Quizknockの動画~チャットで出題⇒チャットでシャウト!~

【stay home】離れてる人と早押しクイズしたくなったらどうすればいい?【Zoomで早押し】

こちらの動画から今回は【7:08】から始まる「チャットで出題⇒チャットで答える」について解説します。

チャットに表示される問題文は前の記事「Quizknockの動画~チャットで出題⇒「!」で答える~」と変わりありません。
異なるのは答え方。答えがわかったら、直接答えをチャット欄に書いて表示させる形式です。

前の記事で紹介したものを「チャット版早押しクイズ」と表現するならば、こちらは「チャット版マジカルシャウト」であり「シャウト形式」と表現していました。

この「マジカルシャウト」とは1990年から9年間放送された日本テレビ系列の番組「マジカル頭脳パワー」で行われておりました「マジカルシャウト」でのことです。
右脳系やひっかけ問題などが出題されるので、答えがわかったら直接答えを叫び、一番最初に叫んだ方の答えが正解か不正解かを判定する形式でした。
当時、画期的だったのは早押しクイズとは違い押してから考えるということができない。また「えーっと」という考える言葉も、答えの前に言ってしまうと不正解になってしまいます。

「知力体力時の運」をウルトラクイズのキャッチフレーズとするならば「知力タイ力時の運」が2003年から開催していたネットクイズSAKUGEのキャッチフレーズでした。
もちろん「タイ力」とは「タイピング力」の略です。

応用もいろいろとありまして「ひらがな解答でもOK」というのもあれば「漢字解答でなければ不正解」というのもありました。
当時は一般的な漢字変換は対応していたものの、たとえば現在は引退している「しまだしんすけ」さんを漢字で変換しようものなら「島田」はでるものの「伸介」「信介」などが上位候補にでて「紳助」という言葉は中々でてきませんでした。
それも20年近く前の話で、10年前あたりからはATOKなどの精度があがり「こんなものまで一発変換できるの?!」という文字が多くなったことを考えますと2000年代前半だからできた形式だったのかもしれません。

ちなみに、前の記事である「チャット早押し」と今回の「シャウト形式」はいずれもチャットで答えを表示する形式になります。

特に漢字などの制限がない場合は「しまだしんすけ」と答えても構いませんし「shimadashinsuke」と答えたら私の場合は1回は正解にしますが「読みにくいので次からは控えてください」とやんわりお願いしていました。

もし、早押し機の他にシャウトの機械が手に入りやすい世の中だったら。もしかしたらクイズの歴史が少し変わっていたのかもしれません。


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