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#145 3週間の恋【検証】

【前回までのあらすじ】

2023年8月7日(月)の日記

今登録している2カ所のマッチングアプリで知り合った人と、健全なSNSの友達募集の人、何人かとゆるくやりとりしている今日この頃。今朝は忘れずに、金魚に餌もちゃんとあげた。
この中で実際にデートするまでに行ける人は果たして何人か?ていうかそもそも、猛烈に会いたいと思えるほどの人は1人もいない。そうそうそんな人との出会いはないと思っている。そろそろやめようかな〜。

そして相変わらず私の頭の中には、まだフォトグラファー・カツミ(仮名)がかなり存在している。
え?もう吹っ切れたんじゃないの?
と読者から突っ込まれるかもしれないが、いやいやいやいや、まだ彼と最後のデートをしてたった2週間。そうそう、忘れられないでしょー。
いろいろな複雑な思いが絡み合って、まだ引きずっている😢
彼を超えるくらいにめちゃくちゃ好きになれる人との出会いがあるか、もしくは、それがなければ時間薬しかないだろうなぁー。
惚れっぽくて一途な女の試練だな…

自分がこういう目にあって、ちょっと思い出すのが以前やりとりしていた千葉在住の物流センター勤務の物流くん。彼とはよく、くだらない話で長い時間LINE通話してたなぁー。その時の彼は、片思いしていた女性と5回目のデートから関係がギクシャクして、結局音信不通になり、ふられたかどうかはっきりしない状態でモヤモヤしていたときの心境を私にぐちぐちとこぼしていた。
まさに今の私がそれだ。今なら物流くんのあの時の気持ちが痛いほどよくわかるよ。物流くんは、期待半分、諦め半分で彼女からの連絡を待ちながら、もうだめだなと思った時から感情が怒りに転じていった。恋しさから怒りに変わると、後は吹っ切れるのが早いそうだ。
確かに私も、怒りや腹立たしさの感情がきたあと、またふっとそれが落ち着いて、今は気持ちもだいぶ穏やかになっている。いやぁー、こうしてみると物流くんとちょっと知り合いになったのも、無意味じゃなかったんだなぁ〜。あの頃の彼との会話が、すごく生きてるわ。
そして、カツミと知り合うことになったマッチングアプリを私に教えてくれた図書館司書・アツオ(仮名)も、結果的にそれがいいんだか悪いんだかわからないけど、なんだか運命の糸が絡み合っている感じだ。

カツミとの始まりから終わりまでは、noteのブログに克明に綴ってきたので読み返せばわかるのだが、もう一度冷静な頭で検証してみたい。
ちょっと客観的に…俯瞰して自分を振り返ってみるとこうなる。

7月2日  遊び目的の人が多いアプリに登録(後から知った)
7月3日 私にいいね!をしてくれた中で唯一、カツミのプロフ画像に猛烈に興味を持つ(特に唇)
→マッチング後すぐにLINE交換→この夜、LINEでかなりチャットする
(検証①)→とんとん拍子で、翌日の夕方会う約束をする
7月4日 お寿司屋デート
約束の場所に待っていたカツミが写真の人とあまりにも別人なのでショックを受ける→それでも向かい合って話しているうちに、口元が気になり始める(検証②)
7月4日夜~12日 ブロックと解除を3回繰り返す
7月12日 急にカツミの、鼻に横じわを作ったクシャッとした笑顔を思い出し、無性に会いたくなりLINEを再開(検証③)
7月20日 焼肉ランチデート
この時点でもう、めちゃくちゃ好きになっていた
7月25日 お部屋デート

【検証】
①プロフ画像で一目惚れってほぼほぼないのだが、プロのカメラマンに撮ってもらった白黒の雰囲気のある写真に惹かれてしまった。現在のありのままをとっていたものだったら間違いなく削除していたが、さすがプロが撮影したものは違うわ。
そしてLINEのやりとりが、まだ出会ったばかりなのに軽快なチャットで距離を縮めてくるし、話しやすかったかも。いくら写真が素敵でも会話が弾まなかったら会っていなかったが、下ネタが入っていてもさほど嫌悪感はなく、やはり生来の人懐っこさが出ていたのだと思う。
②とにかくエッチをしたいとぐいぐい押してくるし、下ネタガンガンだったので普通だったらこいつは危険と思って絶対断るのだが。
「ちゃんと付き合いたい」「好きだ」みたいな甘い言葉を信じてしまったのと、過去に付き合ったアラ環女性との話などを聞いて、1人の人と真面目に付き合うタイプの人かなと思い込んでしまった。
それともう一つ、いい年したおじさんが、アプリで知り合った他の人と「会ったらやだぁ〜!」「妬くぅ〜」って、まるで駄々っ子みたいに口をとんがらかして言ってたのが、ちょっとギャップ萌えでかわいかった笑。
③LINEをやりとりしていく中で心が揺れていた時期。ネット検索し、カツミの記事やホームページを見つける。フォトグラファーとしてのキャリアや才能を尊敬し、気持ちのボルテージがさらに上がる。LINEのやりとりにも好感が持て、2回目のデートを前に「好き」が加速していく。

