Quizknockの動画~チャットで出題⇒「!」で答える~

本日はQuizknockで行われていたリモートクイズの「いにしえのクイズ界で行われていた」部分を解説します。

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この動画の中で行われていたクイズをまとめますと

【1.わかったらチャットに「!」と表示する】
【2.答えを先に入力した方が勝ち(以下チャットで答える)】
【3.チャットで出題⇒「!」で答える】
【4.チャットで出題⇒チャットで答える】
【5.ビジュアルクイズ⇒「!」で答える】
【6.ビジュアルクイズ⇒チャットで答える】

こちらの6パターン行われていました。この中でも2000年代に行われていたチャットクイズは【3.チャットで出題⇒「!」で答える】と【4.チャットで出題⇒チャットで答える】の2つになります。

【3.チャットで出題⇒「!」で答える】は、動画の【5:30】から始まるものでチャットに問題を表示して最初に「!」を表示した人が答えるというものです。
動画内でふくらPは1文字から3文字と単語や文節ごとに表示していましたが、2000年代には早押しを意識して問題文をいくつかに分けて出題していました。

例えば「雅楽で最後に演奏した曲に由来する、大相撲の最終日を何というでしょう?」という問題があったとします。
動画内のふくらPでしたら
「雅楽で」「最後に」「演奏した」「曲に」「由来する」「大相撲の」「最終日」「を何というでしょう?」と表示していたと思われます。
では、いにしえのチャットクイズではどのように表示していたか?
「雅楽で最後に演奏した」「曲に由来する」「大相撲の最終日を何というでしょう?」
というようにだいたい3行で表示できるようにしていました。
この区切り方はあくまで一例で他にも
「雅楽で最後に」「演奏した曲に由来する大」「相撲の最終日を何というでしょう?」のように問題文のポイントを意識した切り方もありました。
3行で表示するというのは、あらかじめ問題文をメモ帳に用意してコピー&ペーストの繰り返しで表示になります。


3行を意識して表示した理由として、動画内のふくらPのように少ない文字で表示すると、普段の耳で聞くスピードよりも遅いので、できる限り言葉で出題した問題文に近いものとして3行が近いのではないか。
また、メモ帳からのコピー&ペーストなので細々行うのに手間がかかる。
タイピングで問題文を表示してもいいのですが、タイプミスはもちろん100問近くをタイピングだけで表示する集中力とタイ力(体力&タイピング力)を考えると、少しでも運営を円滑に行うためだった。という理由もあります。

現在、クイズの本やDVDを取り扱っております「クイズ宅配便」さんが2018年に開催した「Q宅オープン2018~復活ノ丼杯~」で司会を務めましたふじどんさんが2000年代にチャットで行っていました「丼杯」でも「問題文は3行で表示できるように心がけている」とおっしゃっておりました。
これを私はひそかに「3行革命」と呼び参考にしていました。

もちろん「現在のアメリカ副大統領は誰?」という問題文のような短文ストレートの場合は3行にわけずに一気に出した方がよいかと思います。
長文であれば5行以上になっても構いません。
よく出題される早押しクイズでであれば3行を意識して作るのがベストだったわけです。

本来ならば、実際のチャットクイズがどのような形で表示されていたか。近日動画にして、様子を上げることができれば思います。

【4.チャットで出題⇒チャットで答える】は次回に


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