉え方』という、自分でコントロール可能な部分をいかに変えて、自分の心をご機嫌でいられるかが、一番大事だなと思って、コーチングを仕事にしたいと思ったんです。

くぎまる:結局、子どもにあれこれ言ってモヤモヤしているよりも、自分が幸せでいることで、それが回り回って子どもも幸せになるんじゃないかと思うんです。

たても:そうなんですよね。子どももきっと、多くは求めてない。

親としては、色々なところに可能性があるから、こんな習い事をしてとか、これはこうでとか、思ったりもしがちですけど、子供って、パパとママが本当に穏やかでいてくれたら、きっとそれですごく満たされると思うんですよね。

③捉え方を変えて自分を穏やかにしてあげる

くぎまる:子供に感情的になったときに、その3時間後とか、布団の中で一人で、「やってもうた…」みたいに後悔するときない?

たても:あるある笑

くぎまる:子どもに申し訳ないのはもちろんなんだけど、なにより、「俺はこんなに弱い人間だったのか…」とへこむ。

たても:それこそ『捉え方』によって、自分にかける言葉が変わりますよね。

くぎまる:そうですね。さっきの例だと、子どもに感情的になったときに、逆に自分が今やばい状態なんだなって思うようにしてる。「あ、俺今切れちゃったな」とか、「イライラしちゃったな」って時は、サウナ行ったり温泉行ったり、自分なりのリラックス方法で、心穏やかになるよう努める。

そうすると、同じようなことがその日とか次の日起きても、少し冷静でいられる気がするんです。

たても:「子育ては諦めだよ」とか、夫婦関係でも「期待しないように」とか、いろんな言葉が飛び交う昨今ですけど、『自分のことを穏やかにすることだけは、諦めずにずっと探し続けてほしい』って思いますね。

・・・後編につづく

川添 朋恵(かわぞえ ともえ)さんのコーチングサービスの詳細はこちらから

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