こう考えてみると…完全にやられたな。
彼の遊び人としてのやり口ではなく、人としての魅力に。
私が騙されたというより…惚れてしまうだけの魅力があったのだと思う。会う前から下ネタバンバン出してきて、会ったその日に強引にホテルに誘ってきて、その後からもとにかく早くエッチしたいだの、下ネタ満載のLINEでぐいぐいを押してきて。
誰がどう考えたって、やばいやつでしょ?
外野の人から見たら「この男は遊び人だから絶対やめろ」と口を揃えて言っていたに違いない。
もちろんそれはうすうすはわかっていたんだけど…なんで惹かれてしまったのかというと、やっぱりADHDだからなのかなぁ〜?🤔
同じマザコンで熟女好きのアツオに似て、甘え上手で人なつっこくてチャーミング。アツオの時もそう思ったけど、一言でいうと「人たらし」な男。さらには、性癖と変態がちょっと被っているアキヒコにも似てなんだか懐かしさもあったり…。

結局のところ、私が1人で好きになって、1人で盛り上がって、勝手に片思いして勝手に失恋したってことなのかな😅
なんかよくわかんないけど…カツミに対する今の気持ちは…
ん、やっぱり好きかも😆
もちろん、焼肉デートの頃ののぼせ上がった好きではなくて、なんだかんだあっても憎めない男だなという感じの…好き。女性と本気で向き合うことなく、セフレとして適当に遊んでいても、おそらくそんなに相手から恨まれることのない得な連中だ。ゲスな人たらしめ!
もしどこかでばったり会ったら、軽く膝蹴りか、後ろから膝カックンして、コンチクショー!って気持ちを吐き出してからの、「カツミ〜!好きだよー!!」って言ってハグしたい、、、みたいな笑。
あ、これはもちろん未練とかではなくて、そんな清々しい気持ちということかな〜。

私が若い頃に好きだったハリウッドスターにミッキー・ロークがいる。彼がまだ美しかった時にヒットしたエロい映画「ナインハーフ」というのがあるが、私の場合は9週間半も関係が続かなかったので、さしずめ「スリーウィークス」といったところかな?

喜びもなければ、悲しみもない平穏な7月がよかったのか、片思いしてからの失恋と大きな傷を負った7月がよかったのか、よくわからないけど。少なくとも、2回目と3回目のデートのその時は幸せだった。
ほんとに一瞬の幸せだったけどね。

私がカツミのセフレにもなれなかったのは、痛がるからこいつは使えないと思われたのだと想像するが、もし性欲処理のセフレに昇格していたらどうなっていたかな?
おそらく次にいつ会えるかわからない苦しさや、自分の思うようなデートができないもどかしさで、きっとメンヘラになっていたと思うから、早い時点で「単なる遊び相手」だと気がついて、気持ちの切り替えができてよかったのかもしれないな。

ちなみに私のメル友さんは、セックスの相性を重要視する人なので、初対面でのセックスもありきの人らしいが、私はここは最優先ではないので、多少相性が合わなくてもそれは何とか我慢できる。
趣味とか嗜好とか価値観とか将来設計とか生活スタイルとか、そちらの方が優先度が高いので、エッチに関してはセックスレスでない限りさほど気にならない。アキヒコの変態プレイでも、カツミのマザコンプレイでも、多少痛くても、好きだったら乗り越えられると思ってたんだけどねー。
男性側がエッチが最優先の人だと、やっぱりそれが楽しめなければ存在意義がないから、私は駄目だったんだろうなぁー。

改めて「#136 2年ぶりの彼氏?」のブログを読み返すと、切なすぎてなんだか胸が痛くなるわ〜。まー、人生そんなこともあるよね。

戒めと思い出の意味で、たまに振り返ろー♪

今日は雲が綺麗だったので、たくさん撮ってみた。

家に到着したときには、素晴らしい夕焼けが♪

追記・・・

マッチングアプリをしだしてから、またいろんな人とのやりとりが始まったけど、ここ半年、なんだかんだ出会ってきた人たち、なんとなくみんな(全員ではないけど)愛おしいわ。ASD、ADHD…いろいろいたけど、なんか可愛い笑。特に、マザコンくんたちはね。

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